チームで挑む大企業変革。「日本企業の稼ぐ力」を引き出すコンサルタントたちの流儀
津田と杉浦が所属するストラテジーコンサルティング部大企業戦略共創チームは、35人ほどのメンバーで構成されています。
津田:私たちの部署では、民間企業のお客さまをご支援しています。中でも私たちが所属する大企業戦略共創チームのSX/DX戦略共創ラインでは、サステナビリティやデジタルなど近年社会的関心が高いテーマを中心に扱っています。
たとえば、自動車業界においても、電気自動車(EV)や自動運転の登場により、事業を進めていく上でこれまでと異なる知見が求められています。そこに私たちが加わり、専門的な知見を踏まえて事業戦略に関わっていきます。
その中で私はマネージャーとしてお客さまに営業提案を行いながら、日々のコンサルティングやメンバーの育成、他部署との連携を行っています。
杉浦:部長からよく発信されているのは、『日本企業の「稼ぐ力」の最大化を通じ、日本経済の構造的課題を解決する』というミッションです。そこに貢献するために私たちコンサルタントは腕を磨き続け、磨いた知見を武器にして、事業の創造&成長に伴走するプロフェッショナルとして支援を行っています。
私はシニアコンサルタントとして、津田同様お客さまへの営業提案を中心に行っています。津田と同じプロジェクトに参画することも多々あります。
日頃から共に仕事をすることの多い2人。互いに認め合う様子は、それぞれの言葉からも伝わってきます。
津田:杉浦のすごいところは、どんな仕事も自分ごととして「やり切ってくれる」点ですね。私自身、子ども2人を育てながら働いているため、杉浦には業務上フォローしてもらうことが多いです。私が前面に立てないときも、関係者との調整から資料準備まで、杉浦が中心となってテキパキ仕事を進めてくれるので、とても信頼しています。
加えて常に学ぼうとする姿勢が強みだと思います。コンサルタントは非常に忙しい仕事ですが、そんな中でも時間を捻出して会社の研修制度を活用するなど、貪欲に知見を得ようとしている姿が印象的です。そういう機会に習得した知見を、普段のコンサルティングにもうまく還元しているように感じます。
杉浦:津田のすごいところは、まず複数案件を高いクオリティで成し遂げているところです。家庭もあってお子さんもいる中でこれだけ仕事にコミットできているところは、時間の使い方も含めて尊敬します。
また、津田は学生時代から気候変動などのテーマについて学んでおり、専門知識が豊富な点にいつも助けられています。後述しますが、私は今自分の専門分野とはかけ離れた分野で働いているので、津田から学ぶことも多いです。
最後に、お客さまとの距離の縮め方や資料の作り方が非常に上手だと感じています。部署内でも津田の資料は好評で、私も上司から「津田の作り方を真似てみろ」と言われたことがあり、いつも参考にしています。
官民両方を知ることで、もっと深く提言できる。「越境」が生んだ2人の成長と気づき
2人は共に異なる専門分野を大学・大学院で学び、入社直後は官公庁業務にあたっていました。官公庁から民間企業へお客さまが変化した経緯を語ります。
津田:学生時代、気候変動やエネルギーについて学び、それらの問題を解決したいという思いで2018年に入社しました。初めの3年間は環境省の気候変動関連の政策調査やモデル分析を担当し、専門性を磨きました。一方で環境問題を解決するには企業戦略や産業も理解する必要があると感じており、そこにも関わってみたいと思っていました。
そこで若手の自主企画枠であるチャレンジ投資を活用して、官公庁の政策知見を民間企業コンサルティングに活かすプロジェクトを立ち上げたんです。その検討結果をお披露目するウェビナーを開催したところ、500人ほどのお客さまが参加してくださいました。その成功が評価され、民間企業をお客さまとする部署に異動になりました。かなり驚きましたが、もともと官民両方やってみたい気持ちもあったので、このチャンスを生かしたいと思いました。
杉浦:私は学生時代、医学やリハビリテーションについて学んできたので、それを活かせるよう社会政策コンサルティング部(現ソーシャルイノベーションコンサルティング部)を志願して2021年に入社しました。入社から3年間は厚生労働省や地方自治体向けの調査研究を担当し、もともとの専門性を活かして仕事をしていました。
しかし、入社3年目の秋に上司から突然「民間企業向けの仕事にも挑戦しましょう」と言われ、今の部署に異動することに。業務内容も専門性も転職したのと同じくらい大きく変わり、初めは戸惑いがありました。しかし、津田を含めた先輩方にひたすら質問したり、社内制度を使ってMBAコースの授業を受けたりする中で、少しずつお客さまへの価値提供ができるようになってきました。
官公庁、民間企業の両方と関わる中で、両者のキャリア観にも変化が生まれたと言います。
杉浦:病院ではなくシンクタンクを選んだ当時の思いや時代に応じた新しい選択肢を生み出したいという気持ち、入社時から目標にしている先輩達のようにお客さまから選んでいただける存在になるという考えは変わっていません。
そこに加えて、官公庁と民間企業の両方に戦略的に提言できるようになる、という別の目標が加わりました。官民双方にとって最良のあり方を考え、提言し、実行まで伴走できる、日本企業・日本国土の競争力強化に貢献できるコンサルタントになりたいと思っています。
津田:官公庁と民間企業の両方について知ったことで、官の知見だけだと触れられなかった企業のお悩みや社会課題にもチャレンジできるようになりました。
また民間企業をお客さまとしているうちに、〈みずほ〉の銀行機能との連携も強化されていきました。銀行の方が政策を動かそうとする姿を見る中で、コンサルタントの道を究めつつ、〈みずほ〉として政策提言するイメージも具体的になっていきました。
多様な部門が手を取り合うからこそできる支援がある。〈みずほ〉ならではのやりがい
官公庁から民間へ、あるいは専門コンサルタントから戦略コンサルタントへ。これらの越境は、2人に大きな変化をもたらしました。
杉浦:もともとやっていた調査研究事業は、国が政策を作るために必要な情報を整理する仕事で、漏れなく網羅すること、論理的かつ正確に情報をまとめることが求められていました。それが民間企業向けになると、上記に加えて「誰に・何を・どれだけ伝えるか」といった、意思決定をするための情報をいかにわかりやすく提供するかも重視するようになりました。役割の変化に伴い、思考の軸も変わったと感じます。
津田:私は民間企業向けの部署を2つ経験したのですが、1つめの部署では比較的業務に「型」があって、それをしっかり勉強することで順応できたんです。
一方、戦略コンサルティングには共通の「型」がなく、苦労しました。お客さまの状況や悩みは千差万別なため、ニーズ次第でアプローチが変わります。何か特定のものを勉強すればよいわけではなく、全方位にアンテナを張って学びながらお客さまの課題に合わせて「勝ち筋」や「解決策」を見出さなければなりません。先輩方に指導を仰ぎながら少しずつ理解していきました。
また、他部署との連携も強まったと語ります。
杉浦:入社当初は部署内で完結する仕事がほとんどでしたが、異動してからは関わる業種も幅広いので、〈みずほ〉内のさまざまな部署と連携しながら進めることが大前提となりました。社内ネットワークを作り上げるまでは苦労しましたが、今ではこの大きな組織をうまく活用して仕事ができることに手応えを感じています。
実際の案件でもお客さまの外部環境分析を行った際に、8部署と連携して業務を進めたことが思い出深いです。各専門部署に専門知見を募り、私たちがその情報を踏まえて、お客さまの方針と照らし合わせてまとめ上げる役割を果たしました。
津田:官公庁業務だけやっていた頃は、「民間企業の勝ち筋を探す」など想像できませんでした。しかし官民両方の経験を積み、銀行出身の方や歴戦の民間コンサルタントから学ぶ中で、幅広い専門知見をどう組み合わせれば勝ち筋につながるのか考えられるようになりました。
専門コンサルタントは特定のテーマについて深い知見を持っていますが、別の領域に関しては私たち戦略コンサルタントや〈みずほ〉内の他の部署の方が詳しいことも多々あります。銀行・信託・証券を含めたさまざまな部署が手を取り合って進むからこそできる支援があり、そこにやりがいを感じています。
前職の経験も、専門外の挑戦もすべて活きる。〈みずほ〉だから拓けるキャリアの可能性
異動によって積極的に専門性を広げてきた2人に、今後の展望を聞きました。
杉浦:「近道」と「寄り道」の両方を大切にしたいです。近道とは、自分が長らく専門としてきた医療・ヘルスケア分野のことです。正直この分野から離れる際は葛藤がありました。だからこそ、これからも自分の軸の1つとしてこれらの知見や経験を増やしていきたいです。
一方で私の最終的な目標は日本という国・日本企業の競争力を強化していくこと。そのため、医療・ヘルスケアに限らず意図的な寄り道をしていく中で、多くの人と出会い、今までにやったことのないことにも挑戦しながら、キャリアを積んでいきたいと思います。複数の軸を持ちつつ、いろいろなことをおもしろがれる仕事ができたらと思っています。
目標達成のためにも、まずはお客さまに「杉浦さんだからこの仕事を任せたい」と言っていただけるような存在になっていきたいですね。
津田:短期的にはもう少し専門性を磨きたいですね。自分の専門である環境エネルギー分野についてもまだまだ足りていないと感じていますし、戦略コンサルタントとしての専門性も磨いていきたいです。またお客さま側の経験もしてみたいので、事業開発系の仕事や事業会社への出向も経験してみたいと考えています。
中期的には〈みずほ〉にある多様なリソースを活用しながら、サステナブルで実現可能な方法を用いて日本の競争力に貢献したいです。今の日本には社会問題が多数あります。〈みずほ〉の信頼できる仲間たちと協力し、その解決をリードしたいと思っています。
最後に採用候補者へのメッセージを語ります。
杉浦:新卒の方も中途の方も同じで、特定の分野に詳しいのは大きな強みですが、それだけでは成し遂げられないこともあります。当社では部署横断の協業・異動も含めて幅広い経験ができるほか、先輩からの温かいフォローやさまざま研修制度を活用して、意欲さえあれば大きな成長ができます。
そのため自分がどんなコンサルタントになりたいか、漠然とでも未来図を描きながら前に進める方であれば活躍できると確信しています。ぜひ〈みずほ〉の壮大なリソースを活用して大きな仕事を成し遂げていってください。
津田:日本にはたくさんのコンサルティング会社がありますが、中でも当社の強みは〈みずほ〉の機能を生かして、日本の最前線で幅広い経験ができることです。新卒の方であれば、自身のキャリアビジョンに合わせて途中で軌道修正することもできますし、中途の方であれば前職の経験も活かしながら、さまざまな現場で新しいことに挑戦できることが当社の大きな魅力になっていると思います。
今の時代、生成AIの台頭などもあり、コンサルティング会社の価値が問われています。しかし実際に業務をしていると、膨大なお客さま基盤を持つ〈みずほ〉だからこそ触れられる、生きた一次情報にこそ戦略の肝があると感じます。それぞれのお客さまに合ったご支援をしながら自らも成長できると思っています。
※ 記載内容は2026年5月時点のものです
