結果が出なくても、前に進み続けた学生時代と今の私
学生時代、私が最も力を入れていたのは、大学の勉強と研究の両立です。低学年の頃は成績が思うように伸びず、不安を感じることもありました。さらに、配属された研究室は朝から夜まで実験が続く忙しい環境で、限られた時間の中で成果を出す必要がありました。寝る時間を削りながら研究室に残って勉強する日々は、正直楽なものではありませんでした。
そんな環境だからこそ、「どうすれば効率よく学べるか」を常に考えていました。先生の許可を得て研究室内に勉強しやすいスペースを整えたり、暗記しやすいよう壁にメモを貼ったりと、自分なりに工夫を重ねてきました。
そして何より大きな支えになったのが、同じ目標に向かって努力する仲間の存在です。お互いに刺激を受けながら切磋琢磨できたからこそ、最後までやり抜くことができ、国家試験にも無事合格することができました。この経験は、「忙しい中でも工夫と仲間がいれば乗り越えられる」という自信につながっています。
最近ハマっているのは「推し活」です。社会人になり、金銭面や時間に少し余裕ができたことで、以前よりも行動範囲が広がりました。ライブやイベントで現地に足を運び、その土地の雰囲気を楽しみながら推しを応援する時間は、今の私にとって大切なリフレッシュのひとつです。
推し活は一人で行動することが多いですが、会場での何気ない会話をきっかけに仲良くなった友人も全国にいます。共通の「好き」を通じて自然と人の輪が広がっていくのも、推し活の魅力だと感じています。仕事とプライベートのメリハリをつけながら、これからも自分らしく楽しんでいきたいと思っています。
迷った就活の中で見つけた「ここで働きたい」という答え
就職活動を始めた当初は、調剤薬局を中心に見ていました。そんな中、合同就職説明会でサンドラッグのブースを訪れ、ドラッグストアで働く薬剤師の役割や魅力について話を聞いたことが、考え方が変わるきっかけになりました。そこから、ドラッグストア業界にも目を向けるようになりました。
もともと私は、症状や背景を踏まえて自分なりに考え、最適な選択を導くことができる仕事に魅力を感じていました。実務実習を通して調剤薬局業務を経験する中で、医療の一端を担いながらも、役割や関わり方には一定の枠があると感じる場面がありました。
一方、OTC医薬品の分野では、お客様の悩みや生活背景を直接伺い、その場で情報を整理しながら、薬の提案だけでなくセルフケアまで含めたサポートができます。自分の知識と判断を活かして、目の前の方の生活に寄り添える点に大きなやりがいを感じ、ドラッグストア業界を志望するようになりました。
サンドラッグを志望した一番の理由は、「1店舗2ライン制」という制度に魅力を感じたからです。ドラッグストア業務を薬剤師と店舗運営スタッフで分担することで、薬剤師が本来発揮すべき専門性に集中できる環境が整っている点に惹かれました。
また、就職活動ではさまざまな企業を見ましたが、調剤併設型のドラッグストアが多く、どうしても調剤業務が中心になり、OTCを体系的に学び、実践できる環境が十分ではないと感じることもありました。その点、サンドラッグはOTCをしっかり学べる体制があり、薬剤師として「自分で考え、提案する力」を伸ばせると感じました。
薬剤師としての専門性を高めながら、お客様により近い立場で関われる環境で成長したいと考え、サンドラッグへの入社を決めました。
知識だけじゃない、毎日の現場で成長を実感できる場所
入社して感じたサンドラッグの魅力は、毎月知識を深める研修があり、継続的に学び続けられる環境が整っています。現場で分からないことがあったときも、マネジャーだけでなく、気軽に相談できる先輩が身近にいるため、不安を抱え込むことなく安心して業務に取り組めています。
さらに、店舗運営の社員やPAさんを含め、周囲のスタッフがとても優しく、職種の垣根を越えて協力し合える雰囲気があります。お店全体に一体感があり、「みんなでより良い店舗をつくっていこう」という意識を共有しながら働ける点も、入社してよかったと感じる理由のひとつです。
現在は、郊外にあるドラッグストアで薬剤師として働いています。売り場で困っていそうなお客様を見かけた際には、自ら積極的に声をかけ、お話を丁寧に伺うことを大切にしています。お客様の症状や生活背景を踏まえた上で、適切なOTC医薬品の提案だけでなく、日常生活で気をつけていただきたい養生法もあわせてお伝えしています。
入社当時はOTCや症状判断に関する知識が十分ではなく、お客様からの質問に自信をもって答えられないことが多くありました。どのように対応すればよいのか分からず、戸惑う場面も少なくありませんでした。
しかし、研修や日々の業務を通して知識を身につけ、先輩やマネジャーに相談しながら経験を重ねることで、落ち着いて対応できるようになりました。今ではお客様の話を丁寧に聞き、症状に合った薬や養生法を考えて提案できるようになり、成長を実感しています。
「あなたに相談したい」と言われる薬剤師を目指して
仕事をする上で私が大切にしているのは、常に笑顔でいることです。お客様と接するときはもちろん、売り場にいるときも、できるだけ表情を意識するようにしています。作業に集中していると、つい無表情になってしまいがちですが、そうなるとお客様が声をかけづらく、質問もしにくくなってしまうと感じたからです。
笑顔を意識するようになってからは、以前よりもお客様から声をかけていただく機会が増え、相談しやすい雰囲気づくりにつながっていると感じています。お客様に安心して相談していただける存在であることを、これからも大切にしていきたいです。
仕事のやりがいを最も感じるのは、お客様から「この前の薬、よく効いたよ。ありがとう」と声をかけていただいたときです。自分の提案が実際にお客様の役に立ったと実感できる瞬間に、大きなやりがいを感じます。
また、日々の業務を通して知識が着実に増え、カウンセリングの話し方も少しずつ成長していると感じています。マネジャーとのロールプレイングや、分からないことを先輩に相談する中で学びを積み重ねることで、より自信をもってお客様と向き合えるようになりました。
「知識」と「伝え方」の両方が身についていくことも、この仕事ならではの魅力だと感じています。
将来はキャリアの幅を広げ、その一つとしてリクルーターに挑戦したいと考えています。薬剤師を目指す学生の皆さんと話す中で刺激を受け、自分自身の成長にもつなげたいです。また、就活でお世話になった方々と、同じ部署で一緒に働くことも目標の一つです。
最後に就活生の皆さんへ
就活は、最初から業界を絞りすぎずに、いろいろな業界を見てみるのがおすすめです。思わぬところに、自分に合う仕事や新しい選択肢が見つかることもあります。悩むことも多いと思いますが、最後は「自分が納得できるか」を大切にしてください。納得いく就活になるよう、応援しています!
※ 記載内容は2026年1月時点のものです
