チームワーク、物事を俯瞰して見る力、責任感──学生時代に学んだ大事な要素
──幼少期の性格や、当時打ち込んだことについて教えてください。
幼い頃から体を動かすことが好きで、外で友達と遊び回るような活発な子どもでした。とくに印象深いのは、幼稚園から始めたサッカーです。友人に誘われて遊び感覚で始めましたが、中学校まで続けていました。
高校からは、新たな挑戦としてバレーボールを始め、リベロというチームに1人しかいない守備専門のポジションを任されました。リベロの特徴的な役割として、途中交代が多く、ベンチと選手の間での意思疎通や橋渡し的な役割も担います。一度ベンチに下がることで試合全体を俯瞰して見ることができ、相手チームの状況やチームの状態を分析する力が養われました。この経験は、物事の全体像を見ることの大切さを学ぶ貴重な機会となりました。
サッカーでもバレーボールでも「チームワーク」という点に魅力を感じていました。メンバーと交流を深め、チームに貢献できることの大きな喜びや、チームワークを通じて得られる達成感は、私にとってかけがえのない経験となっています。
──大学時代はどのように過ごされましたか?
商学部に進学し、大学生活ではアルバイトとサークル活動に力を入れていました。このアルバイト先が、実はサンドラッグだったんです。2020年コロナ禍であったため、店舗で働く中で、お客さまの不安が強く伝わってくることもありました。
最初は対応に戸惑うこともありましたが、お客さまの不安を理解して丁寧に接することを心がけていました。人とのコミュニケーションが制限される中、従業員一人一人の対応がお客さまの満足度に影響を与えられることを体感しました。
サークル活動では最大40人程度が参加するイベントサークルに所属していました。コロナ影響により、大人数で集まることはできなかったため、オンラインを駆使したり、人数制限を設けたりと、さまざまな工夫をしながら活動していました。
とくに印象に残っているのは、サークルの代表を務めた経験です。2〜3人のメンバーで資金管理や企画立案・運営などを担当しました。この経験で得た責任感、やりがいは、現在の仕事にも活きています。
アルバイトから社員へ。立場が変わって見えた仕事の本質
──就職活動時の軸や想いなど、入社するまでの背景について聞かせてください。
就職活動では、商学部で学んだ「人・物・お金」の管理について実践できる仕事を探していました。とくに、人に影響を与えられる仕事に就きたいという想いが強く、お客さまとの距離が近く、自分の考えや商品知識を直接伝えられる環境を重視しました。
マーケティング会社なども検討しましたが、最終的に入社を決めたのはアルバイト経験のあるサンドラッグ。コロナ禍での経験から医療や健康に関する分野に関心が高まり、ドラッグストアという業態に可能性を感じていたことが理由です。また、幅広い商品を取り扱っていること、販売促進に関する工夫を現場ですぐに実践できること、も決め手となりました。
──入社後の仕事内容について教えてください。
入社後は、レジや接客、品出しなどアルバイト時代と同様の基本的な業務からスタートしました。その後、徐々に発注やお金の管理といった業務を任されるようになっていきました。
発注業務では、さまざまな要因を考慮しながら「明日はどのくらい売れるか」を予測し、適切な数量の発注を心がけています。予測が的中した時の喜びは格別です。たとえば、気温が上がる時期にはボディシートの需要が増えると予測して発注数を増やすなど、マーケティングの観点から考えることが楽しいです。
システムによる自動発注をベースとしながらも、自分の予測や判断を加えることで、より精度の高い発注が可能になります。思い切った判断で売上を伸ばすことができたときは、自信につながります。
──アルバイト時代と比べてどのような変化がありましたか?
社員になってからは、意識が大きく変わりました。アルバイトの仕事は作業が全体業務の約50%程度を占め、中心となります。それに対し社員はそれ以外の戦略部分も担当します。仕事の目的や意図、販売戦略を考えなければいけません。
商品の陳列場所や並べる順番、商品同士の組み合わせなどを考えるほか、他の従業員が理解しやすいような指示だしの工夫など、また違った役割があるんです。作業を行うというよりも、全体を俯瞰しながら戦略を考えることの重要性を学びました。
お客さまも、社員も大事に。現場責任者として大切にしていること
──これまでの仕事で、印象に残っている出来事はありますか?
現在働いている店舗での、海外のお客さまへの接客です。英語は得意ではありませんが、ボディランゲージを交えながら接客を行い、要望に沿った商品を提案することができました。とくに、ヨーロッパからのお客さまは日本の製品に興味を持っている方が多いです。偶然ではありますが、当社として力を入れているプライベートブランド商品がお客さまのニーズと合致し、喜んでいただけたことも印象的でした。
サンドラッグの社内セミナー内では、プライベートブランド商品を実際に試せるような研修があります。自分自身が体験することで商品知識だけでなくお客さまと同じの目線で使用感を伝えることができ、より説得力のある接客ができています。
──その後、副店長になった経緯を教えてください。
2024年11月から、スーパーバイザーからの評価をいただき、副店長へと昇進しました。業務範囲を広げていこうと、自ら積極的に学び続けていたことが理由でした。
副店長になってからは、より視野が広がりました。従業員の配置や休憩時間の調整など、店舗運営全体を考慮した判断が必要になります。とくにその日の責任者として、トラブルが起きた際の対応だけでなく、トラブルを未然に防ぐための従業員教育や周知徹底が重要な役割となっています。
──仕事をする上で、心がけていることはありますか?
従業員に向き合うことを大切にしています。お客さまを大切にすることはもちろんですが、ともに働くスタッフのサポートやケアも非常に重要だと考えています。
この考えは、アルバイト時代に出会った先輩社員の影響を受けています。その方は「お客さまとの関係性は一期一会かもしれないけど、従業員との関係性は5年10年と続く可能性がある」とアドバイスを頂きました。それからはお客さまだけではなく、従業員との関係性にも一層目を向けながら働いていくように意識していきました。
入社した今でもその先輩とは飲みに行ったり、仕事で分からないことがあれば相談したりと良好な関係を継続しています。私自身も、そうした存在になり、周囲をサポートしていきたいと考えています。
みんなで育つ組織にしたい。やる気のある人が活躍できる職場で輝く
──サンドラッグで働く魅力を教えてください。
最も特徴的なのは、やる気のある人材が早期に昇進できる環境が整っていることです。私自身、入社から約7カ月という早期に副店長に昇進することができましたし、同期の中にも副店長になっている人がいます。
また、フレンドリーで話しやすい人が多く、チームワークを重視する社風なのも特徴です。品出しや混雑時の対応など、みんなで協力して業務に取り組む文化があり、これにより達成感や団結力が生まれ、チーム内の信頼関係が構築されています。
私自身は、自分のやりたいことを追求するより、みんなが働きやすい環境を作ることや、周囲のために自分ができることをする方がモチベーションが上がるタイプです。人に頼られると、得意不得意に関わらずまず取り組むタイプなので、チームを重視したこの環境にやりがいを感じています。
──そんなサンドラッグの仕事は、どんな人が向いていると思いますか?
やはりチームワークを大切にし、皆で協力して物事を進めることに意欲的な人です。そして、デスクワークよりも体を動かすことが好きな人が向いていると思います。
私も体を動かすのが好きなタイプですが、一般的なマーケティング会社になると、パソコン仕事が中心になるため、店舗で動き回りながら販促活動ができることが合っています。商品の売り込み方や陳列の仕方で、お客さまに影響を与えられる業務は非常に面白いです。キャリアアップの先には、商品開発や販売戦略などマーケティングの道はもちろん、様々なキャリアフィールドが開けています。
また、実際に活躍している人の特徴として、効率的に作業を進め、一つの作業から複数の効果を生み出せる思考力を持っていることも挙げられます。店舗という場でさまざまな工夫をしてみたい方はぜひ挑戦してみてください。
──最後に、今後の展望について教えてください。
まずは店長になることをめざしており、より広い視野で店舗の課題や問題点を解決できるようになりたいと考えています。先日も同期と話していたのですが、幅広い人材が活躍できる職場環境づくりにも関心があります。
たとえば、託児所のようなスペースを設けることで、時短勤務社員や育児休業から復職する社員がより働きやすい環境を整備できないかと考えています。
私にとって大切なのは、自分一人の成長だけでなく、チーム全体が成長できる環境を作ることです。これからも周囲の期待に応えながら、メンバーとともに成長していける環境づくりに貢献していきたいです。
※ 記載内容は2025年5月時点のものです
