お客さまが目にする画面の改修を担当。周囲に支えられながら、エンジニアとして成長
航空券の予約・購入やオンラインチェックイン、マイレージ手続き、ツアー予約などを行うANAのウェブサイト「ANA SKY WEB(以下、ASW)」の開発チームに所属し、ASWをより使いやすく改善していくエンハンス開発(機能拡張の開発)に携わっている難波。
「エンハンス開発は各工程を順番に進めるウォーターフォールという手法で開発を行っています。若手が多いチームですが、年次が離れた先輩とも活発にコミュニケーションを取っていて、とても相談がしやすい雰囲気です」
配属からまだ数カ月ながら、難波はお客さまが直接目にする画面の改修を任されています。
「最近担当した案件では、お客さまの画面に表示されるエラーメッセージの改修を行いました。エラーの表示条件をより細分化するプログラムを追加し、お客さまへの案内がわかりやすくなるようメッセージを実装しました。ASWの『見た目』や『操作性』を作る開発なので、自分の仕事がお客さまの目に見える形で反映されるという実感があります」
こうして入社1年目から手応えのある仕事に従事できるのは、若手の成長を支援する環境が整えられているからこそ。難波は朝会での進捗報告や日報を通じて、課題や悩みを相談しています。
「日報のメールはOJT担当者だけでなく、案件のリーダーにもCCで送ることになっています。業務の進捗を報告するだけでなく、自分がどこでつまずいているかを日報で伝えられるため、一人で抱え込んでしまうことがありません。疑問を一つずつ解消しながらスキルを磨くことができています」
周囲の温かい支えを受けながら、着実にITエンジニアとしての歩みを進めている難波。日々開発に向き合う中で、彼女が常に自分に問いかけている言葉があります。
それは、「お客さま視点を忘れない」ということです。
「システムをリリースすることはゴールではなく、あくまでスタート。その先にいるお客さまに喜んでいただくことこそが、私たちの本来の役割だと考えています。自分が開発した画面に触れるお客さまが、どのように感じ、使いやすさを実感してくださるか。常にその光景を想像しながら、細部までこだわりを持って開発に取り組んでいます」
「人の温かさ」が入社の決め手に。未経験でIT業界に飛び込み、研修で培った基礎力
大学時代はマーケティング学科で消費者心理学を学んだ難波。就職活動では自分がやりたいことを実現するため、専門外だったIT業界を志しました。
「私が就職活動の軸としていたのは、『たくさんのお客さまに価値を届ける仕事』です。それが実現できるのは、幅広いお客さまにサービスを提供しているIT業界だと考えました。
私はマニュアルのないアルバイト先で3年間、自分で考えて行動し続けたことで、興味を持ったことにはとにかく挑戦する姿勢が培われました。そのため文系から未経験のIT業界に挑戦するのは、不安な気持ちよりも好奇心やワクワクの方が勝っていました」
さまざまな企業を見た中で、難波が最終的に選んだANAシステムズ。入社の決め手となったのは、選考を通じて感じた「人の温かさ」でした。
「最終面接はものすごく緊張していました。それでも面接官の方が私に寄り添いながら話を引き出してくださったおかげで、ありのままの自分を出し切ることができたんです。
以前からANAシステムズに勤める知人が生き生きと働く姿を見ていたこともあり、入社前から社風の良さを感じていました。そして実際に選考を通じて感じた人柄や雰囲気がとても温かく、自分に合っていると感じたため入社を決めました」
入社後は、4月から2カ月に及ぶ全体研修を受講。6月からは配属先となるマーケティングマネジメント部で、部門別研修に取り組みました。
「部門別研修では、Javaをはじめとする複数のプログラミング言語を、4カ月かけて集中的に習得しました。構造も仕組みも未知の状態からのスタートでしたが、実際にアプリケーションを動かしながら理解を積み重ねることで、自身で作成したプログラムがどのように機能するかという感覚をつかんでいきました。
研修を通じて得たのは言語の知識だけではありません。難解な言語や数字の羅列を前にしても、ひるまず理解しようとする姿勢、そして絶えず学び続ける力という、ITエンジニアとして欠かせない基礎が培われたと実感しています」
研修は学びを深めるためだけでなく、同期との絆を深める場としても活かされました。
「全員でITパスポートの取得をめざし、チームでスケジュールを組んで進捗を共有し合いました。お互いに努力している姿が見える環境の中、自然と切磋琢磨できる雰囲気が生まれました。試験に向けて一丸となって取り組んだことで、良きライバルであり励まし合える仲間としての絆がとても深まったと感じています」
まず自分で考え、わからなければ周囲に頼る。自走と支援の両輪で、課題解決力を磨く
入社から半年が経ち、希望どおりASW開発チームに配属された難波。JavaScriptフレームワークのAngularを現場で一から習得する中で、開発の難しさに直面します。
「案件を担当する際には、まずどこを改修すべきかを洗い出す『影響調査』というフェーズから始まります。システムの全体像を把握した上で、修正による影響範囲を見極めるこの工程が、最初の大きな壁でした。
何を調べればよいかもわからない状態から、過去の資料を読みあさって手がかりを探していきました。そして自分の力だけで解決できない部分は、OJT担当者や先輩に確認しながら、少しずつ理解を深めていきました」
課題にぶつかった時、まず自分の力で解こうとする姿勢──それを難波は大切にしていると言います。
「私はこれまで心配な点があると、すぐ誰かに聞いて確かめる傾向がありました。社会人になり、自ら調べて答えを追求する力を身につけたいと考え、まず自分の力でできるところまでやり抜くことを意識するようになりました。先輩方も、周囲に聞く前に自分で徹底的に考えているため、そうした姿勢にも強く感化されています」
それでも自分で調べてわからなければ、難波の周囲には親身になって助けてくれる先輩がいます。
「OJT担当者から役職者まで、年次や立場を問わず誰にでも安心して相談できる環境です。相手によって躊躇することなく、その時々に必要なアドバイスを仰ぐことができます。
また、単に答えを教わるのではなく、自分の『何がわかっていないのか』を言語化できるよう導いてもらえるのも心強いです。その支援のおかげで、問題の本質を捉え、次回の対応まで自力で考え抜く力が身についてきたと感じています」
頼りになる先輩たちに助けられつつ、ITエンジニアとしてのスキルを磨いている難波。配属後からの数カ月でとくに身についたのは、計画力だと言います。
「エンハンス開発はリリース日が定められているため、そこから逆算してスケジュールを組み立てる必要があります。想定外の課題が生じた際には上長にスケジュールの見直しを相談したり、週単位のタスクを日次に細分化して優先順位を整理したりと、計画的に業務を進める力が着実に身についてきました。直近の案件では前倒しで工程を進めることができ、計画力が役立ったと実感しています」
憧れの先輩をめざし、学び続ける。ANAシステムズで描く、エンジニアとしての未来
ANAシステムズへ新卒入社して間もなく2年目を迎える難波。これから描いている目標があります。
「現在は、お客さまが直接目にする画面(フロントエンド)の開発を中心に担当していますが、データを届けるシステムの裏側(バックエンド)の仕組みや、システム全体の設計図(アーキテクチャ)への理解も深めていきたいと考えています。配属から半年で携わっている領域はまだ限られていますが、時間をかけて着実に視野を広げていくことが現在の目標です」
その目標の先には、身近で尊敬する先輩の存在があります。
「社内で特定のシステムの第一人者として知られている先輩がいて、どのような質問でも、相手の理解度に合わせて丁寧に説明してくれます。それができるのは、複雑な仕様だけでなく基礎の基礎まで深く理解しているからこそ。いつかその先輩と同じように、後輩の相談に乗ってあげられるよう、目標に向かって学び続けていきたいと思います」
そうしたロールモデルとなる先輩がいることも含め、難波は働く中でANAシステムズならではの魅力を感じています。
「最大の魅力は、『人の温かさ』です。それに加え、入社して間もない段階から案件を任せてもらえる環境があり、実践を通じて着実に成長できます。学習面でも、資格取得に向けた社内講座の開催や資格取得支援制度など、スキルアップのための環境が会社として整備されています。
さらに入社1年目から1年間サポートしてくれる全社メンター、そして部署内の業務に精通した部内メンターなど、相談内容に応じて頼れる窓口が複数用意されているため、1人で悩みを抱えずに済みます。
働き方についても、フレックスタイム制度やリモートワークの活用はもちろん、入社1年目からワーケーションを体験する社員がいるなど、若手のやりたいことを尊重し、応援してくれる風土があります」
文系出身でIT業界に飛び込み、ANAシステムズの環境を活かして成長を続ける難波。かつての自分と同じようにこれからITエンジニアをめざす未来の仲間へ、メッセージを送ります。
「未経験だからと不安を感じる方もいると思いますが、研修でITの基礎からしっかりと学べる機会があり、配属後もわからないことがあればOJT担当者や先輩が丁寧にサポートしてくれる環境が整えられています。
チームで協力しながら仕事を進めることが好きで、好奇心を持って学び続けることができる。そんな方が仲間に加わってくださるのを、楽しみにしています」
※ 記載内容は2026年3月時点のものです
