心をつかむページ作りのために。スピード感を持って改善重ねるWeb部門
伊藤 央は2022年1月現在、オークローンマーケティングが運営する「ショップジャパン」の寝具ブランド「トゥルースリーパー」の、掛け布団「ホオンテック」のECサイトページのプランニングを担当しています。
伊藤 「ページ閲覧から購買への移行率を示すコンバージョンレート(CVR)と客単価であるAOVを上げるために、ページの改善や販促キャンペーンの内容・時期などを考える業務を先輩とふたりで担当しています。
CVRをあげるためには、『キャンペーンがどれくらいお得なのか』など、お客様のほしい情報をわかりやすく示すことが重要。またそうした試行錯誤の効果を測定するためにも、一定の期間にページを2つ出してCVR・AOVの数値を分析し、改善を図るためのABテストも大切な業務です」
消費者をひきつける魅力的でわかりやすいページを作るためにまい進する日々。社内の他の部署担当者との連携もカギになります。
伊藤 「ページの公開に間に合わせるために、どの部署といつまでに連携しなければいけないか逆算して動きながら、コミュニケーションを頻繁に取るようにしています。
ページ内で使用する画像一つとっても、理想の形に近いものが早くできあがるためには、他部署との密なコミュニケーションが欠かせません。トゥルースリーパー全体のマーケティングを手掛けるブランド担当者の方から要望を受ける場合もあり、出されたイメージをすぐに構成案に落として『これで合っていますか?』と確認してから進めるようにしています。
一方で、スピードの速さも大切です。ABテストでは、一定期間テストをして結果が出たら分析し、実際にページ反映するかどうかを判断します。いろいろな期限がどんどん迫ってくるので、『いつまでにこれをする』という段取りを逆算して動くことが非常に多い。スケジュール管理の面でも鍛えられていますね」
効果やクリエイティブの精度を上げるためにも、丁寧なコミュニケーションを心がけている伊藤。その根幹には、先輩方からのアドバイスがあるといいます。
伊藤 「先輩方からはよく、『目的を考えて仕事するように』といったアドバイスをいただきます。細かい作業でも『何のためにするのか』だったり、社内資料作成の際でも『誰に発表するためにつくっているのか』を頭に入れて取り組むことで、業務が円滑に進みやすくなり成長できると思います」
生き生きと仕事のやりがい語る社員に魅せられ、1年目から大役をこなす
学生時代もマーケティングを学んでいた伊藤。ゼミでは人気アニメファンによる聖地巡礼の行動をマーケティングの視点を絡めて研究していました。就職活動時にもマーケティングに関われる企業を探していたところ、企業の合同説明会でオークローンマーケティングに出会います。
伊藤 「マーケティングの仕事ができるところも魅力だったんですが、他にも海外の商品を紹介したり、商品開発から販売までを全部自社の中で行ったりしているので、『いろんな業務にチャレンジできるんじゃないか』と思いました」
合同説明会で印象に残ったのは、商品を手に仕事のやりがいを熱弁する社員の表情でした。
伊藤 「『こういう商品をこうやってマーケティングしたんだ』『仕事のこういうところが好きなんだ』とお話しされる姿から、仕事に生きがいを見いだしている様子がひしひしと伝わってきました。
いつも観ていた通販番組の商品がこうやってできたんだ、とわかったことも、とてもおもしろかったんです。加えて、働き方もフレックスで自由な社風を感じた点も入社の決め手になりました」
新卒入社後の最初の配属先は、希望していた、新商品のマーケティングを行うNPL Division Brand Sectionです。
伊藤 「最初は先輩のサポートなどから始まるんだろうなと思っていたんですが、最初から商品の担当を任せてもらえて。海外の様々な商品をいかに日本の生活スタイルに合わせて訴求し売っていくかを夢中で考えていました。
商品の訴求ポイントのまとめ、販売するかどうかをはかるアンケート調査、テレビ通販映像(インフォマーシャル)のテストを経て販売までこぎつけるという一連の流れをすべて担当する部署だったので、目が回るような毎日。1年目で手掛けるとは思ってもいなかった業務範囲でしたが、OJTでついてくれた先輩に細かいところまでサポートしてもらえて、無我夢中で頑張りました」
消費様目線に近いWeb部門で再出発。リニューアル商品ページで実績をあげる
あっという間に駆け抜けた1年目。充実しつつも「力不足を感じた」という伊藤は、より短いスパンで施策を取り組むことができるWeb部門への異動を希望。2年目にはE-Commerce Divisionに配属されました。
伊藤 「前の部署は、年単位での長期的なプランを考えるのですが、E-Commerce Divisionは数カ月後など、短期間でのプラン策定を行います。また、CVR・AOVなどの細かい数字を見ていきますから、その分、短いスパンで効果が把握でき、改善に取り組むことができるので、より場数を踏みながら学ぶことができると思ったんです。
また、E-Commerceは販売チャネルのため、お客様との接点でもあります。よりお客様視点も見えてくるんじゃないかとも思い、チャレンジしたいと思いました」
E-Commerce Divisionではトゥルースリーパーブランドの枕・掛け布団の自社ECサイトページ更新のディレクション業務を担当。手ごたえを感じたのは、枕「トゥルースリーパー セブンスピロー」のリニューアル商品「ウルトラフィット」のページをイチからつくる仕事でした。
伊藤 「ページの構成で一番メインで考えていたのは、リニューアルポイントをお客様にどうやって伝えるかです。ページの構成をいくつか考え、自分の意見を伝えつつ、ブランド担当者ともしっかりとコミュニケーションを取ってページをつくっていきました。結果的にABテストでも新しいページの成績は良く、ブランドの方にも『伊藤さんが担当で良かった』と評価していただくことができました。嬉しかったですね」
結果を出すことができた要因の一つとして、アドバイスなどを通して手厚くサポートしてくれた先輩方の存在を挙げます。
伊藤 「以前の部署のときもそうでしたが、先輩方からは『誰がターゲットか』をまず考えることが大事だといわれました。たとえば、ウルトラフィットのページ公開時は、まだテレビ通販の放送をしていないタイミングなので、リニューアル前のセブンスピローのテレビ通販を観た方がページを閲覧することが予測されます。
そこで、リニューアルされていることがわかるようにイメージしてつくりました。従来の商品は仰向きで寝る状態に対応していたんですが、ウルトラフィットは、横向きで寝る場合でもフィットするようにリニューアルしたポイントをメインに紹介するようにしました」
実績を重ねる一方で、お客様との距離が近い部署ならではの注意点を痛感したエピソードもあります。
伊藤 「ちょうど異動になったばかりのころ、販売するときに使われる商品コードのセットをミスして、お客様にご迷惑をおかけしたことがあります。お客様と近く、直接販売する立場だからこそ、自分の確認不足で会社の信頼を揺るがしてしまいかねないことに気づきました。以降、徹底して確認するようにしています」
成功も、失敗も次の糧に──伊藤は前向きに、日々業務へ取り組んでいます。
挑戦と経験を積み重ね、次のステップへ。高まる向上心と可能性
「思った以上に責任のある仕事を任された」と、入社してからの3年間を振り返る伊藤。仕事をする上で信頼関係を築くのがすごく大事と感じた、と気づきを挙げながら、やりがいを感じる瞬間についてもこのように語ります。
伊藤 「一緒に連携して業務を進めている社内の人たちから感謝されたときは、達成感を感じますね。ABテストもどんどん実施しているのですが、テストが成功してCVRとかAOVの数字が実際に上がる様子を見ると、素直にうれしいです」
現在は、自分から「こういう仕事をやりたい」というよりも、任せていただいた仕事をどんどんこなして力をつけていく時期だと冷静に自己分析します。
伊藤 「任せられた仕事を100%以上の力でできるだけ早く達成することを心掛けています。地道な積み重ねを続けることで、困った時にサポートしてもらえる人間関係も築けますから。それに、周りの方からいただく感謝の気持ちが『より頑張っていきたい』という向上心にもつながっているんです」
もともと1年目に希望して配属されたBrand Sectionで力不足を感じ、「もっと力をつけたい」と思って異動したWeb部門で奮闘する伊藤。「やりたいことはやらせてくれる会社なので、積極的に取り組みたい」と前進を誓いながら、目下の具体的な目標や今後のキャリアを次のように語ります。
伊藤 「今は数字の進捗を毎日見ていているので、『もっとこうしたら良くなるんじゃないか』といったページの改善案を早くひとりで出せるようになりたいですね。中長期的にいうなら、もう1回Brand Sectionに戻って、さらには商品開発にも関わりたい気持ちがあります」
臨機応変に自身に必要な要素を分析して取り入れながら、自分でキャリアアップへの道筋をつけていく伊藤。そんな彼女の姿は、オークローンマーケティングで挑戦しようと意気込む後輩たちの背中を後押しするに違いありません。

