「明確なビジョンがなかった」私に、J:COMが与えてくれた期待と可能性
学生時代は文学部人文社会学科に所属し、東洋の歴史や文化を専門に学んでいました。授業や研究に取り組む一方で、課外活動にも力を注ぎ、書道サークルでは外部イベントの運営を担当していました。イベントを成功させるためには、準備から当日の進行まで細かなスケジュールを組み立て、多くの関係者と連携する必要があります。その経験を通じて、計画力や調整力を培うことができたと感じています。
アルバイトでは、個人経営の飲食店での接客業や個人塾でのサポート業務を経験しました。どちらも人と直接関わる仕事だったため、相手の状況や気持ちをくみ取りながらコミュニケーションを取る力を磨くことができました。この経験は、社会人になった今でも自分の土台になっています。
就職活動を始めた頃は、「この仕事がしたい」という明確なビジョンを持っていたわけではありませんでした。そのため、「就職後に自分に合う仕事を見つけられる環境かどうか」を重視して企業選びを進めていました。
具体的には、自分にとって身近な商品やサービスを扱っていること、研修制度が充実していること、そして長く安定して働ける業界であることを軸にしていました。一方で、企業研究だけでは実際の職場の雰囲気や働き方が見えにくく、入社後にギャップを感じてしまうのではないかという不安もありました。
J:COMを知ったきっかけは、親戚が働いていたことです。会社の雰囲気や仕事の様子を身近な人から聞くことができたため、自然と就職先の候補として意識するようになりました。
当時のJ:COMに対する第一印象は、「事業領域がとても幅広い会社」というものでした。ケーブルテレビをはじめ、インターネット、電話、電力など、生活に密着したさまざまなサービスを展開している点に魅力を感じました。やりたいことが明確ではなかった私にとっては、「入社後に自分に合う仕事を見つけられるかもしれない」と思える環境だったのです。
選考を通じて感じたのは、社員の明るい雰囲気と、育成制度や福利厚生の充実です。また、安定した経営基盤も安心材料の一つでした。さらに、キャリア形成の中でさまざまな部署に挑戦できる環境が整っていることも、自分の価値観と一致していました。
内定をいただいたときは、不安よりも「これからどんなことに挑戦できるだろう」という期待の方が大きかったことを覚えています。会社の期待に応えられるだろうかという緊張感もありましたが、それ以上に、自分にできることへ全力で挑戦したいという前向きな気持ちで入社の日を迎えました。
アフターサポートから法人営業へ。多彩なフィールドで磨かれた、営業としての土台
入社後は、社会人としての基礎マナーや商品・サービスに関する研修からスタートしました。当時はコロナ禍だったこともあり、多くの研修がオンラインで実施されました。
中でも印象に残っているのが、外部機関が実施する仮想企業へのサービス提案研修です。実際の商談を想定した内容で、こちらから積極的に質問しなければ重要な情報を引き出せない仕組みになっていました。難しさを感じながらも、チームで試行錯誤を重ねたことで同期との距離が縮まり、充実した時間になりました。
研修後、最初に配属されたのはアフターサポート部門でした。既存のお客さまに対してサービスの利用状況を確認し、お困りごとの解決や料金プランの見直し、新商品の提案などを担当していました。
この時期には、商品知識だけでなく、社会人としての基礎スキルも身につきました。先輩社員への同行を通じて、お客さまへの提案方法や社会人としての立ち居振る舞いを学び、一人で業務を遂行できるようになるまでには半年ほどかかりましたが、その経験は現在のキャリアの土台となっています。
その後、個人・リテール営業部門へ異動しました。埼玉県内の戸建て住宅を訪問し、まだJ:COMをご利用いただいていないお客さまへサービスを提案する仕事です。
真夏の炎天下の中で多くのお宅を訪問することは、体力的にも簡単ではありませんでした。それでも続けられたのは、チームメンバーの存在と、お客さまからいただく温かい言葉があったからです。「暑い中頑張っているね」と声を掛けていただくたびに励まされました。この経験を通じて、提案力や問題解決力、コミュニケーション力を磨くことができたと感じています。
さらにその後、法人営業へ異動しました。担当エリア内のauショップと連携し、来店されたお客さまへJ:COMのインターネットサービスをご紹介する仕事です。また、モバイル関連の共同イベントでは、会場や運営会社の選定から当日の運営、終了後の精算・報告まで一貫して担当していました。
個人向け営業とは異なり、法人営業では商談の進め方や関係構築の方法も大きく変わります。最初は緊張して思うように話せないこともありましたが、上長に同行してもらいながら実践的に学び、経験を重ねる中で少しずつ自信を深めていきました。
法人営業では、コミュニケーション力に加えて、多くの関係者との調整を進める適応力や調整力も身につきました。
入社前に抱いていたJ:COMの印象と、実際の職場環境とのギャップはありませんでした。異動のたびに新しい挑戦があり、仕事の幅が広がっていくため、常に新鮮な気持ちで仕事に取り組めています。
「あなただからお願いした」その言葉が、私の原動力
現在はパートナー営業本部に所属し、新築分譲マンションを開発するデベロッパーに対して、J:COMのインターネットサービスの一括導入を提案しています。
提案が採用された後も、仕事はそこで終わりではありません。社内の技術部門をはじめ、デベロッパーや設計会社、電気工事会社など、多くの関係者と連携しながら、入居者の皆さまが快適にインターネットを利用できる環境づくりを進めています。
複数の関係者を巻き込みながらプロジェクトを推進するため、調整の難しさを感じる場面もあります。特にデベロッパーからの要望が多い案件では、優先順位の整理や関係者との連携が欠かせません。しかし、要望をいただけることは、それだけ信頼していただいている証でもあります。だからこそ、「期待に応えたい」という思いを持って仕事に向き合っています。
これまでのキャリアの中で最も印象に残っている言葉は、お客さまからいただいた「あなただからお願いした」という一言です。
その案件では、既存サービスに大きな不満があるわけではなく、お客さま自身も変える必要性を強く感じていない状況でした。そのため、ただ商品を提案するのではなく、お客さま自身も気づいていなかった課題や改善の可能性を丁寧に整理し、提案を重ねました。
何度も足を運びながら信頼関係を築き、粘り強く対話を続けた結果、最終的にいただいたのがその言葉でした。
大変なことがあっても、この言葉を思い出すたびに「また頑張ろう」と前向きな気持ちになります。お客さまから信頼を寄せていただけることが、何よりのやりがいです。
また、自身の成長も実感しています。入社当初は決められた商品やサービスを提案することが中心でしたが、現在は上長の承認を得ながら、自ら考えて最適な提案内容を組み立てています。
年間目標から逆算し、「今月何を行うべきか」「今週何に取り組むべきか」を自分で考えながら行動できるようになったことも、大きな変化です。責任は増えましたが、その分だけ仕事の面白さや達成感も大きくなったと感じています。
プレゼン力と質問力を磨き、次のステージへ
短期的な目標は、これまで取引のなかった企業との新規契約を獲得し、継続的で良好な関係を築くことです。その達成によって、自分自身が営業としてさらに成長できたと実感できると考えています。
新規のお取引先にとって、私たちは数多くいる取引先の一社です。その限られた接点の中で、いかに分かりやすく価値を伝えられるかが重要だと感じています。そのため、ネットワークサービスに詳しくない方にも理解していただける資料づくりや説明方法を日々工夫しています。
今後さらに伸ばしていきたいと考えているのが、プレゼン力と質問力です。営業経験を積んできた今でも、相手が変われば反応や課題も変わります。そのたびに新たな気づきがあり、学び続けることの大切さを実感しています。
また、適切な質問によって相手の潜在的なニーズや課題を引き出せる場面も数多くあります。商談や折衝の場面でも、質問の質によって会話の深まり方は大きく変わります。だからこそ、質問力は今後も意識的に磨いていきたいスキルの一つです。
中期的には、現在の部署で培った法人営業の経験を土台に、別の営業チャネルにも挑戦し、より幅広い視点を持った人材を目指したいと考えています。そして将来的には、自分が培ってきた知識や経験をチームへ還元できる存在になることが目標です。
営業として成果を出すだけではなく、周囲にも良い影響を与えられる人材として成長していきたいと思っています。
学生の皆さんには、ぜひ社員訪問を積極的に活用してほしいと思います。社員訪問は選考とは異なり、ホームページだけでは分からないリアルな情報を知ることができる貴重な機会です。気になることがあれば、遠慮せずに質問してみてください。
また、J:COMを志望先として検討する際には、多彩な事業領域にもぜひ注目してほしいと思います。今の時点でやりたいことが明確でなくても、さまざまなフィールドの中で自分に合った仕事を見つけられる可能性があります。
私自身がそうだったように、「まだやりたいことが決まっていない」という方にも、ぜひ興味を持っていただけたらうれしいです。

