全国規模のサービスの安定稼働を担う業務。「当たり前」を支えるやりがい
現在、大西は決済情報サービス事業部のサービス開発部に所属し、コンビニNWS(ネットワークサービス)維持プロジェクトの担当課長を務めています。
「コンビニNWSは、全国約6万店舗のコンビニエンスストアと接続し、光熱費や通信費などの紙の払込票で支払われた収納情報をリアルタイムで通知するサービスです。2021年にプロジェクトマネージャー(以下、PM)から課長に昇進し、現在は複数のサービス維持を担当しています。
私たちのミッションは、24時間365日サービスを安定稼働させること。他部署と連携しながら、10年後、20年後のサービス存続をめざして取り組んでいます」
全国で活用されるサービスを守る仕事に携わるやりがいを、大西は以下のように語ります。
「全国規模で展開しており、会社としても屋台骨となるサービスなので、その分の責任というプレッシャーはありますが、だからこそ、やりがいある仕事だと感じています。これまで大きな障害を起こすことなく、サービスの継続ができていますが、私たちはそうした『当たり前の日常』を支えているんです」
プロジェクトを統括する立場として、大西は大切にしていることがあります。
「日頃から心がけているのは、メンバーがいきいきと働ける環境づくりです。サービス維持には開発のような明確な区切りがなく、長距離ランナーのような継続力が必要です。そのため、メンバーが疲弊することなく、健康に走り続けられるようにサポートしています。
商用作業は、限られた時間でミスなく実施しなければいけないため、難しい部分もあります。その分、最大限に力を発揮できる環境づくりをするのが、自分自身の重要な役割だと考えています」
入社3年目にサブリーダーに抜擢。努力と経験の積み重ねがキャリアアップにつながる
大学時代は、文学部で社会学を専攻していたという大西。当時からパソコンに興味があったと振り返ります。
「もともと機械に触れることが好きで、パソコンを自分で組み立ててしまうようなタイプでした。IT業界に伸びしろを感じていましたし、手に職をつけたいという想いもあったので、卒業後はNTTインターネットにシステムエンジニアとして入社しました。新人研修ではC言語を学んだのですが、非常におもしろかったですね」
最初の配属先では、予想に反して大西は「COBOL」という言語を任されることに。そこでサーバーやネットワーク構築の魅力に気づいたと言います。
「COBOLは古い言語で自由度が低い印象があったので、最初は『C言語がよかったのに』と思っていましたね(笑)。ただ、実際にサーバーやネットワークを構築してみると楽しくて。工夫すればするほど可用性が高まりますし、『こんな風に構築したい』という思いも実現できるんです。
コストとの兼ね合いを考慮しながら、求められている要件に対して、どれだけベストを尽くせるか。そこが腕の見せ所になるので、どんどんと夢中になっていきました」
そして、入社3年目にサブリーダーを任されることに。若くしてリーダーを任された経験が財産になったと話します。
「今振り返ると頼りのないサブリーダーだったと思うのですが、協力会社のメンバーも数名抱える中でプロジェクトを進めていき、実践の中で毎日学びを得られるような期間でした。
その後に結婚して、子どもも産まれてと公私ともに多忙な時期がやってきたので、若手のうちからリーダーポジションを任され、がっつりと仕事に打ち込めたことが、大切な学びになったと感じています」
そんな大西が産休・育休を取得したのは、入社して7年目になる頃。当時は、まだ珍しい方だったと言います。
「会社全体では2名ほど取得した方がいたのですが、私でまだ3人目くらいのタイミングでしたね。ただ周囲の方は快く受け入れてくださって。『出産、がんばってね』『落ち着いたら戻っておいで』と温かく送り出してもらいました」
ライフイベントを通して身につけた新しい働き方。ロールモデルとして次のステップへ
1年半後に元の部署に復帰した大西。産休・育休取得時に送り出してくれた時の言葉と変わらず、温かく迎え入れてくれたと言います。
「部署としては産休・育休から復帰したメンバーを受け入れるのは初めてだったのですが、しっかりと体制を用意してくださって、すぐに現場に馴染むことができました。
ただ、私自身が時短勤務に慣れるのには時間がかかりましたね。短い時間の中でどう成果を上げるかを考えつつ、急なお迎えで帰らなければいけないこともあるので、自分がいなくても業務が回るにはどうすればいいのかと頭を悩ませました。今までは『自分がやった方が早いし、自分がやればいい』というタイプだったので(笑)。
そこから、人に任せることができるようになったのは大きな変化だと思います。仕事でも家庭でも自分がいない時にどうするべきかの仕組みづくりをして、1人ではできないことも、人に頼ることで回していけるようになったんです」
新たな働き方をつかんだ大西は、育児の変化とともに、時短勤務からフルタイム勤務へと移行。そのタイミングで、現在の部署であるサービスの維持管理を担うようになります。
「サービス面を担当するようになってからは、お客さまである企業の担当者と接する機会が増えました。また、より良いサービスをお客さまに提供するため、いろんな部署とも関わるようになり、一気に世界が広がりましたね」
その後、2021年には課長に昇進。大西は当時の想いをこう振り返ります。
「決済情報サービス事業部の中で、PMから女性管理職に昇進したのは私が初めてでした。初挑戦ということへの不安はありましたが、自分が一歩踏み出すことで、後に続くメンバーの後押しになるかもしれないと思い、引き受けることを決めました。当社の主力サービスを任されるポジションなので、身が引き締まる思いでした」
人が支えてこそサービスは成り立つ。これからも健やかに働ける環境づくりを
NTTインターネットに入社し、ステップアップを重ね、20年以上の月日が経つ大西。穏やかで落ち着いて働ける環境が整っていることが、会社の魅力だと話します。
「結婚、出産、育児、その先の介護や病気なども含め、さまざまなライフイベントに対して、充実した福利厚生だけでなく周囲の理解が当社にはあります。私自身も産休・育休取得を経験しましたが、温かく受け入れてくれる風土があることは非常にありがたかったです。
諦めずに挑戦できたのは本当に周囲のおかげだと思っているので、今度は自分がメンバーをサポートすることで、恩返しができればと思っています」
こうした社風に加え、大西はサービス全体を見渡せる会社の規模感もポイントなのだと語ります。
「大規模なシステム開発では、特定の業務だけを担当することが多く、全体像が見えにくくなりがちです。しかし、当社の規模感であれば全工程を経験することができます。
サービスの在り方を考える上流工程から、システムの構成や稼働状況といった詳細な部分まで把握できるため、仕事への愛着も深まりますし、そこも当社の良さだと思います」
管理職として新たなキャリアを歩み始めた大西。これから注力していくのは「長く健やかに働ける環境づくり」です。
「24時間365日のサービス維持は、人が支えることで成り立つため、働く私たちも安定稼働しなければいけません。社員がいきいきと働いてこそ、サービスを維持できると思うので、ワークライフバランスにもいっそう力を入れていきたいと考えています。
サービスの仕組み上、突発的なトラブルがあると、夜間の緊急対応などが発生する業務ですが、その分しっかりと代休を取得したり、適切なシフト管理を行ったりすることで、メンバー全員が長く健やかに働ける環境づくりをめざしていきます」
サービスの移り変わりが激しい中、大西は「永続性」というテーマを日々考え続けています。時代に取り残されることなく、進化し続けることが長期的な目標です。
「消えていくサービスも多い中、長く利用し続けてもらうためには少しずつ形を変化させる必要があります。すでに当社でも、技術やセキュリティ面で常にアップデートを重ねています。この先の未来を考えた時、自分がいなくなった後も、サービスを長く提供し続けられる仕組みを残していきたいと考えています」
メンバーへの想いと、サービスへの想い。両側面に熱意を持ちながら、取り組みを続ける大西。その前向きな姿勢が、未来へとつながっていくことでしょう。
※ 記載内容は2024年11月時点のものです
