「一人ひとりの可能性を活かす」──今につながる意識が芽生えた学生時代
「人には必ずいいところがある。みんなの可能性を信じて、クラスとして良いものをつくっていこう」。これは、中学生のときの担任に言われた言葉で、とても印象に残っているんですよね。
小中学校のときは、クラスで学級委員を務めることが多く、全体を引っ張っていく立場にいることが多かったです。それからずっと、「一人ひとりの可能性を信じてみんなで楽しむ」ということを意識してきました。
とくに体育祭と定期テストの勉強会が印象に残っています。体育祭では勝ちを目指しながらも、スポーツが苦手な人もそうでない人も、力を合わせて体育祭を「つくり上げる」ということを実現しました。
定期テストの勉強会は、もともと先生からの呼びかけで始めることになったのですが、みんなが勉強を楽しめるように、自分で問題を作成するなどしていましたね。結果としてクラスメイトから感謝されたり効果を実感できたりして、嬉しい、やって良かったという気持ちが湧いてきました。
日常から組織づくりを意識していたので、大きな行事やイベントよりも日常の方が記憶に残っている気がします。振り返ってみると、チームを引っ張ることやみんなでひとつのものをつくり上げるということは、今の仕事にもつながっているのかもしれませんね。
高校時代にも学級委員はやっていましたが、学級委員としてクラスをまとめるというよりは、サッカー部での活動の方がメインになっていました。高校には人当たりのいい人が多くて、クラスでとくに大きな問題が起こったりするわけでもなかったので(笑)。
でも、“いい人”と言っても多様性があるな、と気付けたのはこのころです。小中学校とは違って、いろんな場所からいろんな人が集まってきているわけですから、過去の経験や住んでいる場所などバックグラウンドの違いを実感しました。
まさに、「人はそれぞれ違って良くて、それぞれ輝ける」ことを学ぶことができたんです。
自分の名前で勝負できる──エル・ティー・エスにあった強い魅力
大学では経営学を専攻していて、いろいろな企業の社長さんの話を聞く機会に恵まれました。そのとき「会社としてどう価値を生み出すか」というところに引かれて、企業のおもしろさに気付けたんです。
でも、経営学にのめり込んでいたかと言われると、そうじゃなくて。予備校でチューターのアルバイトをしていて、そっちがほぼメインでした(笑)。私自身、自分が一番行きたいと思っていた大学に合格できなかった悔しさがあったので、生徒にはそういう想いをしてほしくなかったんですよね。
だからアルバイトにはすごく熱心に取り組んでいました。人の可能性を信じることが仕事になり、信じた結果、その可能性が開く瞬間に立ち会えるチューターのアルバイトは、まさに自分の好きなことでしたね。
就職活動が始まってからは、自分のキャリアのこともしっかり考えて動いていました。「キャリアの中で自分個人の力を高めていきたい」という想いからコンサルファームの面接を受けたり、「若手から裁量権を持って働きたい」という想いからベンチャー企業の面接を受けたり……。軸は定まっていたので早期に内定をいただくことができて、順調だったと思います。
実は、エル・ティー・エスに出会ったのは就職活動の終盤の終盤。エル・ティー・エスの説明会に参加したら就職活動は終わりにしよう、と思っていたんです。なので、まさか入社することになるとは、驚きですよね。
結論からいうと、エル・ティー・エスに入社を決めたのは会社と自分の価値観が近いのでは?と思ったからです。他の企業からも内定はいただいていましたが、どこの企業もガツガツしていて、「価値を発揮することが大事!」という雰囲気だったんです。
言葉にしづらいですが、胸の中にモヤモヤしたものが残っている感じでした。なので、エル・ティー・エスの説明会に参加したときも、「ここの社長さんもそう言うのだろう」と思っていたから、社長である樺島 弘明の言葉を聞いてとても驚きました。
「人にはそれぞれのステージがある。家庭を大事にする時期もあれば、仕事にフルコミットする時期もある。どちらが正解というわけではなく、どちらも正解で、トータルで人生としてバランスがとれれば良い。エル・ティー・エスはそういう価値観を大事にしたい」
「これだ!」って思いましたね。私は働くのも好きだし、価値を発揮するために一生懸命やることに間違いはないのですが、「仕事で価値を発揮すること」と「家庭や趣味を満喫すること」が両極端に語られることにずっと違和感がありました。
樺島の言葉を聞いて、胸の中でモヤモヤしていたものがスッと消えていく感じがしましたね。小中学生のときから意識している、「人はそれぞれ違って良くて、それぞれ輝ける」。間違っていなかったと思えました。
エル・ティー・エスに入社する最終的な決め手となったのは、会社の名前じゃなくて自分の名前で勝負できるということです。誰かが歩んだ道の後ろを歩くのはイケてないし、「野田さんのいるエル・ティー・エス」って思ってもらいたいんです。
エル・ティー・エスなら会社を大きくする段階に貢献できると感じたし、自分の歩んだ人生で、自分のストーリーをつくりたいという想いも実現できそうだと思いました。
採用支援プロジェクトから得た「自分がなんとかするんだ」という意識
入社してからは3つのプロジェクトに携わりました。1つ目は製造業のお客様の採用企画業務支援、2つ目はエネルギー業のお客様のシステム統合支援でした。3つ目となる2020年現在は、最初のプロジェクトと同じ製造業のお客様を相手に、製品開発プロセスのグローバル標準化・展開支援をしています。
どのプロジェクトも印象に残っていますが、やっぱり自分の成長を一番実感したのは1つ目の採用支援プロジェクトです。初めての仕事ということで、仕事をする醍醐味や社会というものを知れました。会社の中で完成されているしくみと、そうではないしくみがあることもこのプロジェクトで理解したことのひとつです。入社前は、どの会社もある程度しくみが完成されていると予想していたので、驚いたことを覚えています。
私が背負っていたミッションは、インターンシップづくり・採用サイト構築のふたつで、これらは誰もつくり上げてこなかったものだったんです。
インターンシップ企画では、学生に業務の体験をしてもらうために、「お客様の中で実施される業務内容のヒアリング+書籍での学習」をしたのち、「学生にも伝わる形でドキュメントに表現」し、「お客様にレビューしていただく」という過程を繰り返し行っていました。
その過程で、仕事は誰かが答えを持っているわけではなく、自身で最適な答えをつくり出していかなければいけないのだ、と実感することになりました。
この経験を通じて、「自身が考えて行動した上で、最適な答えをつくり出す」という仕事の価値や意義が、そのあとのプロジェクトを実施する上でも自身の中に強く残っています。
現在も同じお客様先で仕事をしていますが、あのときの頑張りが実を結んだのか、当時のお客様とすれ違って声をかけてもらえたのは、本当に嬉しかったです。
プロジェクトに関わっているすべての人たちの笑顔のために
現在は、前述のプロジェクトと並行してエル・ティー・エスの静岡事業拡大・採用にも取り組んでいます。静岡事業をもっともっと大きくするためには、どんな人を採用したらいいのか、マネージャーと相談しつつ、ゼロから考えています。
採用の話をすると、静岡に入ってくる仲間たちのことを考えている時間も多いです。未来の仲間たちが楽しく仕事をするためにはどうすればいいのか、成長するためにはどうすればいいのかを常に意識していますね。
今後、採用候補者には自分を媒介にしてエル・ティー・エスの社員とたくさん接点を持ってほしいです。魅力的な人がたくさんいるので、必ず成長につながると思っています。私はその入り口になれればそれで充分です。
あとは、静岡で仕事をするおもしろさも知ってほしいです。今の時代、静岡などの地方より都心が経済の中心になっていますよね。でも社会を支えているのは地方の企業も同じだし、支援を必要としているのも同じです。
支援が必要なのにコンサルのプロも少ないから困っている。そんな企業を支援しながら、エル・ティー・エス自身も成長していけるような事業づくりに全力を注げるのが、エル・ティー・エスの魅力だと思っています。こういう企業を助けるサービスを静岡が起点になって広めていけるという喜びや楽しさがあるので、ぜひチャレンジしたい!って思ってもらいたいです。
コンサルタントとしては、「一緒に仕事をして良かった」と言われるような人になりたいです。仕事をする上で、一緒に働いている人の感情に寄り添う、ということを大切にしています。コンサルらしくないかもしれませんが、どんなに良いしくみをつくっても、そこにいる人たちが笑っていないと意味がないんじゃないかなって思うんです。
ただお客様を満足させればいいのではなく、そのプロセス・道のりが大事で、さらにその先で社会をどう変えていきたいかまで考えるべきだと思っています。お客様もメンバーもひっくるめてプロジェクトに関わっている人たちの笑顔、そしてそこから会社・社会の笑顔を自分がつくっていかないといけない。そういう想いを忘れずにこれからも仕事と向き合っていこうと思います。
