「先輩たちは、いつから就活を始め、どのような経験を通じて行きたい会社に出会い、決断したのか?」──そんな疑問を持つ就活生に向けて、24卒・25卒の先輩たちのリアルな就活体験をお届けする本企画。
今回は24卒で、日本シグマックス株式会社(以下、日本シグマックス)に就職された越智 脩汰さんに、どう自身のキャリアを見つけ、企業を選んだのか、そのプロセスを詳しくお聞きします。
<プロフィール>
日本シグマックス株式会社
越智 脩汰さん
【出身地】
神奈川県
【大学・学部】
神奈川大学 人間科学部 人間科学科
【ゼミ・研究室】
人体生理学の分野で研究を行うゼミに所属
【サークル・部活】
サッカーサークル
【アルバイト・長期インターン】
スポーツショップの店舗スタッフ
<就活でのtalentbookの使い方>
【企業研究】
日本シグマックスの記事を読み、スポーツの現場でも仕事ができることや、社員の仕事に対する想いを知った。自分のやりたい仕事もできるとわかり、「入社後のイメージ」が持てた
【面接対策】
・企業研究で知った日本シグマックスの社員の想いに共感し、選考においても「自身が日本シグマックスで働きたいと考える背景や想い」を伝えられるよう準備した
・日本シグマックスの記事を読み、「企業が求めているのは、チャレンジができる人材」だと感じ、自分の挑戦的なエピソードを伝えられるよう面接での返答を準備した
【入社後のイメージづくり】
内定承諾前に、日本シグマックスの入社2年目の社員の記事を読み、休暇の取得のしやすさなど、働きやすさに関する情報を得て、入社後の働き方をイメージした
<就活スケジュール>
大学3年生の秋に就活をスタート。スポーツ・医療業界に興味
▲小学生のころからサッカーに熱中していた
──就活はいつから始めましたか?
就活は大学3年生の8月、9月ごろから始めました。私の場合はすでにスポーツや医療に関する業界に進むことを決めていましたが、周囲で業界研究を進める人が増えてきたこともあり、このタイミングでスタートしました。
──スポーツや医療に関わる仕事へ興味を持った経緯を教えてください。
私は小学校1年生からサッカーを続けてきました。サッカーを通して礼儀作法や、日常生活の過ごし方など、生きていく上で大切なことを学んだと感じています。「スポーツを通じて社会や人々に何かを返したい」という「恩返し」の意味でも、「将来もスポーツに関わり続けたい」と中学生のころから漠然と考え始めていました。
──スポーツから医療にも視野が広がったのは、何かきっかけがあったのですか?
高校時代の部活動でのケガがきっかけです。私自身、3週間ほどスポーツができないケガを何度も経験しましたし、周りにもケガが原因でスポーツを諦めざるをえない選手がいました。そういったケガで悩んだり苦しんだりしている人たちの支えになりたいという思いから、スポーツだけでなく医療の分野にも興味を持つようになったんです。
高校時代には、部活動のチームに帯同されていたスポーツトレーナーや理学療法士と直接関わる機会もあり、スポーツ現場でケガをした人と関わる仕事に興味を持ちました。ただ、この時点では「私もスポーツトレーナーのような仕事をしたい」とぼんやり考えていたんです。
そこで、お世話になっていたトレーナーの方にも相談し「大学に進学してスポーツとの色んな関わり方を探ってみよう」と考え、スポーツ科学を学べる大学へ進学しました。そして、大学では人体生理学のゼミに所属し、身体に関する専門的な勉強に取り組んできました。
アルバイトで扱った「ZAMST」製品が、日本シグマックスを知ったきっかけ
▲大学の人体生理学のゼミでは、アーチサポートインソールが跳躍に及ぼす影響について研究
──スポーツ・医療業界の中でも、就活当初に志望していた企業はありましたか?
当初から、就職先である日本シグマックスを志望していました。アルバイトでスポーツ用品店の店舗スタッフとして働く中で、日本シグマックスのブランドである「ZAMST(ザムスト)」というスポーツ向け関節サポーターを扱う機会があり、そこで当社を知りました。
また、会社について調べる中で、日本シグマックスは、スポーツも医療も両方に深く携われる点を知り、第一志望として考えていました。
──数ある製品を扱うスポーツ用品店の中でも、ZAMSTがとくに印象に残っていたのは何か理由があるんですか?
アルバイトでは、主にランニングシューズを担当していて、業務の一つに、お客様一人ひとりに合わせたインソール(中敷き)の形成がありました。その業務のレベルアップ向上を目的としたスタッフ向け勉強会開催のため、日本シグマックスの社員の方が店舗に訪れたことがあります。
勉強会を通じて、その社員の方からZAMST製品への信頼と自信を感じたんです。スポーツシーンにおけるお客様の悩みや困りごとなど実例を交えながら、どのように製品を活用すればお客様の役に立って、喜んでもらえるのかを熱心に教えてもらいました。
また、製品をより多くのお客様に届けたいというその方の意思も強く感じました。私自身、「多くのケガをした人をサポートしたい」という気持ちが強かったこともあり、その方のお客様への姿勢と製品への熱意に感銘を受けたことは今でも鮮明に記憶に残っています。
──そのころに、希望している職種はありましたか?
当時はとくに希望している職種はなかったです。医療とスポーツに関する仕事ができれば、営業でも商品企画でも、どんな職種でも楽しめるだろうなと思っていました。
大学3年生の1月から選考スタート。医療とスポーツ両方に携われる環境に感じた魅力
▲就活では、企業のホームページや資料を読み込み、面接で話すことを準備していた
──インターンシップには参加しましたか?
インターンには参加していませんが、主に会社説明会やtalentbookなどで情報収集は行っていました。
──選考にはいつから参加されましたか?
日本シグマックスに関しては、大学3年生の12月ごろに説明会があり、春先から選考を受ける機会をもらいました。
他には、スポーツメーカーやフィットネスクラブなど、5、6社にエントリーシートを提出し、3、4社ほど選考に進みました。しかし、日本シグマックスの選考が早く進み、大学4年生の4月初めに内定をもらったため、他社は辞退しました。
──本選考の際には、希望していた職種はありましたか?
この時期は、商品を企画する仕事を希望していました。「自分が考えた製品で多くの人を支えたい」という想いが強かったです。
──日本シグマックスの選考ではどんな印象を受けましたか?
実は最初に受けたのが日本シグマックスの面接で、1次面接の面接官は人事の方でした。最初こそ緊張しましたが、フランクに会話できる雰囲気もあり、話し始めると自然と会話が進んでいきました。終わった後は、自分の中で手応えもありましたね。
最終面接は人事部長と常務取締役と対面で行いました。主に私の働く上での想いを知ろうとしてくれるような質問が多く、私のやりたいことが会社の方向性とどうマッチングするのかを考えてもらっていた印象です。
当時は企画職を希望していたため、どのようなサポーター製品を作りたいか、それによって患者さんにどのようなメリットがあるのかなど、具体的な質問を多く受けました。そうした質問から、患者さんやお客様の視点を重視する会社の姿勢を強く感じました。
──第1志望の企業だったとは思いますが、最終的に決め手としたことはありましたか?
日本シグマックスを選んだ最大の理由は、ケガをした人やケガでスポーツをしたくてもできず諦めてしまう人の手助けになりたいという想いを実現できる環境があったからです。
医療とスポーツそれぞれからアプローチできる企業は他にもたくさんありますが、それを両方できる企業は多くありません。その中で自分に合っていたのは、日本シグマックスだけだったと思っています。
心配性だからこそ、悪いイメージは持たず、準備は徹底的に
▲念願だった日本シグマックスでの内定式の様子(越智:左から1番目)
──就活の中で、モチベーションの変化を感じた時期はありましたか?
就活期間は約半年間でしたが、1番モチベーションが上がったのは、日本シグマックスの1次面接通過後です。嬉しい気持ちもありましたし、次の最後の面接で、通過してもしなくても自分の想いを伝えて後悔のないようにしたいという決意もありました。
──最終面接前は緊張する人が多いと思いますが、前向きな気持ちになれたのは何か秘訣があったんでしょうか?
不安がらず、悪いイメージを持たないことは意識しています。私自身は、心配性な性格ですが、これまでの経験から、心配ごとがあまり現実になったことがないと感じているんです。
また、準備を徹底的に行うことで、心配しなくて済む状態を作るようにしています。就活においても、企業の情報や求めている人材像など、面接で聞かれそうなポイントについては、あらかじめ調べてすべて頭に入れ、スムーズに答えられるように準備しました。その結果、自信を持って面接に臨めましたし、準備していた質問も多く、スムーズに答えることができました。
talentbookを読んで、日本シグマックスで働く人の想いや背景を知った
──就活中にはtalentbookも読まれていたそうですね。そもそも何で知りましたか?
日本シグマックスのホームページを見ていたときに、社員の方のtalentbook記事が載っているのを見つけたことがきっかけです。主に、企業研究と面接対策、内定承諾の際、参考にするために記事を読んでいました。
──企業研究ではどんな情報が得られましたか?
記事を通じて日本シグマックスで働く人の想いや、その背景、実際の仕事内容を知ることができました。
とくに印象に残っているのが、「ケガで諦める人を減らしたい」という内容の記事です。私自身の想いとも重なっていて、自分もこの会社に合うのではないかと思いました。
また、この記事から実際に高校などのスポーツの現場に出て、チームに製品を提案する機会があることを知りました。私が高校時代にめざしていた理学療法士やスポーツトレーナーのように現場と近い仕事ができることで、より一層志望度が高まりました。
ケガで諦める人を、1人でも減らしたい。「ザムスト」ブランドで選手生命に貢献する▲企業研究として読んだ、日本シグマックス社員の記事
他にもほぼすべての記事に目を通しましたが、さまざまな部署の現場の声を知ったことで、会社全体の雰囲気や実際の仕事内容についても具体的にイメージできましたし、役割や考え方は違っても、「ケガに悩む人を支えたい」という気持ちが共通していると感じました。
──面接対策や内定承諾の際には、talentbookをどのように活用をしていたんですか?
面接対策としては、主に2点意識していました。
1つは、なぜ自分が日本シグマックスで働きたいと考えているのか、その背景や想いを伝えること。企業研究を通して理解できた日本シグマックスで働く人の想いに対してシンパシーを感じる部分がありました。そのため、その旨を私自身経験してきたエピソードも交えながら伝えられるよう準備をしていました。
もう1つは、日本シグマックスが求める人物像に沿ったエピソードを伝えること。私の場合、記事を一通り読んで「日本シグマックスはチャレンジする人を大切にしている」という感覚がありました。私自身も、何事もやってみないとわからないと考えるタイプなので、共感していたこともあり、チャレンジに関する話を意識して伝えていました。
また、内定を承諾する前には、入社2年目の社員4名の対談記事を読みました。年次に関係なく休暇が取れることや、働き方に関する情報を知り、入社後の仕事やプライベートの過ごし方について具体的にイメージを描くことができました。
新卒入社2年目メンバーが語る。シグマックス入社のきっかけや現在の業務、プライベートとの両立の実際は?▲内定承諾前に読んだ、入社2年目の社員4名の対談記事
──talentbookを読むことで、日本シグマックスで働く姿がよりイメージできたんですね。
総じて、talentbookを読んで普段働いている方々の生の声を知れたことは大きな収穫だったと思います。たとえば、患者さんへの想いや、その想いが生まれたきっかけ、製品開発に対する熱意など、一人ひとりの考え方や背景を深く知ることができました。
企業の理念や未来の方向性は企業のホームページや説明会で知ることができますが、社員の働く上での想いとなると、知れる機会はなかなか少ないように思います。
▲日本シグマックスの企業ページではさまざまなコンテンツが見れる
自分で決断することで後悔のない選択を
▲自らの軸を持ち続けて就活、入社後は日本シグマックスの医療営業担当として活躍
──今後の意気込みを教えていただけますか?
現在は医療事業部の営業担当として現場で働いており、直接お客様である医療従事者をサポートし、その方たちの声を直接聞けることにやりがいを感じています。とくに、自分が提案した製品を医療従事者やその患者様が使っている様子を直接見たり知ったりできるのは、現場ならではのおもしろさだと思います。
また、将来的には商品企画部門にもチャレンジしてみたいです。企画では自分の考えた製品が全国や世界中に広まることで、より多くの方々をサポートできると思っています。
──最後に、就活生に向けてメッセージをお願いします。
自分の軸を持つことを大切にしてほしいと思います。私は少数派かもしれませんが、周りの多くの人が視野を広げる中で、1社に絞って活動を行いました。
就職するのも、その後の人生を歩むのも自分自身です。時には周りの意見を参考にすることも大切ですが、最終的には自分で決断することで後悔のない選択をしてほしいです。「自分の人生は自分で決める」という気持ちで、就活に臨んでもらえたらと思います。
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※ 記載内容は2025年3月時点のものです
