東北の未来を創る、仙台支店立ち上げプロジェクト
私は現在、株式会社アクセルの仙台支店立ち上げプロジェクトに携わっています。このプロジェクトは、東北エリアに拠点を持っていなかった当社が、取引先企業からの強い要望を受けて始動したものです。支店のチーフマネージャーとして、私は支店全体の数字管理や進捗管理を担当しています。
現在の仙台支店は、人材コーディネーター2名とスタッフサポート2名の計4名という小規模な体制でスタートしています。デスクが近い環境を活かし、日々の情報共有や進捗報告を欠かさず行うことで、チーム全体で同じ方向を向いて進んでいけるよう心がけています。
私自身は支店の責任者として、上席との会議を通じた方向性のすり合わせや進捗報告はもちろん、人材コーディネーターとしてスタッフ様のサポートから新規開拓営業、取引先への訪問、契約書や請求書などの書類作成、採用面接まで、幅広い業務を担当しています。既存の取引先だけでは成長に限界があるため、新規開拓を積極的に進め、支店の規模拡大を目指しています。
同時に、求職者の方々と一緒に仕事の楽しさや働くやりがいを見つけていくことも、私たちの重要な使命だと考えています。単に仙台支店を大きくするだけでなく、東北全体の活性化に貢献していきたい。そんな大きな目標を胸に、日々の業務に取り組んでいます。
仙台支店立ち上げ、新たな挑戦への第一歩
このプロジェクトに参画することになったきっかけは、立ち上げメンバーという募集文言との出会いでした。それまで立ち上げ期からの参画経験がなかったため、正直な気持ちとしては不安もありました。しかし、「成長するためにはより厳しい環境に身を置くべきだ」という思いが強くなり、この機会にチャレンジすることを決意しました。
仙台支店の立ち上げということで、まず直面したのは案件数の少なさでした。求職者の方々により良い仕事を紹介するためには、取り扱える案件を増やすことが不可欠です。そこで、前職での経験を活かし、企業への営業活動を重点的に取り組みました。営業方法も自分なりに工夫し、私はテレアポを一切行わずに半年間で60社以上の企業様と商談することが出来ました。
しかし、企業様との取引が実現しても、新たな課題に直面することになります。それは、企業側のニーズと求職者の希望とのミスマッチでした。採用に苦労している企業様の仕事内容と、求職者が携わりたい仕事との間に大きな隔たりがあることが多く、希望に沿った職種や条件、環境を見つけるまでに時間がかかることも少なくありませんでした。
この課題を解決するため、求職者との面談では、その方の経験やスキル、将来の目標などを丁寧にヒアリングし、キャリアアップの具体的なイメージを一緒に描いていきました。また企業側には、福利厚生や社内の成功事例、キャリアパスについて詳しく聞き取りを行い、時には職場見学の機会も設けていただきました。さらに、就職後も定期的なミーティングを通じて、働く環境の改善に努めました。この地道な取り組みにより、企業と求職者双方の高い満足度を実現することができています。
成果と共に見えてきた確かな手応え
立ち上げから3年が経過し、プロジェクトは着実な成長を遂げています。新規入職者数は前年比2~3倍、取引先数は6倍と、数字の面で大きな成果を上げることができました。特に嬉しいのは、業界的には人の流動性が高い中で、私たちの仙台支店ではスタッフ様の定着率が非常に高いことです。
これは、スタッフの方々との定期的なミーティングや、クライアント企業さんとの丁寧な打ち合わせを重ねてきた成果だと考えています。実際にスタッフの方々からは「やりがいを感じている」「定期的なミーティングのおかげで不安が解消され、働きやすい」といった声をいただいています。
この経験を通じて、一人ひとりの人生に関わることの重要性と責任の重さを実感しました。また、コミュニケーションは単に取るだけでなく、相手の意図を理解し、自分の考えを分かりやすく伝えることの大切さも学びました。特に印象に残っているのは「やらない選択肢を取らない」という学びです。最初は「この企業は派遣を利用しないだろう」などと憶測で判断していましたが、まずは行動してみることの大切さに気付きました。今では、この考えがすべての業務における私の行動指針となっています。
人間中心の文化を築き、個の力を最大限に活かせる未来へ
今後の展開として、まずスタッフ様一人ひとりに感謝を享受してもらえる場を設けていきたいと考えていますし、形として残せるような還元もしていきたいと考えております。同じ時間を同じ場所で過ごすことができない中でも、リアルタイムでの感謝や共有の機会を大切にしていきたいと思います。また、東北全域での拠点展開に向けて、アクセルのネームブランドを広げるためにお取引先を増やしていく活動も進めています。新しい土地での展開は、その地域の特色や市場規模など未知の部分も多いので、より一層の学びが必要だと感じています。
私たちが目指すのは、人間中心の文化を築き、個の力を最大限に活かせる会社です。現代社会ではAIの発展により、人的資源を必要としない方向に進んでいますが、私は人間にしかできないことがあると考えています。クリエイティブな思考、感情の理解、経験から生じる直感など、これらは人間だからこそ持ち得る価値です。
人材業界は「人」がいてこそ成り立つ業界です。一人ひとりの個性や能力を最大限に引き出し、人を通じて人に価値を提供できる、そんな社会の実現を目指していきたいと思います。大勢の方々に私たちの取り組みを知っていただき、スタッフの皆さんがやりがいを感じ、クライアントから圧倒的な評価をいただけるよう、これからも努力を重ねていきます。
