スカウトをきっかけに飛び込んだ、SEの仕事を知るインターンシップ
現在は入社1年目で、ソリューション事業本部デジタルソリューションドメイン第3ユニットに所属しています。商社の業務を支援するプロジェクトに参加しており、システムの運用保守を担当しています。運用保守とは、稼働中のシステムが安定して動き続けるよう管理・対応する業務のことです。
当社のインターンシップに参加したのは、大学3年生の夏のことでした。対面形式で5日間にわたって行われるプログラムで、参加のきっかけはサイト経由でスカウトをいただいたことです。それをきっかけに興味を持ち、応募を決めました。
もともとSE(システムエンジニア)の仕事に興味があったこともあり、このインターンシップへの参加を前向きに考えました。特に惹かれたのは、上流工程を体験できるという点です。上流工程とは、システム開発における要件定義や設計など、開発の初期段階にあたる工程のことで、お客様の課題を整理し、解決策を形にしていく重要なフェーズです。
参加前は、ITを活用してお客様の困りごとを解決する仕事、というイメージを漠然と持っていました。具体的な業務の中身はまだよくわかっていませんでしたが、そのイメージがインターンシップへの期待感につながっていたと思います。
「学生だけでは気づけなかった視点」グループワークで知ったITの奥深さ
インターンシップでは、グループワークを中心に上流工程を体験しました。課題整理や要件検討など、SEの仕事の一部を学びながら、チームで企画をまとめて発表するところまで取り組みました。
難しかったのは、時間の制約の中で計画を立てて進めることです。グループでブレーンストーミングを行い、アイデアを出し合うところまでは順調に進んだのですが、意見をまとめて要件を決定していく段階で想定以上に時間がかかってしまいました。最終的には、グループ全員で役割分担を行うことで、発表資料や原稿の作成にかかる時間を短縮し、なんとか乗り越えることができました。
一方で、特におもしろかったのは社員の方々の考え方に触れられたことです。グループワークに対してフィードバックをいただく機会が多く、学生だけでは気づくことのできなかった視点をたくさん得ることができました。また、会社説明会や座談会では、若手社員から役員まで、さまざまな立場の方々のお話を聞くことができました。入社理由や業務内容、やりがいなど、一人ひとり異なるキャリアの歩み方がとても興味深かったです。
IT業界への理解が深まり、「人を大切にする会社で働きたい」という軸が生まれた
インターンシップを通じて、まず大きく変わったのはIT業界そのものへの理解です。参加前はぼんやりとしか知らなかったシステム開発の工程や、SIer(システムの設計・開発・運用などを担うIT企業)の分類、さらには顧客の業界によって働き方が異なることなど、業界の構造を具体的に知ることができました。こうした知識は、その後の就職活動でIT企業を比較・検討する際に大いに役立ちました。
また、スキルという面では、相手視点で考える大切さを身をもって学びました。発表の場で課題の前提条件をきちんと説明できておらず、自分たちの意図がうまく伝わらなかったと感じる経験をしたことで、「相手にとって必要な情報は何か」を常に意識するようになりました。この気づきは、社会人として働く今でも大切にしていることの一つです。
当社への印象も、インターンシップを経て大きく変わりました。関わってくださった社員の方々がどなたも穏やかで優しく、雰囲気の良い会社だと感じました。また、人の教育にしっかりと力を入れている堅実な会社であることも伝わってきました。インターンシップを通じて感じた社員の人柄や教育への姿勢に惹かれ、「ここなら成長しながら働けそうだ」と感じたことが、入社を決める大きな理由になりました。
「終わる頃にはイメージが明確に」、インターンが教えてくれた自分の適性
インターンシップで身につけた「相手視点でコミュニケーションをとる」という意識は、今の仕事にも確実に活きています。業務内容や工程は変わっても、相手が理解しやすいよう必要な情報を整理して伝えることは、プロジェクトを円滑に進めるうえでとても重要だと日々感じています。インターンシップでの経験が、社会人としての基礎的なコミュニケーション力を育ててくれたのだと思っています。
そして、インターンシップに参加してよかったと感じる瞬間は、入社してからもたびたびあります。当時お世話になった人事の方々が今でも私のことを覚えていてくださり、顔を合わせるとにこやかに声をかけてくださるのがとても嬉しいです。また、入社後に関わる方々も穏やかで親切な方ばかりで、安心して業務に取り組める環境の中で日々経験を積んでいます。
参加を検討している学生の方には、ぜひ一歩踏み出してほしいと思います。IT業界に興味はあるけれど、自分に向いているかまだわからないという方にこそ参加してほしいと思います。
インターンシップが終わる頃には、業界や仕事のイメージが自然と明確になっているはずです。自分の適性を知る良い機会でもあるので、少しでも興味があればぜひ参加してみてください。
