開発環境の整備から新人教育まで。開発プロジェクトの現場
情報システム事業部第二開発部に所属する山本。通信情報の処理システム開発にリーダーとして取り組んでいます。
「私たちが担当しているのは、携帯電話やオフィスの固定電話、フリーダイヤルなどの通信情報を扱うシステムです。発生した通信の情報を集計・加工して後続システムに渡す開発を行っています」
山本は、協力会社のメンバー7名とプロジェクトマネージャー1名、若手社員2名の計10名のチームでリーダーとして開発プロジェクトを進めています。
「以前は複数のプロジェクトを掛け持ちしていましたが、今は1〜3年という長いスパンで1つのプロジェクトに注力しています。基本的には開発案件ですので、お客さまの要望を満たすものを作り上げることがゴールになります。
ただ、要望自体が明確化されていないことや、システムについての認識が異なることもあります。そういった場合も丁寧に擦り合わせながら、あるべき姿を作っていくことも大切な役割です」
開発リーダーとしての業務に加え、開発環境の整備も重要な責務です。
「プログラムを管理するソフトウェアとしてGitLabを使用していますが、開発環境構築や、プロジェクト管理のための環境整備なども行っています。また、作成したプログラムにセキュリティ的なリスクがないか、間違った箇所はないかを解析する静的解析ツールを自動で通す仕組みも整えています」
さらに山本は、新人教育という重要な役割も担っています。
「会社に新入社員を指導するアドバイザーという制度があり、私はその立場を担っています。業務知識の習得だけでなく、社会人としての成長もサポートし、日常業務では伝えづらい内容についても、指導者の立場から積極的にアドバイスを行っています」
3社で築いたITキャリア。NTTインターネット転職後は上司と近い環境で大きく成長
山本は、NTTインターネット入社前に3つの会社で経験を積み、IT技術の基礎を築きます。
「1社目では、FAXサーバーシステムの保守運用として、故障対応や解析業務に携わりました。アプリケーションを使う最前線で、ソフトウェアやハードウェアの基礎知識を身につけることができました。
また、東日本大震災の際には、拠点分散の設計から移行まで経験させていただき、ITに関わる一通りの仕事を経験できました」
2社目では、Java開発のメンバーとして入社をします。
「設計書の作成や実装など、開発の勘所を学ばせていただきました。また主任という立場になり、後輩社員の指導・育成に携わる経験も積むことができました」
3社目では、コンサルタント業務を担当。銀行向け品質保証提案に取り組み、次の契約を確保した段階で、開発に携わりたいという想いからNTTインターネットへ転職します。会社選びでは、業務面や組織の安定性を重視したと言います。
「給与や福利厚生などの条件面が良かったことに加え、面接で対応した部長の印象が決め手となりました。私が携わっていたFAX通信のT30プロトコルについて話が盛り上がるなど、技術に詳しく、ざっくばらんな人柄に魅力を感じたのです」
入社後は、客先での常駐という環境で働くことになります。
「外部への常駐は多く経験しているのですが、これまでは直属の上司と離れた場所で働くことが一般的でした。しかし、今は部長や課長と一緒のビルで働けているので物理的な距離が近く、コミュニケーションが取りやすいです」
また、経験豊富なPM(プロジェクトマネージャー)の存在が、山本の成長を支えていると言います。
「とても仕事のできる人で、どんな質問にも丁寧に応えてもらえることに感謝しています。そんなPMの背中を間近で見て『どういう考えで、どういうアウトプットを出しているのか』を学ぶことができているので、日々さまざまなことを吸収できています」
メンバーからリーダーへ。思考から実装まで一貫して形を作るプログラム開発の醍醐味
システム開発の現場で、山本が印象深く記憶しているのは、外部認証システムとの連携を実現したプロジェクトです。
「Googleアカウントで認証すると他のサイトにもログインできる仕組みがありますが、それと同じような外部認証システムの開発を任されました。相手先のシステムと連携する仕組みを作る必要があったのですが、明確な仕様書が存在せず、どのようにやり取りをするのかを一から調べなければなりませんでした」
この課題に対し、山本は具体的なアプローチ方法を考案します。
「相手とやり取りする際は具体的なサンプルとパターンを作成し、『このパターンでこう返ってくるとこういう動きをする想定なのですが、その認識で合っていますか』というように、一つひとつ確認していきました」
また、効率的に開発を進めるための工夫も実践しました。
「相手からの返答を待つ間も無駄にしないよう、ある程度の想定のもとで仮組みを行い、完全な形でなくても動作確認できるものを使って実験を進めました。わからない部分があっても、理解できている部分から着手して並行して進めることで、作業が停滞しないように心がけました」
こうした経験を重ねる中で、リーダーとしての成長も実感しています。以前の職場では主任として後輩指導の経験はあったものの、現場で実際にメンバーを率いながら仕事をするリーダーの経験は、NTTインターネットに入社してから初めてでした。
「メンバーとして働いていた時は、自分の担当範囲の開発に集中し、設計書通りに作ることを重視していました。しかし、リーダーとして責任を持つ立場になってからは、プロジェクト全体の設計仕様を把握することの重要性を実感し、より広い視野で業務に取り組むようになりました」
また、システムの仕様を決める段階から実装まで、一貫して携われることに山本は大きなやりがいを感じています。
「システムがどう動くべきかを考え、それを自らの開発によって実際のプログラムとして形にしていく。この思考から実装までの一連の流れに関われることがやりがいであり、開発業務の醍醐味だと実感しています」
真摯に向き合う仲間と技術の進化についていく。めざすプロフェッショナルの姿
山本は、これからのキャリアについて明確なビジョンを持っています。
「システムの定石や仕組みを考えていくこと、そして最新の技術や考え方をプロジェクトに取り入れていくような仕事をしていきたいと考えています。立ち位置としては、PMの補佐的な立場で技術寄りの力を伸ばしていく人材をめざしています。
当社には資格取得に対して受験費などを負担してくれる制度があります。IT系の試験などは基本高額なので、そういったものを受けやすいというのはいい環境だと思っていますし、上司含め自分がやりたいことなどを相談しやすい環境です。この場所でもっとキャリアを積んでいきたいですね」
技術面での成長を重視する一方で、仕事をする上で大切にしている価値観があります。
「プロフェッショナルとして誠実であり続けたいと思っています。お金をもらって働いているという意識のもと、プロとしての成果を出していかなければなりません。
そう思うようになった背景に、社会人として働いてきた中で、もっと努力できるのではないかと感じる人に出会ったことがあります。その姿を見ていると、自分は常に全力で仕事に取り組みたいという想いが強くなりました」
NTTインターネットには、誠実に仕事に向き合う社員が多いと感じています。
「真面目で優しい方が多いですね。なので、これから一緒に働く仲間としても、やはり誠実な方と働いていきたいと思います。
そして、IT業界は技術的な面で新しいものが次々と出てくるため、知識や技術が陳腐化しないよう常に学び続ける姿勢を持った方が向いているのではないでしょうか」
一緒に働く相手やお客さま。誰に対しても真摯に向き合い、プロとしての成果を出すことを心がけている山本。技術力と誠実さを両立させながら、さらなる成長をめざしています。
※ 記載内容は2024年12月時点のものです
