生き生きと働く社員の姿に魅力を感じ入社を決意──先輩の言葉が思考する癖をつくった
坂口がJA三井リースを選んだ決め手は、面接などを通じて感じた「人の魅力」でした。金融業界を志望して就職活動を行う中でJA三井リースに出会いましたが、なかでも社員の方々が生き生きと働く姿が強く印象に残ったといいます。
「社員の方々が若々しく、若手のうちから裁量を持って多様な案件を任されている雰囲気に惹かれました。当初は金融業界を志して始めた就職活動でしたが、進めるうちに、銀行のような資金提供のみならず、リースという『物』を軸にした提案の幅広さに魅力を感じ、入社を決意しました」
こうして入社したJA三井リースにおいて、最初の2週間は同期約45名とともに全体研修に参加し、ビジネスマナーやリースの基礎を学びました。その後、配属された産業設備第一部での日々は、自動車業界の知識がまったくない状態からのスタートに。そこで受けた指導が現在の坂口の礎となっています。
「OJTを担当してくれた先輩がとても頼りになり、周囲からの信頼も厚い方でした。その先輩から常に言われていたのが、『言われたことだけでなく、自分ならどうするのか、常に考えを持つように』という言葉。知識の乏しい新人時代から、仮説を持って意見を述べるよう指導を受けたことで、自ら調べ、思考する習慣が身についたと考えています」
OJTの先輩の背中を追いながら、坂口はファイナンスの計算方法や自動車業界、工作機械といった専門知識を吸収していきました。
「入社から2年が経過し、現在所属するチームは新人から60歳近いベテランまで幅広い年齢層で構成されています。チームの垣根を越えて助け合う文化があり、若手の意見を積極的に求める風通しの良い雰囲気を感じています」
異例の抜擢から始まった「全社連携」の仕事、挑戦が自信に変わるまで
坂口は現在、全国の拠点と連携して自動車販売店領域へのアプローチを推進する「全社連携」の事務局運営を担うかたわら、営業の第一線でも精力的に活動しています。日々のスケジュールは、リースの試算書作成やメール対応、与信判断のための稟議書作成といったデスクワークから外勤まで多岐にわたります。
この全社連携のとりまとめ業務は、入社2年目を迎えた坂口にとってきわめて重要な任務となっています。全国に点在する多数の自動車販売店を、産業設備第一部だけで網羅するのは物理的に不可能です。
そのため、全国の支店と一体となってアプローチを展開するプロジェクトが不可欠であり、地域の特性によって強みやニーズが異なる中で、いかに連携を深めるかが成功の鍵を握ります。前任者の異動に伴い、部長から「坂口ならできる」と背中を押され、異例の抜擢となりました。
「正直なところ、当初は不安もありました。同期を見渡しても、これほど全社的な視点が求められるポジションを任されている例は少ないと感じていたからです。必要な資料の所在すら手探りの状態からのスタートでしたが、前例を単に踏襲するのではなく、自分なりに効率的な手法を模索するプロセスには、苦労と同時に大きな挑戦としてのやりがいを感じています」
一方、営業の現場においては、自動車部品サプライヤーなどのユーザー企業を対象に、傾聴の姿勢を何よりも重視した提案活動を行っています。こちらの主張を一方的に伝えるのではなく、まずは相手が抱える課題を深く引き出すことを意識しています。
「業界紙などで事前に情報を収集し、仮説に基づいた問いかけを行うよう努めています。その上で、他社事例やファイナンスの提案といった有益な情報を提供し、付加価値を生み出すことが重要だと考えています」
外勤の際は、埼玉県を中心とした関東エリアを1日2〜3件ほど訪問します。時には出張もあり、状況に合わせて直行直帰やフレックスタイム制、在宅勤務を柔軟に活用しています。
「自動車業界は、専門知識が欠けていては対等な対話すら叶いません。一方の現場で得た知見を別の現場で検証するといった情報のキャッチボールを繰り返すことで、専門性を高めています。2年目となり、ようやく一人の担当者として、また組織の戦力として向き合っていただけることに、大きな喜びを感じています」
多岐にわたる専門チームが集まる産業設備第一部で、経験の幅が広がっていく
産業設備第一部には、坂口が所属する自動車チームのほか、産業工作機械に特化したチームや、事業再編に伴う各種ファイナンス支援を担う本部横断チームなど、多岐にわたる専門組織が編成されています。
「当部は非常に広範なビジネス領域をカバーしていますが、チーム間で分断されているわけではありません。産業工作機械チームと連携して動くこともあれば、ファイナンスの専門チームから知見を借りることもあります。おのおのが高度な専門性を発揮しながらも、領域を横断してナレッジを共有し合う風通しの良さが特徴です」
部としてめざしているのは、日本の基幹産業である自動車関連産業を、ファイナンスの側面から力強く支えていくことです。各部員が既存の取引先に留まらず、業界動向を緻密に分析しながら新たな資金ニーズを掘り起こし、顧客基盤のさらなる拡大をめざしています。
「単なるリースの提供に留まらず、企業の経営課題に深く踏み込んだパートナーシップを構築することが部全体の共通認識です」
こうした部内の連携に加え、全社連携の事務局として全国の支店と向き合う経験が、坂口の視座をさらに引き上げました。
「最近では、面識のない支店の方から『担当の坂口さんに教えてほしい』と電話をもらうことが増えました。プロジェクトの担当者として認識してもらえているプレッシャーもありますが、頼ってもらえるのは非常にありがたい。
全国の支店と知見を共有し合うことで、その目的をより大きなスケールで実感できるようになりました。こうした活動を通じて、一営業担当の枠を越えたキャリアの広がりを実感しています」
全社連携の仕事で磨いた多角的な視点が導く、次なるステージ
坂口は今、その先の明確なキャリアビジョンを描き始めています。現在取り組んでいる全社推進の戦略立案や方針策定の経験を、単なる一業務として完結させるのではなく、自らの専門性を深める貴重なプロセスにしたいと考えています。
「今後は、現場で培った知見を礎に、部全体の営業戦略や戦略そのものを組み立てる立場に関わっていきたいです。現在携わっている全社連携という取り組みを、一時的な経験に留めず着実に次へつなげたい。
これが自分自身のキャリアを形成していくための重要なステップになると確信していますし、今の頑張りが未来の自分を支えると信じて取り組んでいます」
この全社連携の取りまとめという役割は、坂口に大きな成長をもたらしました。全国の支店の状況や地域特性を俯瞰する立場になったことで、日々の業務における視座が劇的に変化したのです。
「全社的な視点を持って業務に当たることで、数字に対する感度が飛躍的に高まりました。現在は、自分自身の目標数値だけでなく、組織全体の動きを意識して行動できるようになっています。最近では、社内の他部署や年上の先輩方から特定の領域について頼られたり、数字に関する相談を受けたりする場面も増えてきました」
また、自身が大切に育ててもらった経験から、これから入社する後輩への想いも人一倍持っています。
「実務を通じて、段階的に学べるOJT環境があり、徹底的に『考え抜く力』をつけてもらったように、私も後輩をサポートできる先輩になりたいです。単に答えを教えるのではなく、ヒントを提示しながら、後輩自身が思考を深めていつか自分を追い越していくような、そんな切磋琢磨できる育成を理想としています。どれだけ経験を積み、役割が変わったとしても、謙虚な気持ちと感謝の姿勢を忘れずにいたいです」
最後に、採用候補者や学生の方々へメッセージを贈ります。
「JA三井リースは、若手のうちから責任ある業務に挑戦でき、自分の考えをダイレクトに発信できる会社です。年次に関係なく、一人の担当としての意見を否定せず、真摯に向き合ってくれる環境があります。
『自分なりの考えを持って発信できる方』であれば、当社に非常にマッチしていると思いますし、私自身も新しい仲間から刺激を受けながら、切磋琢磨して一緒に成長していければこれほどうれしいことはありません」
※ 記載内容は2026年1月時点のものです
