「諦めたら今より苦しい」。4年間の停滞を越えて掴んだ自信
子どもの頃は、やんちゃで落ち着きのない性格でした。静かにできずに騒いでしまうので、家でも学校でも怒られてばかり。不貞腐れてまた怒られる、という繰り返しの日々でした。
一方で、好奇心旺盛な一面もありました。昆虫図鑑で目当ての虫を決めて近所の公園を探し回るのが大好きで、夏休みには父と夜中にカブトムシを探しに出かけたのは今でも大切な思い出です。
高校時代は勉強をほとんどせず、その結果1年間の浪人を経験しました。浪人生活のスタートに「新しい自分に生まれ変わるぞ」と意気込んで生活改善を決意したものの、人間そう簡単には変われないもので、そこからの4年間はほとんど成長を感じられない日々が続きました。大学に入学後、自己啓発本を読み漁り、勉強や運動といった自己投資に取り組もうとするのですが、変われない自分に失望する毎日でした。「もう辞めよう」と思ったことは何度もあります。
それでも諦めなかったのは、「努力できない自分のままこの先を生きるほうが、今よりもよっぽど苦しい」と、これまでの人生経験から身に染みて感じていたからです。取り組み始めて4年が経ったころ、これまで学んだことが連鎖的につながり、一気に成果が表れました。早朝から運動や勉強に取り組み、スマホをほとんど触らない生活が急にできるようになったのです。「やっと報われた」という安堵と達成感、「今なら何にでも挑戦できるという」という自信 ——あの興奮は今でも忘れられません。この経験が、自分への自信につながった一番の出来事だったと思います。
「品定めされている感じがしない」面接が教えてくれた、働きやすさの見極め方
就職活動で私がもっとも重視していたのは、「働きやすい環境かどうか」という点でした。人間関係や勤務形態など、自分に合わない環境に身を置いたまま無理をして、いつかリタイアしてしまうかもしれないという不安が強くあったからです。だからこそ、説明会や面接を通じて、担当者の雰囲気が穏やかで誠実かどうかを意識して確認するようにしていました。
就職活動当初はコンサル業界を中心に受けていましたが、選考を経験する中で、まずはITの知識やシステム開発の経験を身につけ、その先にコンサルティングにも挑戦できるキャリアを歩みたいと考えるようになりました。そこでSIer業界にも視野を広げ、自身の成長につながる環境を探しました。
当社の選考で印象に残っているのは、面接の雰囲気です。一度目も二度目も、品定めされているような緊張感がなく、日常会話のように話しやすかったのをよく覚えています。面接官の方がいずれも在宅から参加されていて、硬い格好をしていなかったり、背景が自宅の部屋だったりしたことも、自然と気持ちをほぐしてくれました。また、質問に答えているときの相づちや声のトーン、表情や会話の流れが穏やかで、「この会社なら働きやすいかもしれない」と感じたのを覚えています。
他社との大きな違いを感じたのは最終選考でした。自分らしさを表現する機会が設けられており、準備には悩みましたが、その経験を通じて「一人ひとりをしっかり見ようとしている会社なのだ」と感じました。型にはまった選考ではなく、人物面を大切にしている点に魅力を感じました。
「入社前の期待を超えた」3か月研修と、不安を消した内定者サポート
入社を決めた一番の理由は、社員の方の印象と、充実した新人研修の存在でした。会社説明会で「新人研修に力を入れている」と聞いていたのですが、入社前から未経験でも大丈夫だという安心感がありました。また、選考を通じて接した社員の方々は、笑顔なのはどの会社でも共通していたのですが、ハイマックスの社員の方々は表情や話し方に落ち着きと余裕があり、形式ばっていない雰囲気がとても印象的でした。その自然体な姿勢が、「ここで働きたい」という気持ちを後押ししてくれました。
内定後も手厚いサポートがあり、定期的なオンライン交流会が開催されていたおかげで、内定式の日にはすでに顔見知りの同期が何人もいる状態でした。「○○さんだよね?」と声をかけられるだけで、ずいぶんと気持ちが楽になったのを覚えています。内定式後にはチーム課題も与えられ、不安を共有し合ううちに同期との距離がぐっと縮まりました。入社式では同期同士の会話が自然と弾んでいて、人間関係への不安はほぼ解消されていたと思います。
実際に入社してからのギャップとして、テレワークが思っていたよりもずっと多かったことが挙げられます。経験を積んでからでないとテレワークは難しいと思い込んでいたので、これは嬉しい誤算でした。業務開始の9時まで、資格勉強や運動など自分のための時間として有効に使えるのは大きなメリットです。一方で、人と会う機会が減って寂しくなるという声も同期から聞くので、LINEなどで同期とのつながりを保つことが、テレワーク環境で働くうえでの大切なポイントだと感じています。
「あなたの耳に入るくらい活躍したい」上級職を目指す新人の決意
現在はソリューション事業本部プラットフォームドメインに所属し、システムが仕様通りに動作するかを確認するテスト業務を担当しています。エラーや不具合がないかを確認し、品質を支える重要な役割です。まだ入社して間もない段階ですが、日々の業務を通じて少しずつ現場の流れを掴んでいるところです。
今後挑戦したいのは、プロジェクトリーダーとしてチームの業務を統率する仕事です。この目標には、実は明確なきっかけがあります。入社後に最終面接を担当してくださった方にお会いする機会があり、「あなたの耳に入るくらい活躍したいです」とお伝えしたところ、「上級職くらいの役職になれば耳に入る」とおっしゃっていただきました。その言葉が心に刺さり、それ以来、上級職を目指すことを意識するようになりました。
そのために身につけたいスキルも、現場のリーダーの姿から学んでいます。特に参考にしたいのは、メンバーの感情も含めた状況把握能力と、必要に応じて計画を調整して実行につなげる計画力です。想定とのギャップを認知し、その影響を最小限に抑えるための計画を立て直す――そういった作業を、まずは自分自身のタスク管理の中で意識的に実践しながら、着実に力をつけていきたいと思っています。
就職活動中の方へ伝えたいことがあります。就活はとても辛い時期だと思います。私自身も、面接の結果を求めすぎてしまうと、不採用が続いたときにひどく落ち込むことがありました。そのときに気づいたのが、「自分の価値を他人の評価に委ねない」という考え方です。「次の面接ではこれができたらOK」という自分なりの基準を設けて、その達成に目を向けるようにしたことで、前向きに乗り越えることができました。この考え方は今の仕事にも生きていて、それ以降は生きるのがとても楽になったと感じています。就活での気づきや学びは、人生の財産になります。どうか忘れずに持ち続けてほしいです。
