「やりたいことがわからない」から見つけた、J:COMという選択肢
大学では経済学部に所属し、行動経済学や地域創生について学んでいました。ゼミ活動では地域創生をテーマに、地元の果樹園やお菓子店へ直接営業を行い、商品を仕入れて大学内で販売する取り組みに参加しました。地域企業の認知度向上や魅力発信に少しでも貢献したいという思いで活動する中で、相手のニーズを把握したうえで提案する力や、自ら行動して課題解決に取り組む主体性が身に付いたと感じています。
また、アルバイトも積極的に経験し、複数の飲食店でホールスタッフとして働いた経験もあります。年齢や背景の異なるさまざまなお客さまと接する中で、相手に合わせて柔軟にコミュニケーションをとる力を培うことができました。
実は大学在学中、私は教員免許の取得をめざしていました。しかし、取得を終えたタイミングで就職への道に切り替えることにしました。「自分は何がしたいのだろう」とあらためて自問したものの、すぐには答えを見つけることができませんでした。やりたいことが明確でないまま就職活動を進めることに、正直なところ不安を感じていたことを覚えています。
そんな中でたどり着いたのが、通信業界でした。通信は私たちの生活に欠かせないインフラであり、今後も社会の発展を支え続ける分野です。「自分の仕事を通じて、人々の暮らしに貢献したい」という思いから、この業界を志望するようになりました。
その中でJ:COMに入社を決めた理由は二つあります。一つは、通信業界の中でも全国規模で事業を展開し、多くの地域へサービスを届けていることです。幅広いエリアのお客さまの暮らしを支える事業に魅力を感じました。もう一つは、健康経営に積極的に取り組んでいる企業として「ホワイト500(経済産業省が認定する、従業員の健康管理に優れた企業の上位500社)」に選ばれていた点です。長く安心して働ける環境が整っていることは、就職先を選ぶうえで大切な要素でした。
「やりたいことがわからない」という悩みから始まった就職活動でしたが、自分なりの軸を見つけ、納得感を持ってJ:COMへの入社を決めることができました。
複数部署の経験で実感した、「お客さまを知ること」の重要性
入社後の研修を経て、最初に配属されたのは既存のお客さま向けの提案業務でした。既存顧客向け提案業務とは、 すでに当社サービスをご利用いただいているお客さまに対し、新たなサービスをご提案することで、利便性の向上や料金負担の軽減につなげる仕事です。
この業務では、お客さま一人ひとりの利用状況やライフスタイルを丁寧にヒアリングすることが求められました。「どのようなサービスを利用しているのか」「日常生活でどのような不便を感じているのか」ということを伺いながら、その方にとって本当に価値のある提案を考え続けました。 最初からニーズが明確なわけではないので、 表面的な要望だけでなく、潜在的な課題やニーズを見つけ出すことの難しさとおもしろさを感じていたことを覚えています。
その後は約4カ月間、カスタマーセンター業務を担当しました。カスタマーセンターでは、 オンラインでお客さまと接しながら、新規顧客の獲得に取り組んでいました。これまでの対面業務とは異なり、顔が見えない中で信頼関係を築き、サービスの魅力を伝えるためには、言葉の選び方や伝え方がより重要になります。この経験を通じて、対話の中でいかに相手の気持ちに寄り添うかを、あらためて意識するようになりました。
現在は、当社サービスの提供エリア内にお住まいの戸建て住宅のお客さまを訪問し、新規契約の獲得に向けた営業活動を担当しています。既存顧客への提案業務で培った「潜在ニーズを引き出す力」や、カスタマーセンターで身に付けた「言葉だけで伝える力」は、現在の訪問営業でも大いに役立っています。
複数の部署を経験する中で、お客さまとの関わり方や提案方法は変わっても、根底にあるのは「お客さまを深く知ること」だと実感しました。それぞれの経験が点ではなく一本の線としてつながり、自身の成長につながっていると感じています。
アプローチの大切さ。上司から学んだ営業の本質
現在私が担当しているのは、J:COMのサービスをお客さまに直接ご提案する営業活動です。J:COMはケーブルテレビやインターネット、電話などの通信サービスを提供している会社で、私はそのサービスをお客さま一人ひとりのニーズや生活スタイルに合わせてご提案する役割を担っています。お客さまの状況はそれぞれ異なるため、毎回の営業活動が新しい学びの場でもあると感じています。
入社後、自身の成長を大きく実感した出来事の一つが、上司との同行営業でした。あるお客さまのお宅を訪問した際、最初に私がサービスのご提案を行いました。しかしお客さまから「とくに必要ない」とお断りされてしまい、そのままでは契約につながらない状況でした。私はどう対応すればよいかわからず、そこで提案が止まってしまったのです。
その後、上司が商談を引き継ぎました。上司はサービスの説明を重ねるのではなく、まずお客さまとの会話を丁寧に進め、日常生活で感じている困りごとや潜在的なニーズを少しずつ引き出していきました。その結果、最終的にはご契約につながったのです。
同じお客さまに対し、同じサービスをご提案しているにもかかわらず、アプローチ次第で結果が大きく変わることに驚きました。この経験を通じて、営業とは単にサービスを説明する仕事ではなく、お客さま自身もまだ気付いていない課題やニーズを見つけ出し、一人ひとりに寄り添った提案を行うことが、本当の意味での営業だと学びました。
それ以来、自分の営業トークを動画で撮影し、客観的に振り返る取り組みを続けています。実際に映像で見返してみると、説明がわかりづらい部分や、自分の伝えたいことを一方的に話してしまっている場面が多くあることに気づきました。その気づきをもとに、商材知識や競合サービスに関する理解を深めながら、提案内容や話し方の改善に取り組んできました。
現在では、お客さまにまずお話しいただく時間を意識的に設け、ニーズや課題を十分に伺ったうえで提案するスタイルが定着しています。入社当初は「サービスを正確に説明すること」に精一杯でしたが、今では「お客さまを理解すること」を起点に行動できるようになりました。この変化こそが、自身の大きな成長だと感じています。
現場で培った経験を、組織全体の成果へ
現在の目標は、月間の獲得目標を安定して達成し続けることです。能力評価や業績評価においても、より高い評価をめざしながら、自身の課題と向き合い成長を続けていきたいと考えています。
そのために大切にしているのは、「安定して成果を出せる営業担当者になること」です。一時的な成果ではなく、どのような状況でも一定の成果を上げられる力を身に付けたいと考えています。そのためには、商材知識や業界知識をさらに深めることはもちろん、多くのお客さまとの商談経験を積み重ねていくことが欠かせません。お客さまごとに異なるニーズや課題はさまざまであり、そこに寄り添った提案ができるようになるには、経験の積み重ねがすべてだと思っています。
将来的には、本社業務を担いエリアごとの営業戦略や獲得施策の立案・推進に携わりたいと考えています。現場で営業を経験してきたからこそ見える課題や改善点があり、お客さまの声を直接聞いてきた経験を、より広い視点で組織へ還元したいと思っています。個人として成果を上げるだけでなく、その経験を生かして組織全体の成果向上に貢献できる存在をめざしています。
J:COMに興味を持っている学生の皆さんには、ぜひ社員訪問を活用してほしいと思います。会社説明会やホームページだけではわからない、仕事のやりがいや大変さ、職場の雰囲気を知ることができる貴重な機会です。仕事内容だけでなく、働く人の雰囲気や会社の文化についても、ぜひ積極的に質問してみてください。
私自身がJ:COMで魅力を感じているのは、人々の暮らしを支えるサービスに携われることと、成長を後押ししてくれる環境があることです。テレビやインターネット、電力といった生活インフラに関わるサービスを提供しているため、自分の仕事がお客さまの日常に直接つながっていることを実感できます。また、わからないことがあれば上司や先輩が親身にサポートしてくださるため、安心して挑戦を続けることができています。
営業職は商品やサービスを提案する仕事ですが、その本質はお客さまの課題やニーズを理解し、最適な提案を行うことにあります。お客さまから「ありがとう」と言っていただけた瞬間に、言葉には表しきれない大きなやりがいを感じます。成長意欲を持ち、お客さまと真摯に向き合いたいと考える方に、ぜひJ:COMの仕事の魅力を知っていただきたいです。
