10億円を超える史上最大プロジェクト。人を育て、店舗を育てる
現在、メッセ吉祥寺店の店長を務める野村。吉祥寺店は、老若男女問わずの幅広い層に人気を誇る立地で史上最大の投資額となるリニューアルプロジェクトを進行中です。
「3年ほど前から歴代4人の店長がリニューアルを担当してきたこのプロジェクトは、合計10億円というメッセ史上最大の投資額に達します。4人目の店長となる私は600台程度から977台の約1.6倍に増台する最終段階を担当しています」
吉祥寺店の店長としての仕事は、組織運営と事業運営の2つの軸があります。野村が最も重視するのは、組織面での人材育成です。
「一番優先順位が高いのは、部下の成長です。吉祥寺店で鍛えられ、次のステップに上がる。そういった登竜門のような組織を作りたいと考えています。
店舗には3層構造があります。店長、シフトリーダー(4人)、コミュニケーションリーダー。私の直下にいるシフトリーダーの4人が、店長候補として育成の対象となります。シフトリーダーには店の運営について常に提案してもらいながら、考え方や視点、何を見るべきか、どのように考えるかといった部分で、目線を合わせながら育成を進めています」
そんな野村にはもう1つの重要な役割があります。2025年1月から兼務している営業企画対競合部門のリーダーとしての仕事です。これは全社の店舗をマーケティングの観点から支援する立場となります。
「メッセ全店の客数のシェアが下がっている店舗に対して、原因の分析と改善提案をすることが基本的な仕事です。
顧客会員さまのデータやいろんな情報を引っ張ってきて分析するだけでなく、実際に店舗に行って直接お客さまの動きを見たり、アルバイトの声を聞いたりすることも。データでは見えない情報も大切にしながら改善策を考えています」
店長としての現場運営、本部でのマーケティング支援という二足のわらじを履く野村。データに現場の感覚を融合させる独自の視点を強みに、一歩先をゆく最適な戦略を生み出しています。
競合に初めて勝てた日。戦略本を読み漁り、実践した経験がキャリアの転機に
新卒1期生として2005年にメッセに入社した野村。会社の理念や社風に触れるうちに考え方が大きく変化していきます。
「メッセという会社で働き、さまざまな経験を積む中で、人格をもっと磨いて、より人から尊敬されるような人間になっていくことの大切さを学びました。本当に人生を楽しむには何が大事なのか、深く考えるようになったんです」
入社後にさまざまな店舗で経験を積んだ野村は、2015年に足利店の店長に昇進します。ここが野村のキャリアにおける大きな転機となりました。
「足利店の近くには強力な競合店があり、客数で大きく負けていました。この状況を打破するために、『孫氏の兵法』などの戦略本から多くを学びました。弱者が強者に立ち向かうための戦略、限られた資源を最適に配分する方法を店舗運営に落とし込んでいったんです。
たとえば競合店との差別化ポイントを明確にしたり、効果的な販促アプローチを考えたり。お客さまのニーズを深く分析して、私たちの強みを活かせる領域に集中投資するという考え方を徹底しました」
本から得た知識を実践に移していく日々。その結果、店舗の数字に変化が現れ始めます。
「実践を続けていくと、実際に数字が変わっていきました。それまで競合に客数で負けていたのが、逆転することができたんです」
この成功は会社からも高く評価され、2017年にはエリア長に昇進します。さらに本部の販売促進課の課長も兼任することになりました。
足利店での経験は、野村のキャリアの軸を形作る重要なものとなりました。実体験を通して身につけた戦略的思考は、現在の営業企画対競合部門でも活かされています。
「足利店で学んだ戦略的思考が、今の仕事の基盤になっています。どんな状況でも戦略的に考え、実行することの重要性に身をもって理解できたことが、その後のキャリアの選択肢を広げてくれました」
部下の成長意欲を応援したい。「退化しない」ために投資し続ける
2021年9月、野村は西荻窪店の店長として新たな挑戦を迎えます。そこには特別なミッションが待っていました。
「西荻窪店には2つの大きなミッションがありました。1つは、店舗の上にサウナとコワーキングスペースという新規事業がオープンするため、新規事業の顧客との回遊性を作っていくこと。
もう1つは、隣駅の吉祥寺にメッセの新店舗がオープンするタイミングで、西荻窪店が吉祥寺店の開店によって顧客を失わないよう維持することでした。西荻窪店は当時まだオープンして約1年であり、吉祥寺店の勢いに影響されず、存在感を守ることが必須の店舗だったんです」
野村のこれまでのキャリアを振り返ると、立ち上げよりもむしろ、ある程度運営していく中で生まれた課題を抱える店舗を任されることが多く、この経験が彼の強みとなっていました。
「運営中の店舗ではさまざまな課題が生じますが、そうした課題を解決する仕事に、私はやりがいと強みを感じています。実際、『この店舗を立て直してほしい』『市場の指標が変わったのでこの店舗を変えてきてほしい』といった形でミッションを持った異動が多かったですね」
このミッションに取り組む中で、あらためて仕事のやりがいについて深く考える野村。現在、最もやりがいを感じているのは2つの分野です。
「1つめは戦略的なアプローチによる事業成長です。自分で分析し、その結果に基づいて変化を加えたことで業績が上がったときは大きな達成感があります。そういうときは、仕事をしていても時間を忘れてしまうほど、数字の変化に夢中になってしまうんです」
もう1つは、組織における部下の成長だと話します。
「部下が成長する姿を見ると非常にうれしい気持ちになります。昨日できなかったことが今日できるようになった瞬間や、教えたことが実践されている場面を見ると深い喜びを感じますね」
野村は成長に対する強い信念を持っています。
「現状維持は退化していくものだと思っているので、人は常に成長していく必要があると考えています。成長したいと思っている人に対してどんどん投資したいですし、成長意欲の高い人と一緒に仕事をしていきたいですね」
「人が好きな人」が集まる場所。20年間働き続ける原動力と次世代への思い
今年で入社して20年目を迎える野村。メッセで働き続ける理由について、明確に答えます。
「メッセで働いている人たちが好きだからです。この会社がパチンコ事業でなくても、この人たちと働けるのであれば続けていきたいと思います。
また、『全従業員の物心両面の幸福を実現』という経営理念にも強く共感しています。社長をはじめ経営陣は従業員の成長や幸せを何よりも大切にしていて、業績だけでなく、一人ひとりの成長や幸福を重視する文化を、心から信頼しています」
この大家族主義的な文化は、メッセの特徴です。
「人にはいろいろ能力の差もあるし、給与がなかなか上がらないケースもあるかもしれませんが、決して人材を切り捨てないというのがメッセなんです。この考え方が実際の職場環境にも反映されているため、社員は安心して働ける環境になっています」
野村は現在、戦略を担う次世代のリーダー育成に取り組んでいます。
「私以上の部下を輩出していきたいですね。とくに、戦略的思考やマーケティングの知識を持ったリーダーを育てることが目標です。自分の持っている知識や経験を次の世代に引き継いでいくことが、とても大切だと考えています」
これからの採用においても、野村が理想とする人財像は明確です。
「1つはやっぱり成長意欲がある人ですね。そして、明るく楽しく前向きに働ける人。今メッセは『明るく、楽しく、前向きに』をモットーとしてやっているので、まさにそういう人に来てほしいです。
それと同時に、自分だけでなく仲間や会社の成長も含めて、常に現状に満足せずに上を向いて貪欲に走っていけるような人を求めています」
最後に、メッセで働く魅力と採用候補者へのメッセージをこう語ります。
「当社の最大の強みは人財だと思います。相手を思いやり、周囲のことを考えて行動できる人材が集まっているので、チームワークが生まれやすい環境があります。
私自身、20年間働き続けてきた理由もそこにあります。成長意欲があり、前向きに挑戦したい方は、ぜひ仲間として加わっていただきたいですね」
入社20年、メッセの理念と人に惹かれて歩んできた野村。経験を活かし現場と戦略をつなぐ存在として、これからも人と事業の成長を支えることにやりがいを見出して歩みを進めていきます。
※ 記載内容は2025年4月時点のものです
その後、野村は2025年5月よりエリア長を拝命しています
