小さな支店が育む大きな夢。仲間と共に歩む地域貢献の第一歩
大学では発展途上国の貧困や政治・経済について学んだ松本。武蔵野銀行を選んだのは、地域に貢献したいという想いがあったからでした。
松本:銀行では、営業や融資などの業務を通じてさまざまな企業の経営者の方々と接することができます。お客様とのやり取りから幅広い考え方を学びたいと思っていました。
中でも武蔵野銀行に決めたのは、「地域共存」や「顧客尊重」を掲げる経営理念に強く共感したからです。大学時代を過ごした埼玉に親しみやすさを感じ、地域に根ざした仕事がしたいと考えていたので、お客様と近い距離で働ける環境はとても魅力的でした。
入行後、松本が配属されたのは幸手支店。上司の立場でその成長を見守る小田は、職場の雰囲気についてこう語ります。
小田:幸手支店には、松本さんや私が所属する営業課のほかに、融資課や窓口課があります。支店長も次長も物腰のやわらかい方で、20名ほどの小さな支店ということもあり、和気あいあいとした雰囲気が特徴です。
支店の温かい風土に支えられながら、新しい環境に少しずつ慣れてきたと話す松本。そんな彼女の活躍をそばで見届けてきた小田も、支店のチームワークの良さをあらためて実感していると言います。
松本:私は人見知りするところがあるので、当時は年齢が離れた方が周りに多いこともあって、ずっと緊張していました。でも、わからないことがあれば何でも聞くタイプなので、頼れる先輩が多い環境はとても居心地が良かったのを覚えています。
小田:当行では、1年目は店舗で窓口課と融資課をローテーションして、2年目に営業課に進むというのが一般的な流れです。入行時は直属の部下ではありませんでしたが、遠目で見ていても緊張しているのが伝わってきました。最近では肩の力が抜けて、松本さんらしさをしっかり発揮できているように思います
窓口から融資、そして営業へ。新しい挑戦で広がる視野、支え合いが育む成長
本店での研修を終え、窓口課に配属された松本。周囲に支えられながら銀行員としての基礎を学んできました。
松本:最初の半年間は、振込・預金などの窓口業務、保険や投資信託を提案するFA業務を担当しました。
窓口業務は小口取引が中心ですが、学生時代にアルバイトで経験した飲食店のレジ打ちとは、扱う金額が桁違いです。実行ボタンを押すたびに勇気が必要でしたし、伝票を丁寧に扱うといった銀行ならではのルールや習慣に慣れるのにも時間がかかりました。
自分で判断してミスをしてしまうと、自分や支店だけでなく、お客様にも迷惑をかけてしまいます。わからないことは積極的に聞いて確認するよう心がけました。さいわい、支店にいるのは質問すれば親切に教えてくださる方ばかりです。最初の壁を乗り越えられたのは、皆さんの助けがあったからだと思っています。
その後、松本は融資課へ。個人ローンや事業性融資などの事務処理を通じて、業務の幅を広げてきました。
松本:融資課の業務は、窓口課とはまったく違います。窓口課では入出金や振込など、比較的短時間で完了する作業が多いのですが、融資課では業務の期日から逆算して時間管理しなくてはなりません。
優先順位をつけて業務に取り組んだり、仕事を頼まれた時は必ず「いつまでにやればいいですか?」と確認したりするよう意識しました。タスク管理や期限を意識した行動が身についたことは、大きな成長につながったと感じています。
事務作業を通じて営業課のメンバーの活躍を目にしてきた松本。当時の営業に対する印象をこう振り返ります。
松本:窓口業務でもお客様に簡単な提案をすることがありますが、営業課の仕事では、より深い提案や、相手に響くような話し方が求められます。毎日外回りに出ている皆さんの姿を見て、「大変そうだな」と思いながらも、自分もそんなスキルを身につけたいと思っていました。
一方、営業課のトップとして松本を迎えた小田。初めて営業課の業務に挑む若手行員らの成長を、チーム全体でサポートしてきました。
小田:営業課には定量的な目標がありますし、ゆくゆくは単独でお客様対応をしなくてはなりません。新人には相当なプレッシャーがかかるので、まずは肩の力を抜いてもらうことが大切だと考えています。
そのためにまず伝えているのは、「営業はとてもシンプルなものだ」ということです。「知識や経験がなくても、自分らしくお客様と向き合い、懸命に取り組めば成果は自然についてくる」と教えています。
私自身も新人のころ、銀行に堅苦しいイメージがあり、窮屈さを感じていました。ところが、営業課に移ってからは、お客様と話す楽しさや、チームで成果をつくり上げる達成感を知り、「銀行ってこんなに楽しい職場なんだ」と思えるようになったんです。営業課に来た若手たちにも、早くそう感じてもらいたいと思っています。
松本:私は新しい環境に馴染むのが得意ではないので、小田さんをはじめ、先輩たちが積極的に話しかけてくださったことが本当に助けになりました。時にはプライベートのことも話題になるなど、「自分に興味を持ってくれているんだな」と感じられる環境がすごくうれしかったです。
初めての単独訪問で掴んだ自信。喜びを分かち合い、さらなる成長の力に
現在、営業課でリテール業務を担当する松本。顧客の立場に立ち、一人ひとりに適した金融商品やサービスを提案しています。
松本:年齢や家族構成、現在のライフステージやお金にまつわる不安をおうかがいした上で、お客様に合った資産形成のプランや相続対策の商品などを提案しています。
最初から心を開いてくださる方は多くありません。お客様が抱える問題を的確に捉えるヒアリング能力を磨くのはもちろん、何度も足を運び、少しずつ距離を縮めていくことを大切にしています。
営業課に配属されてまだ1年目ながら、顧客と接する醍醐味を実感する場面も増えてきました。
松本:お客様との距離を縮めることに難しさを感じていますが、何度も話しているうちに、「この前旅行に行ったんだよ」といったプライベートな話題をお客様からしていただけることがあります。そんな時は、信頼していただけたと感じて本当にうれしいですね。
また、提案が響いた時は大きなやりがいを感じます。営業のおもしろさを実感する瞬間です。
そんな松本の新しい挑戦を間近で支える小田。営業課のリーダーとして、若手行員が自ら考え、行動できるような環境づくりを心がけてきました。
小田:「こういう時に一歩踏み込んで、お客様にこんなふうに話してみなよ」という具合に、自分の経験に基づいた具体的なアドバイスをするようにしています。営業のアプローチは人それぞれですが、まずはお客様の話をお聞きして、それをもとに商品やサービスの提案につなげるのが基本です。
最終的なゴールをいつも念頭に置きながら試行錯誤を重ね、営業力を身につけてほしいと思っています。
松本:いまも毎日が学びの連続です。お客様に電話をかける時のオープニングからクロージングに至るプロセスや、訪問するタイミング、話し方など、教えていただいたことや見せていただいたことが、すべて自分の引き出しになっていると感じます。
松本にとって、いまでも忘れられない出来事があります。初めて単独で契約をまとめた時のことです。
松本:営業課に配属されて数カ月目、初めて1人で訪問したお客様が私の提案を受け入れてくださったんです。契約をいただけたこともうれしかったですが、出先から契約を報告すると、小田さんをはじめチームの皆さんがすごく喜んでくれたことがとくに印象に残っています。
小田:あの時は、いつもより帰り時間が遅かったので「契約をいただけました。これから帰ります」と連絡をもらった時、ほっとしたのを覚えています。初めての単独訪問で契約につながるのは本当に喜ばしいこと。チーム全員が帰りを待ちわびていましたよ。
成功体験を機に自信が芽生えた松本。それがさらなる成長の原動力となっています。
小田:緊張が解けて自分の持ち味を発揮できるようになったと思います。知識やスキルもさることながら、本来の積極的なパーソナリティが表に出てきているところに成長を感じます。
松本:そうかもしれません。でも、本来は人見知りの私が自分らしく振る舞えているのは、営業課のメンバーが積極的に話しかけてくれたり、いろいろな訪問先に連れていってくれたりしているからです。周囲に支えられていまの自分があると実感しています。
地域に根ざし、未来を築く。チームワークと働きやすさが育む、地域金融のこれから
窓口、融資、営業とさまざまな業務を経験してきた松本と、その成長を見守ってきた小田。武蔵野銀行で働く魅力についてそれぞれこう述べます。
松本:個人のお客様であれば、振込や預金だけでなく、相続、遺言、介護への備えなどの相談まで。法人のお客様であれば、日々の運転資金から長期的な事業計画に関わる提案まで。小さいことから大きいことまで幅広く関われるのは、銀行で働くからこその魅力だと思っています。
そして何より、私が業務に集中できるのは、働きやすい環境が整っているからです。それが武蔵野銀行で働く最大の魅力だと感じています。
小田:銀行の仕事は、皆で力を合わせて成果をつくるチームワークで成り立っています。メンバーが一丸となり、大きな目標を達成した時の喜びや達成感は格別です。
また、お客様が将来のことを相談してくださるのは、地域に根ざした活動を通じて信頼関係を築いてきたからこそ。お客様に最適な提案を行い、喜んでいただけた時は、「ここで働いていて良かった」と心から思います。
そんな小田と松本が新しい仲間に求める資質とは。
小田:周囲に目配りできる方でしょうか。お客様だけでなく、チームのメンバーにも興味を持ち、協力しながら仕事に取り組める方が当行には向いていると思います。
松本:銀行の業務は多岐にわたります。さまざまな状況に柔軟に対応しながら、一緒に成長していける方と働きたいですね。
地域の経済と社会に貢献し続けるために。ふたりの挑戦は、これから本番を迎えます。
松本:まずは、1人でできることを増やすのが直近の目標です。営業課や支店全体のために何ができるかを常に考えながら、身につけた知識や経験を周囲に還元していけるような存在になれたらと考えています。
小田:私が銀行の一員として、またリーダーとしてめざすのは、誰もが働きやすい環境づくりです。そして、松本さんのように「お客様本位」の営業を育てることが私の使命だと思っています。
※ 記載内容は2025年3月時点のものです
