若手の声を大切に。“わかりやすく、使いたくなる”バンキングアプリ開発の舞台裏
現在、営業企画部で課長代理を務めるAndo。IT戦略グループに所属し、銀行のデジタル化を推進する業務に携わっています。
「営業企画部は20名程度の部署で、IT戦略、リテール戦略、チャネル戦略の3つのグループがあります。私が所属するIT戦略グループは10名体制で、スマートフォンアプリやインターネットバンキングなどの非対面サービスの企画運営を担当。また、生成AIの活用や社内のDX化も推進しています」
IT戦略グループには、多様なバックグラウンドを持つメンバーが柔軟な働き方を実践しています。
「銀行の中でも柔軟な働き方を取り入れていて、在宅勤務も活用しています。年代が近いメンバーが多くコミュニケーションも取りやすく、一方で適度な緊張感もあり、それぞれが成長できる部署だと思います」
現在、Andoの主な担当業務はバンキングアプリの企画開発。りそな銀行との協業による取り組みの一つとして今年5月下旬にリリースされたバンキングアプリは、サービス開始後もお客さまのニーズに応じて段階的に機能を追加していくという。
「お客さまのお顔が見えない中で、本当に必要な機能は何か、どんなサービスがお客さまにとって使いやすいのか。その視点を大切にしながら、システム面の制約やプロジェクト全体のスケジュールを考慮して、次の機能を検討しています。
また京葉銀行らしさをサービスに取り入れることも大切にしています。たとえば、当行のお客さまの中には、貯蓄を目的とした貯蓄預金口座を活用されている方も多いことから、普通預金だけでなく貯蓄預金の入出金明細もアプリで簡単に確認できるようにしました。
それから、お客さまが保有している定期預金の商品名を表示するようにして、人気商品である宝くじ付定期預金をアプリでわかりやすく管理できるように改善しました。
当行のお客さまは高齢の方も多い一方で、Web口座開設や住宅ローンなどをきっかけとした現役世代の取引拡大にも力を入れているため、バンキングアプリは幅広い世代のお客さまに便利に使っていただけるよう、サービス向上に努めています」
課長代理という立場で、グループリーダーと若手をつなぐポジションとして、自身でプロジェクトを推進しながらチームマネジメントも担います。企画検討時には、メンバーの多様な視点を活かした意見交換を重視。銀行特有の複雑なサービスを、いかにわかりやすく提供するかを議論します。
「企画を進める際、事前に参考となるデータや画面デザインのイメージなど、議論が円滑に進むような材料を準備するように心がけています。現役世代や、これから銀行取引を始めるような若い世代に使っていただきたいので、デジタルに慣れた若い世代の意見は貴重ですね。お客さまが操作に迷わず直感的にアプリを利用できるよう、多様なメンバーで細部までこだわって検討を重ねています」
離れてわかった千葉の魅力。地域への愛着と長く働ける職場だと感じて入行を決意
家族と毎年スキー旅行に行っていたことからウィンタースポーツが好きだったAndo。雪が降る土地での一人暮らしを経験したいという思いから、富山の大学に進学しました。
「昔から自分で考え進みたいと思うタイプで、雪が降る土地の一人暮らしに憧れ、富山の大学に進学しました。経営学部で経営や経済について学びながら、関西圏や北陸圏出身の学生との交流を通じて、方言や景色、文化の違いを体験しました。
一方で、そこであらためて感じたのが、地元である千葉の魅力でした。都内へのアクセスも良く、さまざまな産業が栄えていて、人々も優しい。離れてみて、その良さを再認識したんです」
このような想いから、就職活動では、地元千葉県に根差した企業であることを重視。家族が近くにいる安心感と、千葉への愛着が大きな決め手となりました。
「当時、京葉銀行は女性の総合職採用に積極的で、将来的に、結婚や出産によりライフステージが変化しても、継続して働けるイメージを持てたのを覚えています」
2011年に京葉銀行に入行したAndo。入行後は千葉中央エリアの支店にて出納業務や窓口業務を担当。その後、お客さまへの資産運用提案業務も担当するようになりました。
「最初の3年間ほどで、預金手続き全般、投資信託、保険など、個人のお客さま向け業務全般の知識を習得できました。その経験は現在の部署でも活きていると感じています」
その後、2014年に本部の営業企画部に新設されたIT戦略グループへ異動。デジタル化への対応を担当していきます。
「IT分野への異動を強く希望していたわけではないのですが、決められた業務をこなすだけでなく、自分で考えて新しいものを作りあげる方がやりがいを持てると感じていたので、結果的に自分の気質にマッチした異動に恵まれたと感じています。
当時はIT系の資格を保有していたわけではありませんが、幼少期、ゲーム機を買ってもらえなかった代わりに、パソコンで遊ぶことは許されていたため、パソコン操作は得意なほうでした」
異動してからは、インターネットバンキングの機能開発、ホームページやアプリ開発など、自由度の高い業務に携わることで、しだいに自身の適性を発揮していくように。
とくに個人のインターネットバンキング関連業務は約6年間従事し、新機能導入や一部サービスの廃止も経験。そのほか、モアタイムシステムといった制度対応や、最近ではスマホ版画面の全面リニューアルなど、数々の企画を遂行しました。
また、口座開設アプリ(現在はWeb口座開設サービスへ移行済み)や、現在も携わっているバンキングアプリなど、スマートフォンアプリの企画・導入も担当してきました。
「IT戦略グループへの異動後初めての担当業務が、インターネットバンキングのセキュリティ強化のためのアプリ導入でした。その後、口座開設アプリでは企画・導入・業務構築にも携わるなど、当行において新たな取り組みとなるサービスや業務の企画の経験を重ねてきました。
金融業界のデジタル化が進む中で、当行が選ばれ続けるためには新しいことをやっていかなければならないと思い、自ら知識の習得に努め、主体的に動くことを心がけました」
「自分で選んだ道だから」産休・育休を経て見えた子育てと仕事を両立する働き方
営業企画部での業務の中で、とくに印象深い経験としてAndoが挙げるのは、FinTech企業との協業プロジェクト。改正銀行法への対応として協業を行い、改正前から情報収集を行い、準備を進めていきました。
「当時、FinTechという言葉自体が新しく、金融とITの融合による革新的なサービスが次々と生まれていました。自分でもさまざまなFinTechのアプリに触れてみたり、このアプリのこういうところがいいな、という研究を行ってみたり。
銀行員としてFinTech企業とは異なる視点を持ちながら、新しいサービスの可能性を探っていきました。セミナーに参加すると、金融の未来に対する彼らのビジョンや情熱に触れることができ、とても刺激的でしたね。
2018年の銀行法改正のタイミングで、遅れをとることなくお客さまに便利なサービスを提供できるように情報を収集し、経営層に『このタイミングでこの対応が必要』と説明し、サービスの企画・導入を進めていきました」
2024年には課長代理に昇進し、仕事に対する視点も大きく変化しました。
「これまでは自分で仕事を進めることが中心でしたが、今は後輩の育成を行っていかなければならないという意識が強くなりました。企画業務は担当者しだいで進み方も結果も大きく変わってくる。だからこそ、担当者が『いい仕事をしたい』と思う前向きな気持ちがとても大事だと考えています。
求められていることにうまく応えられず、自信をなくしてしまっているメンバーを見かけたら、積極的にフォローするようにしています。またミーティングの場では、メンバーが意見を発しやすいような言葉選びや雰囲気づくりを心がけています」
2019年と2022年には、2度の産休・育休制度を利用。復職後は、仕事と育児の両立に努めています。
「子育てとの両立は本当に大変です。それでも、自分で選んだ道なので、どのようなバランスで働くか、自分のリソースをどう配分するかを考えて、つらくなった時は、上司や同僚に相談して、一人で抱え込まないようにしています。
在宅勤務ができる環境があるので、子どもが急に熱を出した時も、看病と並行して可能な範囲で在宅勤務をすることもあります。夫にも仕事を調整してもらったり、実家にも協力を仰ぎながら、家族で乗り越えています」
営業企画部は働き方改革の最前線に位置する。Andoは、新しい働き方にも積極的に取り組んでいます。
「営業企画部は、『働き方も前を行く』というコンセプトがあります。在宅勤務も京葉銀行で始まった時からいち早く取り入れています。私もうまく在宅勤務を活用させてもらっています」
安心という土台があるからこそ、新しい挑戦を楽しめる毎日がある
自ら考え、主体的に動ける環境があることがこの仕事のやりがいであると、Andoは言います。
「銀行業界は保守的なイメージがありますが、京葉銀行の営業企画部では、新しいサービスの開発や、さまざまな企業との協業を通じて、常に変化を求められる業務に携わっています。そこがやりがいを感じるところです」
Andoは業務面でも人間としても信頼される存在になることをめざしています。
「信頼してもらえるように、一人ひとりとオープンなコミュニケーションを取り、ミーティングでは正確な情報提供を心がけ、相手の考えを理解し共感するよう努めています。また、子育てをしながら働く女性のロールモデルとしても、良い事例となれるよう意識して働いていきたいです」
そんなAndoがともに働きたい仲間として、求める人物像について語ります。
「物事を筋道立てて考えることや、企画を組み立てることが好きな方、そしてお客さまや一緒に働く仲間に共感することを大切にできる方と一緒に働きたいです。
とくに今進めているバンキングアプリ開発では、主力メンバーとして一緒に推進してくれる仲間を募集しています。挑戦できることはたくさんありますので、ぜひ仲間になってくれたら嬉しいです」
最後に京葉銀行に興味を持った方に、こんなメッセージを送ります。
「銀行には堅いイメージがあると思いますが、その裏側には安定や信頼感があります。安心して働くことができる基盤がありつつ、金融の分野だけでなく、さまざまな業界と関わりながらサービスを構築していくおもしろさややりがいが京葉銀行にはあります。
千葉という地盤で自分の安心・安定を大事にしながら働きたいという方には、当行での仕事は魅力的だと思います。心地よい温かさがある企業文化。私自身、今、満足して働くことができています。それは自分で選んだ道だからこそ、責任と納得感を持って取り組めているのだと思います。安心できる環境で、仲間とさまざまな企画をしていきたいという方に、ぜひ当行を選んでいただきたいです」
※ 記載内容は2025年10月時点のものです

