オークローンマーケティングへ入社。重要視するのはダイバーシティ

フィットネスカテゴリー マーケティング責任者 宮田文

宮田は現在フィットネスカテゴリーのマーケティング責任者として、ゆらころん、スレンダートーンなどのフィットネス商品の販売戦略・メッセージ戦略の開発・実行をしています。もともとはスレンダートーンのブランドマネージャーとして2018年に入社した宮田。徐々に責任管掌範囲が広がっていき、2019年11月からフィットネスカテゴリー全体を担当し、メンバーのマネジメントもしています。

当社への入社前は、直近4社で外資企業を経験してきた宮田。これまでの企業とマネジメント方法にある変化がありました。

宮田 「メンバーのマインドセットやモチベーションのあり方の違いを感じることはあります。当社の社員は素直な分、言いすぎると指示として捉えてしまうので、どうやったらやりたいことを引き出せるかを意識しています。

外資企業では部門別採用を行っているところが多いですが、当社は部署の異動がかなり自由に行われていることに驚きました。クリエイティブを担当していた人がブランドに異動することもあります。人それぞれの個性・強みは、最初に配置された部署で発揮されるとは限らないと考え、メンバー自身が最もパフォーマンスを発揮できる仕事はなんなのか、部署の異動も含めて、適材適所を検討することができます。

そのため、いかに自主性を引き出して本人の個性を伸ばしてあげるか、という点が大事になります。とても人に優しい会社だなと感じました」

一方、当社のスピード感をもって事業を推し進めるところや、年齢、役職に関係なく「発言すること」を良しとする企業文化、ダイバーシティを尊重する雰囲気が、今まで勤めてきた企業にも似ていると感じているようです。

宮田 「当社は、ダイレクトマーケティングを中心としたビジネスを展開しています。そのためかなり細かいところまで、さまざまなKPIについて自社で数字を把握しています。日々の細かい提案の一つひとつに対して試算が求められ、ROIに対してとてもシビアです。ダイレクトマーケティングビジネスの厳しさであり、おもしろさですね。

また、当社は日本が本社ですから、ヘッドクォーターやリージョンとの調整が不要で、マネジメント層と現場が活発に議論できることも良いところです。裁量が現場にあるため、戦略、プランの決定が迅速なので、働きやすいですね」

一方で、現在宮田が担当しているフィットネスカテゴリーのマーケティングには難しさも感じているようです。

宮田 「フィットネスのトレンドは変化が激しく、毎年新しい商品を発売し、ヒット商品を出していく必要があります。そのため、1〜2年のサイクルで製品開発から販売戦略、プラン立案を行わなければなりません。

これは、ショップジャパンのフィットネスカテゴリーのおもしろさでもあり、難しさでもあるのですが、これまでの経験や固定願念にとらわれないよう、気をつけています」

コミュニケーションに一貫したキャリア・経験

ジョンソン・エンド・ジョンソン香港オフィスでの1か月間の短期アサインメント。香港チームのメンバーと。

宮田の現在までのキャリアは一貫してコミュニケーションに関わる仕事をしています。

宮田 「1998年に新卒で広告代理店に入社しました。長崎県出身で大学に通うために出てきた大阪で、駅や電車の広告に興味を持ち、“コトバ”に関わる仕事がしたいと思うようになったんです」

その後、フィリップ モリス ジャパンに縁があって転職し、DtoCイベントやプロモーションの企画・実行を担当。マーケティングのキャリア・経験を深めたいという想いから、P&G Japanへの転職をチャレンジしたようです。

宮田 「P&Gでは、メディアチーム、マーケティング ヘアケアチームでの6年を通じて、商品コンセプトの企画から販売戦略まで、マーケティングの一連の流れを学ばせてもらいました。また、広告予算の大きな会社のメディアレビュー・プランニングに携われたのも良い経験です」

その後、ジョンソン・エンド・ジョンソンに転職し、ブランドマネージャーとして、ボディケアやベビーケア製品を担当しました。

宮田 「比較的コンパクトな組織だったため、ブランド担当者が、調査や営業チームとのやりとりも行うことが多く、業務内容は広かったと思います。とても忙しかったですが、それ以上に楽しかったという印象です。また、ジョンソン・エンド・ジョンソンは、クレドーに掲げられているように、社会貢献に対してとても熱心に社員を支援する会社です。社会貢献委員会に加わり、社会活動を積極的にできたところも良かったです」

その後、ダイソンへ転職。「コンシューマー」が中心というマーケティングから「プロダクト」を中心としたマーケティングを経験した後、縁があり2018年にオークローンマーケティングへ入社しました。

宮田 「当社への入社は、ダイソン時代の上司が執行役員として入社しており、声をかけていただいたというのがきっかけです。とても楽しそうに話す元上司の姿を見て興味がわき、“一度、部下の方に会わせてください”とお願いして、社歴の長い社員の方々に会って話をする機会をいただきました。皆さんのフラットな人間関係や会社への誇りと愛情を見て、魅力的な人たちだな、と思ったのが決断できた理由です」

新型コロナの流行により、変化するフィットネスのトレンドと商品ニーズ

宮田がマーケティングを担当しているフィットネス商品。腹筋サポートグッズ「ゆらころん」

宮田が2020年7月現在担当しているフィットネスカテゴリーは、トレンドのサイクルが短いため、マーケティング戦略もスピード感が求められてきました。さらに、新型コロナウイルス感染症流行によって余儀なくされた新しい生活様式が、消費者のニーズ、生活習慣、運動習慣に変化をもたらしています。

宮田 「2月下旬ごろから、多くの企業が在宅勤務に切り替わるのではないかと仮説をたてていました。そうなると、ご自宅で過ごす時間が長くなった分、運動不足だと感じている人が増え、ホームフィットネスのニーズが増えていくのでは、と。

マーケティングとPRで連携し、他社に先駆けて『家トレ』というキーワードを打ち出すことにしたんです。『家トレ』専用ページを立ちあげたり、在宅勤務・運動不足をキーワードにSNSのキャンペーンを立ち上げたり、オンラインイベントを開催したり。そのかいあって、メディアにも取り上げていただけたんです。結果、2019年以上の反響をいただき、売上を積み上げることができました」

従来はダイエット目的でのお買い求めいただくお客様が多かったのですが、「日常生活の中で気軽にフィットネスがしたい」というニーズは着実に増えてきています。そのため、1〜2年というサイクルだけでなく、継続的に提供していけるものだと感じています。

宮田 「ショップジャパンが提供するフィットネス商品は、『家の中で何かやりたい、気軽にはじめたい』という期待に応えていけるような商品ばかりです。『ワクワクを届けたい』というショップジャパン全体のブランドコンセプトに沿ってフィットネスカテゴリーの価値を高めていきたいです」

宮田は、新たなチャレンジとして2020年6月より新商品の企画から導入の役割を担う、NPL(New Product Launch)Div.のリーダー補佐も兼務しています。フィットネスカテゴリーの成長のみならず、今後のブランド成長の要となる新商品企画においても自身のこれまでのスキルを活かしていきたいと言います。

宮田 「これまでコミュニケーション分野を中心にスキルを積みあげてきたため、新商品をつくり、成功の兆しを見つける部分までを担うNPLは、私にとってチャレンジな領域です。

『海外のワクワクするような新しい・楽しい商品をお客様に届ける』というショップジャパンの強みに、私らしく貢献できればと思っています。日本のお客様のお悩み・ニーズを把握し、、製品のカスタマイゼーションを促進していきたいと思っています。この部分は、これまで培ってきたマーケティング経験の強みを活かせると感じています」

スピード感・自由・遊び心。オークローンマーケティングにしかない環境

全国こども食堂支援センター・むすびえ プロジェクトキックオフの様子(サービスグラントHPより引用)

オークローンマーケティングでマーケティング経験を武器にチャレンジし続ける宮田。プライベートでは、社会貢献の活動のため、プロボノワーカーとして以前より活動しています。

宮田 「社会の数ある課題のどれかひとつに対して深く取り組むのではなく、プロジェクトベースでさまざまな社会課題に関われるプロボノという形が私に合っていると感じています。結局は、自分のために社会貢献活動をやっているということが大きいです。

職場以外の人と協業するのは気分転換にもなりますし、関連するプロジェクトを通して未知の世界を知るきっかけが増え、それが自身の幅を広げることにつながっていると感じます。チームは、上司部下ではなくフラットな組織なので、意思決定が難しく、チームの運営はときどき苦労をします。ですが、その経験が仕事に活かせるところもありますね。

オークローンマーケティングは、『お客様にワクワクを届けたい、おもしろいことをしたい』ということを大切にしている会社なので、社員が自分の好きなことに時間を使うことを推奨しています。それがビジネスに還元されると考えているからだと思います。そういう雰囲気のおかげで、ワーク・アンド・ライフバランスは取れていますね」

宮田はオークローンマーケティングの環境についてこう語ります。

宮田 「外資企業から転職しても違和感のあまりないフレキシブルな環境だと思います。出社時間も自由度が高く、長期休暇も取りやすいです。一方で、社員が安心して働ける環境づくりがされており、とても働きやすい会社だと思います。

私自身、NPLへのアサインメントがあったように、社内でジョブローテーションの制度を活用して、できることや関われる領域を広げていくことができる環境があります。ジェネラリストを育てる目的でジョブローテーションを行う会社もあると思いますが、個人の才能を活かす・フィットするところに適材適所で配置するという目的でジョブローテーションするというのが当社の良いところだと感じますね。これからは、これまでのマーケティング経験を活かしてお客様のインサイトをより掘っていきながら、世界中からお客様に喜ばれる商品を届けるというところに寄与していきたいです」

オークローンマーケティングの“スピード感”“自由”“遊び心”のある環境の中で、宮田の新たなチャレンジがスタートしています。