IKKグループ全体のデジタル化を推進する、5つのチームの役割と使命
私が所属しているのは、IKKグループ全体のデジタル化とAI活用を推進する部門です。この部門は5つのチームで構成されています。社内のICT環境に必要なデバイスやネットワーク機器の調達から設定、設置までを担い、ITガバナンスやセキュリティ対策を実施するインフラチーム。社内外向けのアプリやシステム開発を担当し、現場の業務改善を推進する開発チーム。導入したアプリやシステムの問い合わせ対応、現場向け研修などを実施するサポートチーム。そして社内にある各種情報を集約して可視化し、分析可能にする情報分析チームと、AI企画や導入、研修を実施するAI推進チームです。
私たちの部門のミッションは、会社のビジョン実現に向けてITを戦略とした経営を実現することです。最新テクノロジーを活用することで、ビジネスや業務、システムのデジタル化を推進しています。お客さまにとってアクセスしやすく使いやすい環境を整え、グループ全体のスタッフが業務を効率的に進められるよう、お客さまにより多くの時間を使えるような仕組みづくりに取り組んでいます。
約20名程度の体制で、拠点は主に福岡と東京です。場所が離れていてもオンラインや定期的なオフライン交流でコミュニケーションを図っており、仲は良いと思います。相互に教え合い、助け合い、協力し合える環境があるため、もし分からないことがあっても質問すれば、必要なやり方や方法を先輩社員が導いてくれます。プログラミング経験がなくてもITを学びたい、ITをしっかりやりたい人には良い環境だと思います。
コロナ禍での挑戦。スカウトから始まった、婚礼業界のDX推進
IKKホールディングスへの入社のきっかけは、スカウトレターでした。当時、会社ではCIO/CTO候補として20名から30名程度の方々とお会いになったと聞いています。その中で選んでいただいたことは、今でも光栄に思っています。
前職では、ITコンサル時代に100人規模の新規事業部門の立ち上げを経験し、金融の事業会社では案件開発対応のスピード化が求められる中、システム部門を20名から35名、開発パートナー100名体制へと拡大させました。組織づくりの経験は確かに役立ちましたが、同じやり方が通用した組織は一つもありません。組織づくりは常に手段でしかなく、その先の目的や目標への執着こそが成功への鍵だと考えています。
婚礼業界は華やかなイメージがある一方で、情報化が遅れている業界です。当社も同様にアナログをベースとした紙業務が多く、データ管理も煩雑で、分析するにもデータを集めたり作ったりすることに時間を使う、生産性の低い状況でした。お客さま向けサービスやパートナー管理の面でも、新しいことを実現しようにも以前のシステムでは実現できない、あるいは非効率で手間がかかるなど、多くの課題を抱えていたのです。
立ち上げ時はコロナ禍でもあり、会社としても婚礼売上がない中での投資抑制という厳しい状況でした。働く場所もない、開発できる人もいない中で、無料ツールを駆使してコミュニケーションを実施し、研修も知り合いに低価格でお願いするなど、キャッシュアウトを少なくする創意工夫が求められました。それでも、社内OA環境・インフラ担当2名、開発7名、情報分析3名の計12名で、システム部門をスタートさせたのです。
メンバーの成長を信じて任せる。「WEの課題」として解決するチームづくり
メンバーや組織の成長を感じる瞬間は、毎月実施している1on1の中にあります。「これができるようになりました」「今までよりこれができるようになりました」「資格に合格しました」といった成長の報告を受けるとき、本当に嬉しく思います。メンバー全員と毎月1on1を実施していますが、半期ごとにメンバーが自己の成長に向けた目標を設定し、その状況を毎月フォローしながらアドバイスをして、メンバーの行動を促しています。
チームをまとめる上で大事にしているのは、情報をできるだけオープンにすることです。その中から各自が取捨選択して自分で考えてほしいと思っています。また、課題はチームで解決することをお願いしています。「I(私の)課題、YOU(あなた)の課題ではなく、WE(私たち)の課題として捉えてほしいと。」この意識を持つことで、問題や課題を報告しやすい環境が生まれました。報告してくれたことに対して必要なメンバーをアサインして一緒に解決するなど、チームとして目的を達成するためにという意識ができています。
マネジメントで難しいと感じたのは、メンバーを信頼して任せることでした。それを乗り越えるのは、自分の勇気だけです。1on1では、メンバーとの時間はその相手の成長やキャリアだけを考えるようにしています。私の意見は置いておく。そして最後に、何か言いたいこと、言い忘れたことはないか、必ず確認するようにしています。
この仕事のやりがいは、お客さまや現場に喜んでもらえることです。現場スタッフ経由で聞いた話ですが、ある新郎さまがIT会社を経営している代表の方で、お客さまに使用いただくアプリで、「ここまでできるのか、すごい、とても使いやすい、システム担当の方に伝えてほしい」とお話されていたことを聞いたときは、本当に嬉しかったです。
AI×テクノロジーで会社のビジョン達成へ。挑戦と学びを楽しむ仲間を求めて
今後挑戦したいこととして、AIによる企画、開発、テスト等の開発プロセスのスピード、品質向上に取り組んでいきたいと考えています。具体的には、ClaudeCodeを利用してレビュー機能の強化、設計サポート、コード生成、テスト作成などを計画しています。AIの力を活用することで、開発の効率化と品質の両立をめざしています。
チームとしては、会社のビジョン達成に向けてAI、テクノロジーの側面で貢献していきたいと考えています。社内にも、会社にも新たな価値を提供し、お客さまに信頼され、期待に応える部門としていくのが理想の姿です。技術力を高めながら、組織全体の成長を支えていける存在でありたいですね。
そして、これからこのチームにジョインしてほしいのは、新しい事に挑戦し、チームとして協力して行動できる人です。また、常に学びを習慣化できる人を求めています。テクノロジーの世界は日々進化していますから、その変化を楽しみながら成長していける方と一緒に、新しい価値を生み出していきたいと思っています。
