楽しむ気持ちで3つのチャレンジ!妻と協力しながら両立する日々
2022年5月にグロービスに中途入社した棚瀬。転職のきっかけとなったのは、家族が大きな転機を迎えたことでした。
「妻と4歳の子どもと暮らしています。2年ほど前に、子どもに難聴があると判明したことがきっかけでした。長期間のリハビリが必要なことから、両親のサポートが得られやすい環境を求めて、約10年働いていた東京を離れることを決意。夫婦の出身地である関西に拠点を移すと同時に、グロービスに転職しました」
現在は、グロービス・コーポレート・ソリューションのコンサルタントとして主に関西・中国エリアの企業に人材育成や組織能力開発の支援に従事。その毎日は、仕事だけでなく、子育てや大学院通学の「3つの軸」で構成されています。
「グロービスでは、受講費用の支援制度もあるので、入社後はMBAの取得をめざし、グロービス経営大学院に通学し始めました。正直、平日は仕事と勉強で埋まってしまうので、家族に時間をさけていないのが実態です。その分、週末は家族とゆっくり過ごしたり、平日にできない家事を担当したりしています。
大学院での勉強は、子どもが寝た後や早朝に取り組むようにしていますが、課題の時間が足りなくなることも……。そんなときは妻の協力のもと、週末の日中に勉強の時間を取らせてもらうこともあります。働きながら通学する生活が成り立っているのは妻の協力があってこそ。ただただ感謝する毎日です」
以前よりはうまくバランスをとれるようになったと話す棚瀬。
そのコツは、子育て・仕事・大学院のスイッチを無理に切り替えようとはしないことだそう。
「インプットしない限り、良いアウトプットはできない。日々学ぶ中でそう感じているからこそ、大学院と仕事はひと括りに捉えています。通学しながら働くのは大変ですが、『やりたいから、やっている』という気持ちが強いので苦には感じていません。子育ても同じで、『やらなければ』ではなく、楽しみながら取り組んでいます」
自分も家族も幸せにするための転職を──バランスを模索し到達した現在地
「1社目では人材業界の広告営業に従事し、2社目でメガベンチャーに転職。人事として中途採用を担当した後、若手に特化した人材紹介事業の立ち上げやグロースに携わり、求職者の転職支援やマネジメントも経験しています。前職となる3社目は、保育園や幼稚園向けにICTサービスを提供するベンチャー。そこで営業責任者を経験しました」
仕事にやりがいを感じていた棚瀬でしたが、子どもが2歳のときに難聴であることが判明。家族にとって最善の環境で過ごしたいと、関西への転居と転職を決意します。
家族を第一に考えながらも、前職でやり切れなかった「成長フェーズに合わせた組織づくりに携わりたい」という自分自身の想いも実現させたい……。かつ、企業が掲げるミッションやビジョンに賛同できる場所で働きたい。
そんな彼のもつ価値観にフィットした企業がグロービスでした。
「選考の中で、面接官に対してグロービスへの入社理由やいまの仕事の苦労、やりがいについて聞いてみると、どなたの答えにもきちんとビジョンがあったんです。これは、社員一人ひとりにミッション、ビジョン、バリューがしっかりと浸透している証。社員が自分の軸を持って働かれていることにとても感銘を受けたんです」
また、子育てへの理解があり、モデルケースが周りにいたことも、入社を後押ししたといいます。
「私にとって、働き方の柔軟性は欠かせない要素だったので、面接では、『パパさんママさんは社内どれくらいいるのか』『子育てしながらどう学習しているか』『子どもが熱を出したときは、チームでどのように対応しているのか』など、本当にこの職場で子育てと仕事を両立できるのかの質問をたくさんしていましたね。
その中で、現在の上司にあたる方が、一つひとつ丁寧に具体的に教えてくれたんです。バランスの取り方は人によってさまざまですが、うまく両立できている方が多くいると知れたことは大きな安心材料になりました」
とはいえ、入社後すぐに子育て、仕事、大学院の両立ができたわけではなかったという棚瀬。
とくに大学院に関して、どれほどの時間を予習や復習に充てるべきかがわからず苦労する中、周りの存在が助けになりました。
「自分と同じように子育てしながら大学院に通っている方や、大学院と仕事の両立に苦労した経験がある方が、親身になって手を差し伸べてくれました。中でも印象的だったのが、上司にかけられた『健康>家族>仕事>大学院。この順番を大事に』という言葉。
私はやりたいことはすべて全力でやり切りたいタイプ。つい無理をしてしまいがちな私に、優先順位を言ってもらえたことで、意識してバランスを考えるようになりました。
子どものイベントや行事がある日は休暇を取得できますし、チームメンバーも快く送り出してくれます。ときには、お客様への研修をメンバーが代わりに担当してくれることもあるなど、チームや組織で当然のようにサポートし合う文化があり、とても安心感がありますね」
社内の多様な“カルチャー活動”が、仕事に活きる
グロービスに入社して丸1年。徐々に仕事にやりがいを見出しています。
「人や組織のあり方や成長の過程には正解がなく、それがおもしろくもあり難しくもあるところ。お客様に伴走しながら人や組織の成長に対して真剣に向き合い、受講者の方が変わっていく瞬間に立ち会えたときの喜びは、ここだからこそ経験できていると感じます」
一方、棚瀬は入社1年目から社内のカルチャー活動にも積極的に関わっています。
そのひとつが、次世代を担うリーダー層が集い議論する“G1サミット”のスタッフとしての活動です。
「日本企業を牽引する経営層の方がいまどんなアジェンダに興味を持ち議論しているのかを知りたくて運営スタッフに参加したことがきっかけです。普段出会えないような日本のトップの経営者や著名人が熱く語り合う姿を間近で見られることそのものが、とても刺激的です。この経験を通して、自分の感性が研ぎ澄まされ、お客様や受講者の方との話題にも困らなくなりました」
並行して、社員交流イベントの幹事や、社内コミュニティの企画や運営にも携わっています。
「組織づくりはもちろん、相手がどんなことに興味があるのかを知り企画することが好きなんです。社員交流を深めるためのイベントでも、楽しみながら幹事の活動に取り組んでいます。
直近では、全社から漫画好きのメンバーを集めて、それぞれのお気に入り作品を紹介する会を開催しました。オンラインでつないで実施したのですが、画面越しのメンバーと熱く語り出す人もいて、すごく喜んでもらえました」
グロービスに入社してみると、社員それぞれの興味関心を発揮できる交流の場がたくさんあることに驚かされたと言います。
「実は入社前、グロービスに対して『万能なプロフェッショナル集団』という近づき難いイメージを勝手に持っていたんです。でも実際は、一緒に働く仲間が好きで、温かい人が多いですし、組織でサポートし合う風土がある会社だということが、一番のギャップでした。
この魅力を、多くの人に知ってもらいたいと思っています」
多忙な日々の過ごす彼は、なぜこうしたカルチャー活動に積極的なのでしょうか。
「こうした会の企画は、自分にとって仕事ではなく、リフレッシュ活動の一環なんです。楽しみながら社内のコミュニティを広げることで、結果的に仕事も進めやすくなり、多くの知見を得ることができる。すべてポジティブに自分に返ってくると思っています」
知的好奇心が「社会を変える」原動力に
そんな棚瀬が考える、グロービスで働きがいを感じられる人は、人や組織が好きなこと、そして自己成長に対する意欲が高いこと。
「『成長しなければ!』という危機感から生まれる成長意欲も必要ですが、それだけでは疲弊してしまいます。知らないことを知りたいと思える素直な好奇心や、学んだことを周りに伝えて還元していきたいという気持ちをモチベーションにして、自己成長を楽しんでいける方が合っているのではないでしょうか」
ただ、実際はワークワイフバランスの実現に不安を感じ、二の足を踏んでしまう人もいるのではないでしょうか。そんな不安を抱える人にこそ、棚瀬には伝えたいことがあると言います。
「実はグロービスにも、同じような悩みを抱えている仲間がたくさんいます。だからこそ、互いに理解し、助け合える環境があります。健康>家族>仕事>大学院が鉄則。社員を尊重したサポート体制があるので安心してください」
入社2年目を迎え、グロービスのコンサルタントとしてさらに成長を重ねていきたいと決意を語る棚瀬は、自身の将来をこう展望します。
「まだまだ自分の型ができておらず、周りのサポートを受けながら仕事をしている状況です。自分ひとりでお客様に向き合えるようになり、自分だからこそ出せるバリューを発揮し、お客様の組織をより良い方向に導けるような存在になりたいと思っています。
今の仕事が社会やお客様に及ぼすインパクトは大きく、やりがいも十分!
引き続きチャレンジしていくつもりです」
棚瀬にとって、仕事と家庭は互いに作用し合うもの。
社会課題の解決に目を向ける背景にあるのは、子どもを持つ父親として未来を明るく照らしたいという想いです。
「より良い社会をつくりたいという気持ちは、子どもの誕生を機に芽生えたもの。子どもが大きくなったときに、『日本に生まれて良かった』と思える社会にしたいんです。そのためにも、子どもに多くの選択肢を提示できるような父親でありたいですね」
子育て・仕事・大学院の3つ軸を持ち続けることは決して簡単ではありませんが、棚瀬の姿を見ていると、その軸のバランスを模索しながら楽しむことが、「社会を変るために働く原動力」になっているのだと思わされます。
その情熱と柔軟な思考がいずれ新たな価値となり、組織や社会にインパクトをもたらす日が来ることを期待しています。
※ 記載内容は2023年8月時点のものです

