世界に触れた留学経験と、人との関わりを大切にした学生時代
大学時代、私はフランスに1年間留学をする機会に恵まれました。19世紀のフランスの芸術における価値観について、現地の学生たちと共に学んでいました。最初は語学面で大変苦労しましたが、その経験は私にとってかけがえのないものになりました。
特に印象に残っているのは、現地での生活を始める際に多くの方々から受けた温かいサポートです。携帯電話会社の方や不動産の方など、外国人である私に対して、とても丁寧に接してくださいました。また、学業面でも現地の学生たちが親身になって助けてくれ、一つの論文を完成させた時の達成感は今でも鮮明に覚えています。
留学と並行して、大学ではテニスサークルの運営にも携わっていました。2年生の時には広報担当として、サークルのブログやX(旧Twitter)の運営を担当し、3年生では新入生勧誘のリーダーを務めました。チラシ作りや配布場所の選定など、どうすればサークルの魅力を伝えられるかを考えながら活動していました。
就職活動では、人の役に立てる仕事に就きたいという思いが強くありました。この価値観は、サークル活動で後輩たちが喜んでくれる姿や、アルバイトでお客さまに感謝されたことがきっかけとなり、徐々に芽生えていきました。
最初は語学力を活かせる仕事として、ホテル業や小売業も視野に入れていました。しかし、接客よりも営業職に興味を持ち始め、また社会基盤に関わる仕事がしたいという思いから、インフラ・通信企業に焦点を絞っていきました。
J:COMについては、幼少期にカートゥーン ネットワークをよく視聴していた思い出があり、テレビと通信の両方のイメージを持っていました。入社を決めた大きな理由は、事業の幅広さと、そこから生まれるさまざまな挑戦の機会でした。
特に印象的だったのは採用面接での経験です。留学のため就職活動の開始が遅れていた私の状況を、採用担当者や面接官の方が深く理解してくださいました。単なる就活生としてではなく、一人の人間として私の話に耳を傾けてくださった姿勢に、大きな信頼感を覚えました。人事の方々や面接官との出会いを通じて、この会社で働くことへの期待が確信へと変わっていきました。
入社後の成長を支えた基礎研修とお客さまとの出会い
入社して最初に参加したのは、社会人としての基礎を学ぶ研修でした。クラスに分かれて、ビジネスマナーやメールの作成方法、タスクの進め方などを学びました。特に印象に残っているのは、チームワークについての研修です。一人で仕事を進めるのではなく、チームで連携して役割分担をしながら進めていく方法を、実践的に学ぶことができました。
基礎から丁寧に教えていただいたことで、学生気分が抜けていくのを実感しました。今でも強く記憶に残っているのは、仕事の進め方についての学びです。何か仕事を依頼された時には、その目的は何なのか、なぜその仕事が必要なのかを、しっかりと上司に確認する習慣が身につきました。この習慣は、今でも仕事を進める上で大切にしている基本姿勢になっています。
研修を終えて最初に配属されたのは、BtoCの営業部署でした。主な業務は、すでに加入されているお客さまのプランが、現在のライフスタイルに合っているかを確認することです。お客さま一人一人の生活環境やニーズを丁寧にヒアリングしながら、最適なプランを提案していく仕事でした。
入社前は、営業職は体力的にも精神的にもハードなイメージを持っていました。しかし実際に働いてみると、そのイメージとは異なり、お客さまのために役立つことを第一に考え、しっかりとコミュニケーションを取ることが基本になっていることを学びました。また、目標も一人で追い求めるのではなく、チームで協力しながら進めていくという企業文化に、よい意味でギャップを感じました。
1年目の経験は特に印象深く残っています。未熟な私でしたが、多くのお客さまに信頼していただき、困ったことがあれば連絡をいただきました。問題を解決した時には「ありがとう」という言葉をいただき、その話がほかのお客さまにも広がっていって、新しい仕事につながることもありました。人との関わりの大切さを、身をもって実感できた貴重な経験となりました。
時には、営業に対してネガティブイメージを持たれているお客さまもいらっしゃいました。そんな時は、まずはお客さまの話をしっかりと聞き、何に困っているのか、なぜ営業に対して否定的なイメージを持っているのかを理解することから始めました。その上で、誤解を解いたり、より良い提案ができるよう心がけました。それでも受け入れていただけない時は、深く考えすぎずに次のお客さまのところへ向かうという気持ちの切り替えも学びました。
人財の価値を高め、企業の未来をつくる
現在は人事部で新卒採用、特にエンジニア職の採用を担当しています。J:COMの未来を担う優秀な人財を採用することが私たちの大きなミッションです。同時に、J:COMの魅力を多くの方に知っていただくという企業ブランディングの役割も担っています。
チーム内では採用広報を担当させていただいており、あわせて部内の予算管理なども行っています。採用活動では、企業と学生をつなぐ架け橋となることを心がけています。
特に印象に残っているのは、内定者向けの入社式の企画を行ったことです。従来の格式ばった形式から一歩踏み出し、新入社員をより温かく歓迎するための工夫を施しました。例えば、歓迎の気持ちを込めた新しい動画を制作したり、堅苦しい雰囲気を和らげる企画を実施したりしました。この試みは新入社員からも好評で、やりがいを感じました。
採用業務では日々新たな課題が発生します。採用市場のトレンドは目まぐるしく変化し、就職活動の時期も年々早期化しています。さらに、就職先を選ぶ際の学生の価値観も大きく変化してきています。昨年までの採用方針が次の年は通用しないこともあり、常に新しい視点でのアプローチを模索する必要があります。
このような変化の激しい環境の中で、私自身も大きく成長できたと感じています。特に、PDCAサイクルを意識し業務を遂行できるようになりました。単にタスクをこなすだけでなく、何が良かったのか、何が課題だったのか、どう改善できるのかを丁寧に振り返る習慣が身についてきました。
この振り返りの習慣がついたことでは、日々の小さな改善につながり、確実な成長を実感できています。採用活動は企業の未来を左右する重要な仕事です。だからこそ、常に自己研鑽を怠らず、より良い採用活動を目指して努力を重ねています。ひとつひとつの経験を大切にしながら、J:COMと学生の架け橋となれるよう、これからも精進したいと考えています。
未来への挑戦 ~人と向き合い、成長を続ける~
人事部に異動してから1年半が経ち、人事業務の全体像が見えてきたことで、次のステップに進みたいという気持ちが芽生えてきました。
特に興味を持っているのは、採用施策の企画業務です。ただ、そこに踏み込んでいくためには、まだまだ自分に足りないものがあると感じています。例えば、採用に関する数字の見方や分析力については、もっと努力を重ねる必要があります。まずは、これらのスキルを着実に身につけていきたいと考えています。
営業から人事への異動を経験して、改めて「人と関わることが好き」という自分の特性を再確認できました。当面は人事の専門性を深めていくことに注力していきたいと思っています。
JCOMの大きな魅力は、社員ひとりひとりに多様な可能性があることです。私が入社した頃と比べても、提供するサービスの幅は大きく広がっています。これからも新しい分野に挑戦し続ける企業だからこそ、社員にもさまざまな学びと成長の機会が用意されていると感じます。
特筆すべきは充実した育成環境です。新入社員研修はもちろんのこと、「J:COMユニバーシティ」という学習プラットフォームを通じて、いつでも自分の興味のある分野について学ぶことができます。自己啓発の機会が豊富に用意されているのは、J:COMの大きな強みだと感じています。
活躍している方の共通点は、どんなことにも興味を持ち、新しいことに積極的にチャレンジできる人材です。もともとケーブルテレビの会社である私J:COMは、放送・通信を基軸としながら、コンテンツビジネスからIT領域まで、幅広い分野でビジネスを展開しています。さまざまな分野にアンテナを張り、好奇心を持って取り組める方に、きっと活躍の場が見つかるはずです。
また、570万人以上のお客さまとの関わりがある企業だからこそ、「人との関わりを大切にできる」という資質も重要です。お客さまに寄り添い、何か役に立ちたいという気持ちを持って仕事に取り組める方に、ぜひ仲間に加わっていただきたいと思います。
人事部の視点から見ていても、真摯に人と向き合える姿勢を持った社員が、着実にキャリアを築いています。これから入社を検討される方にも、J:COMという舞台で、無限の可能性に挑戦していただければと思います。

