業務の垣根を超えて、チームで成果を上げる
事務代行部は5つのグループとグループの下部組織である10のチームで構成されています。担当業務として、持株会、財形貯蓄、職場つみたてNISAといった職域関連の業務に加え、野村ホールディングスや野村證券の本社各部からの業務を主に受託しています。
部長の立場としては、まず第一にみんな健康に働いてほしい。思考の根底に健康経営があります。そして、ファンになってほしいという気持ちで、働いていて楽しいと思ってもらえるよう社員に対してアプローチしています。各人の強みも弱みも活かしていけるよう後押しをするなどど……試行錯誤しながら日々接するよう心がけています。
部署の方針として、「攻めの受託」によりいっそう力を入れていきたいですね。今までは受け身が多かったんです。「こう変わるからこうやって」と言われたものをその通りに従う感じですね。でも長い間、専門的にその業務をやっていると、「そもそもこのやり方より別の方法がいいんじゃないか」という思いが湧いてくるので、段々と委託元に提案していくスタイルへ変わりつつあります。
自分たちの業務が最終的には野村グループ全体の成果につながっていきます。そうした責任感を持って、自分の業務範囲だけではなく、その業務の前後を考えてどうしたら全体がもっと効率的になるのかという提案を今後も発信していきたいと思います。
次を担う世代が安心して活躍できる組織づくりを
いろいろな年次の人や経歴を持った人がいますので、そういった方たちの強みを活かしていけるように「会話」を大切にしています。自分たちが立てた1年間の課題目標に沿って、社員それぞれの取り組みの進捗をヒアリングし、次の作戦を一緒に考えています。チーム単位で動いているので、チームワークを大切にして、会話をしながらコミュニケーションをとり、良い成果につなげていきたいと思っています。
みんながみんな同じ思いや考えを持っているわけではないので、まずは相手の意見を聞くように努めています。仕事の仕方もそうですけど、現在の進め方がすべて正解というわけではありません。より良い進め方がないか、いろんな人の意見を参考にしています。良い意見が出てきたらどんどん採用していくようにしています。
部内の社員が分け隔てなく自由に発言ができ、質の良いコミュニケーションが行われていることが大切ですね。当社は健康経営優良法人認定を受けていることもあり、時には退社時に有志でウォーキングし、普段よりもプライベートな話もします。健康第一を考えながら、関係性を構築できる良い機会です。
それから、部下の成長をサポートする立場としては、さまざまなことにチャレンジしてもらえるような環境づくりにも取り組んでいます。
人にはそれぞれ得意不得意があります。たとえばスタッフさんへのレクチャーが得意な人もいれば、業務フローを改めて設計し直すのが得意な人もいます。得意なことばかりを任せてしまうと、業務内容によって一人ひとりのスキルに差ができてしまいます。そういった意味で、得意を伸ばしながら苦手な部分にもチャレンジしてもらっています。
世代交代の時期が訪れても、次の担い手が安心して仕事に就ける組織にしたいと思っています。私も上司にいろいろなことにチャレンジさせてもらって成長してきた経験があります。チャレンジしながら他の人の挑戦も支援し、互いに高め合うことのできる関係を構築していきたいです。
女性初の拠点責任者として。若手の挑戦の領域をもっと広げたい
今までで一番実績を上げられたと思うのは、2015年に女性初の拠点責任者である「センター長」になったことです。当時、拠点責任者である部長職には男性しか就いたことがなかったので、とてもではないですが自分にはできないと思っていました。自分が部長職に選ばれるとはまったく想定していなかったので、戸惑いもありました。
仕事内容も今までと全然違いました。当社は部署ごとに業務が違います。当時は保険業務や投資信託業務を担当していたので、異動先で「NISA業務をやってください」と言われたときは、「NISAって?」という感じでした(笑)。まずは業務習得からスタートし、加えてセンター長として自分の組織をどうするのか……すべての責任を負うという重圧に眠れない日もありました。
センター長に任命されたときは、とても迷いましたが、「会社がやってみろと言っているのだから、自分のやりたいようにやったらいいよ」と、当時の上司が背中を押してくれたのも手伝ってチャレンジしてみようと前に進み始めました。
そしてなによりも、後輩たちがチャレンジできる領域をもっと広げたいという思いが強かったのもあり、断るという選択肢はなかったですね。「草が生い茂ったところでは後輩たちは誰も歩かないだろう、でもちょっと道ができていたら歩いてくれるかな」と思って、思い切って一歩踏み出してみようと思いました。
センター長になった当時はNISA制度が開始されたばかりで、とても業務量が多かったのですが、2年ぐらい経過するとだんだん落ち着いていきました。一方、相続の業務量は増加傾向にあり、厚木支店で担っていた相続業務をNISA事務センターに拡大する取り組みが始まりました。そして、店舗名称も、NISA事務センターから横浜馬車道支店に変更になり、センター長から支店長になりました。
これまで異動や役割が変化することで苦労もありましたが、なんとか乗り越えることができました。やっていることは違っても、調べる術もあるし、相談できる人や気にかけてくれる人もいました。そういう仲間がいたからこそ、乗り越えられたんだと思います。これまでの経験で学んだ、どんな困難があっても「なんとかなる」という精神は今でも活きています。
困難はみんなで乗り越える。一人ひとりの成功を後押しする組織文化
「挑戦」「協働」「誠実」というグループの価値観について、当社は「誠実」というスコアがダントツで高いと思います。ここぞというときは本当に率先して協力して助けてくれるし、何よりも人柄が良いと思います。
先ほどの話に戻りますが自分がセンター長だったころのことです。相続業務が来るまでは2フロアある内の1フロアが常に空いていた状態でした。ちょうどそのタイミングでマイナンバー制度が始まり、マイナンバー関連の書類が郵便で1日何千件も届いていたんです。
全店を挙げて応援体制を構築するためにいろんな支店から社員が集まって、派遣スタッフさんも新規で20人以上を採用して、特別プロジェクトとして取り組みました。その時は苦しみながらもみんなで頑張りました!
業務が爆発的に増えた際は普段の部署だけではもちません。イベントに応じて人を採用して専門部隊を構築したり、改善策を提案・実行して効率化を図ったり、知恵を出し合って繁忙期を乗り切るというのも、当社ならではの特徴かなと思いますね。
当社の働きやすさのひとつに、部下に、成果を出させたい、達成させたいと思う上司が多い気がします。部下の話に耳を傾けてくれたり、「こういうのやったらかっこいいと思うんだよね」と、手を差し伸べてくれたりする上司が多いと感じます。
それからとても真面目。この真面目さがきっちりとした事務処理が行えている秘訣ですね。事務処理サービスの会社としてはこのくらい真面目な方がいいんじゃないかなって。後は時代の変化に合わせて活発な変化が出せるといいかなと思うので、人柄をベースに、この世の中の変化に沿って柔軟に泳いでいけるような人にみんなで成長していけるといいですね。
※ 記載内容は2023年8月時点のものです。
