舗装工事の施工管理を担当。現場から顧客対応まで幅広くカバー
東北支店 仙台南営業所に所属する田川。現在は民間工事を中心に施工管理に携わっています。
「日々、現場に足を運んで測量などの業務を行っています。私が担当しているのは、舗装工事がメインです。施工管理する立場としてその日の工事の段取りを決め、作業員さんと対面して作業内容を伝えています。毎朝7時には現場に赴き、昼ごろまで滞在するケースがほとんどです。
1日に対応しなければならない現場の数は、ひとつだけとは限りません。多い日には5件ほど掛け持ちすることもあり、その日のうちにすべての現場を回り切れないことも。その場合は電話などで遠隔対応するようにしています。
担当しているのは仙台エリアが中心です。お客さまの事情次第では、福島方面など県外に行くこともあります」
田川の守備範囲は現場だけではありません。顧客への対応も重要な業務の一部です。
「お客さまとの打ち合わせに参加する機会が少なくありません。見積りなど、金銭面の取り決めなども私が担当しています。
お客さまを訪問するのは現場作業を終えた後が多く、その後、営業所に戻って日報などの作業を済ませるのが日課です。毎日、19時ごろには帰宅するようにしています」
現在、仙台南営業所で土木職を務めるメンバーは7名。それぞれが現場を担当し、新人メンバーを除く全員が単独で行動しています。
「2024年に新入社員が入るまでは私が最若手。八戸や福島、仙台営業所に在籍していた入社2〜4年目までは、上司のもとで業務に就いていました。
当時担当していたのは役所工事です。約4名の職員が現場に常駐する非常に大規模なもので、そこで仕事の基礎を学ばせてもらいました」
前田道路の「顔」として、現場や顧客に対応する田川。いつも大切にしていることがあります。
「現場作業はもちろん、お客さまを訪問する際もひとりで向かいます。これまでは先輩に助けられていましたが、いまはすべて独力で対処しなくてはなりません。
失礼のない行動や言動を心がけ、『前田道路さんにぜひお願いします』と気持ちよく言っていただけるような仕事をめざしています」
インターンシップ参加を機にスタートしたキャリア。施工管理としての成長の道筋
地元福岡県を離れ、広島県の工業大学に通っていた田川。前田道路との出会いのきっかけは、インターンシップに参加したことでした。
「学生時代はサークル活動には参加せず、アルバイトに明け暮れていました。就職活動を始めたのは大学3年生になってから。前田道路がインターシップを実施しているのを見つけ、おもしろそうだと感じて応募しました」
田川は夏と冬の2度にわたってインターンシップに参加。社内の雰囲気に惹かれたこと以外に、入社を決めた理由がもうひとつありました。
「施工途中から現場が出来上がっていく過程を見学させてもらいました。外構や道路が完成した時の様子を目の当たりにして、自分もいつか家族や子どもに誇れるような仕事がしたいと強く思ったことを覚えています。
当時、前田道路だけでなく、土木建設や道路舗装を手がける他企業のインターンシップにも参加していました。しかし、他社では現場に常駐するのが基本です。施工管理だけでなく営業も担当して自ら仕事を獲得するなど、プロジェクトに一貫して携われる点に魅力を感じ、最終的に前田道路を選びました」
入社後、1年間に及ぶ新入社員研修に参加し、研修センターでの技術研修や仮配属先で現場施工を学んだ後、複数の公共工事を経験してきた田川。民間工事を担当し始めた当初は戸惑いもあったと言います。
「高速道路の工事を担当していたころは、現場でやり取りするのは先輩社員と作業員さんだけでした。しかし、民間工事の場合はお客さまともやり取りしなければなりません。『図面にはこう描かれているけどどう思う?』と尋ねられ、最初のうちはうまく答えられないこともありました」
その後、施工管理としてさまざまな現場を経験し、着実に成長を重ねてきた田川。2023年には、初めて案件開拓にも成功しました。
「ある現場でたまたま居合わせたガスと水道を扱う業者の方から、『困っているので助けてほしい』と頼まれたことがあったんです。工事を1件担当したところ、とても感謝していただいて、ありがたいことにその後も定期的に発注をいただくことになりました。
マンションの外構の構造物なども一部ありますが、仮復旧状態のアスファルトをめくって本復旧する打ち替え工事など、舗装工事を請け負うケースが現在は大半を占めています」
現場の数だけ挑戦があり、成長がある。経験したことの一つひとつが糧に
2024年で独り立ちして丸2年になる田川。民間工事の難しさについて次のように話します。
「公共工事では、どの現場でも仕事の流れに大きな違いはありませんが、民間工事では現場ごとに最適な段取りを組んで進めていかなくてはなりません。工事のスケジュールもさまざまです。1日で終わることもあれば、長いものだと完成までに2カ月以上かかることも。工期が長くなればなるほど、工事内容も複雑になるため、施工管理としての力量が問われます」
一方、長く現場に携わる中でこんな経験もありました。
「周辺住民の方から工事の騒音について苦情を受けたことが何度かあります。警察に通報されたケースもありました。
もちろん、道路使用許可を取っているので、工事の中止を求められることはありませんが、そうした場合は、『今日だけはご辛抱をお願いします』とひたすら謝罪し続けて対応しています」
ひとつとして同じ現場はありません。日々、成長を実感していると田川は言います。
「現場に出始めた当初は、道路についてほとんど何も知らない状態で、単純な測量作業にも多くの時間を要していました。また、舗装後の道路に水溜まりができるなど問題が生じるたびに、どのように対応すればよいか先輩に相談し、指導を受けながら対応していた記憶があります。
しかし現在では、『このままの高さだと水が溜まる可能性があるため、高低差を調整しましょう』という具合に、こちらから進んでお客さまに対して提案できるようにもなりました。以前はできなかったことができるようになったと感じています」
工事完成時に顧客からかけられる「ありがとう」の言葉がやりがいになっていると話す田川。そんな彼を支えてきたのは、周囲のメンバーたちでした。
「営業所では経験豊富な先輩社員が多く活躍していますが、皆さん優しい人ばかりです。何かわからないことがあると、私がしっかり理解できるようになるまで丁寧に教えてもらえるので、とても頼もしく感じています。
また、現場の作業員さんたちにも助けられてきました。こちらもまた、年上の方々が中心ですが、現場に搬入する機械について、『この機械を入れたほうがいい』という具合に、要所要所で的確なアドバイスをいただいています」
将来は所長のような存在に。ワークライフバランスが整う環境でめざす充実したキャリア
入社6年目を迎え、今後は中軸としての活躍が期待される田川。めざす姿があります。
「営業所にクレームが届くこともありますが、それらを一手に引き受け対応しているのが現在の上司である所長です。将来的には、責任者としてすべてを背負うことができる、所長のような存在に自分もなりたいと考えています。
ただそれが実現するとしても、20年以上先のこと。そのためには役職も付けていかなくてはなりません。努力あるのみですね。
現在は、業務と並行して資格取得にも努めていて、まずは1級土木施工管理技術検定に合格することが目標です。加えて、1級舗装施工管理技術者も近いうちに取得したいと思っています」
仕事も私生活もとても充実していると話す田川。前田道路で働く魅力に触れながら、新しい仲間に向けてこんなメッセージを送ります。
「東北は自分にとって未知の地だったので、最初に配属先を知らされた時はとても驚きました。しかし、長く生活するにつれて地域の魅力がわかるようになり、いまでは深い愛着を感じるようになっています。
中学時代まで私も野球をしていたので、現在は仙台を本拠地としている楽天イーグルスを応援しています。球場が近くにあるので、休日には友人らとよく応援に出かけていますよ。
前田道路では、日曜日はしっかり休めるほか、仮に土曜日に出勤することがあったとしても、必ず平日に振替休日を取ることができる仕組みです。週休二日制がきちんと守られているなど、福利厚生が充実しており、とても魅力的な職場だと思っています。
私自身もそうでしたが、入社後には長期間の研修などさまざまなことを学ぶ機会が豊富にあります。土木工学の知識はいりません。大切なのは情熱です。現場で出会う作業員さんの中には昔ながらの職人気質を持つ人も多いので、そういった方々と対等に渡り合えるだけの粘り強さを持った人と一緒に働けることを楽しみにしています」
※ 記載内容は2024年4月時点のものです
