高校生時代の人生を変えた出来事。経験して気づいた使命と成長の道
高校生のころに、父親が経営していた会社が倒産するという憂き目にあった芳賀。高齢の父親が再就職に苦労する姿を目の当たりにしました。
芳賀 「障がいのある兄も仕事探しに苦戦していたこともあって、人材業界に絞って就職活動しました。仕事を紹介することで、父や兄のように困っている人たちのサポートをしたいという想いが強くあったんです」
業界の中でも、長期的に人と関わることで自分の存在価値を感じることができる人材派遣に興味を持ったと言います。そんな芳賀がランスタッドに入社を決めた理由は、面接で感じた人柄の良さと働きやすい雰囲気でした。
芳賀 「面接官の方々が私の経験や価値観・考え方を否定せず、笑顔で『いいね!』と肯定してくださったのが一番印象に残っています。それまで他社では『そんな甘い考えじゃ駄目だ』なんて否定されることが多かったんです」
希望通りに、新卒で人材派遣のコンサルタントに就いた芳賀。新卒研修を終える際に実施されたペーパーテストでは満点1位を獲得し、順調な滑り出しに思われました。
芳賀 「でも実務になると『想い』や『知識』だけではやっていけないことに気づきました。派遣スタッフをサポートしたいという想いだけでなく、クライアントの要望もキャッチアップしないと成果に結びつかない。両方の希望を満たさなければならないというのは、入社前に持っていたイメージとのギャップで苦しみました」
同期の仲間がどんどん成長して評価されていく中、芳賀の1年目の営業成績は同期の中で最下位。飲み会の会話で給料に差がついていることに気づき、苦しい思いをしていたと言います。
「できない理由」を並べていた新人時代を変えたきっかけ
圧倒的に人と接する機会が多い人材業界。2023年3月現在は、しっかりとコミュニケーションを取りながら仕事にあたる芳賀ですが、入社して間もないころの芳賀にとっては、戸惑うことも多かったと話します。
芳賀 「派遣スタッフは自分より年齢が高い人たちばかりで、50代・60代の方々と接することもあります。1年目のときは自分の勉強不足でお叱りを受けたこともあります。今は100人100通りの考え方や価値観に触れられることがこの仕事のおもしろさとも感じますが、当時は学生生活を終えたばかりで自分と考え方や価値観が全然違う人と関わることに苦戦しました」
新卒のころの自分を「手を動かさずに頭で考えていた」と振り返る芳賀。同期の仲間は当時の芳賀のことを「できない理由をあれこれと並べるタイプだった」と表現したと言います。そんな芳賀が変わるきっかけとなったある出来事が、3年目にありました。
芳賀 「自分のチームに、年間100成約以上という成績を残す優秀な方が入社されたんです。その姿を見て、単純に『かっこいいな』と思いました。その方は自分と違って何でもがむしゃらに『とりあえずやってみる』というタイプ。私もそのスタンスを真似するようになってから、少しずつ変わってきました」
優秀なコンサルタントの営業に同行させてもらったり、派遣スタッフとクライアントの顔合わせに同席させてもらったり。実際に仕事ぶりを間近で見る機会を得た芳賀は、そこで自分の仕事の進め方との違いを思い知ります。
芳賀 「顔合わせ前に派遣スタッフと一度しっかりと話しをして、どういった性格の方なのかをあらかじめ理解した上で準備を進められていました。私はそれまで派遣スタッフに事前に連絡をしていなかったんです。きちんとコミュニケーションを取って仕事に臨まれていたのが一番記憶に残っています」
優秀な先輩の取り組み方を真似したり、ビジネス本や講演会などで成果を残している方々のマインドを学んで取り入れたりして、同期の仲間たちに追いつき、いずれは追い越したいという想いを抱いていたと振り返ります。
Win-Winの形を双方に──人材派遣コンサルタントの存在意義
サービス内容で同業他社との差別化が難しい人材派遣サービスは、コンサルタントの対応や熱意がクライアント企業の業者選定基準になりやすいという一面があります。芳賀は挨拶や感謝・謝罪をきちんとするといった誠実さと、スピード感のある対応、明るく穏やかな態度を心がけてきました。
芳賀 「多くの優秀な先輩方を参考にすることで、自分の営業力やコミュニケーション能力も上がっていると思います。法律やコンプライアンスについては、研修のお陰で知識が身についてきました。初期の私のレベルが低すぎただけなのかもしれませんが、自分でも成長していると感じます」
新卒時に同期で最下位だった芳賀は、今やランスタッドでは全国1位の成績で表彰されるまでに。派遣スタッフやクライアントの丁寧なフォローを心がけ、お叱りを受けるようなこともほとんどありません。
芳賀 「派遣スタッフやクライアントから『ありがとう』と感謝されたり、目標を大幅に達成したりするときはやりがいを感じます。営業は目標や実績が目に見えるので、それがモチベーションの維持や向上にもつながっています」
仕事の紹介を通して感謝の言葉をもらえるコンサルタントという仕事。クライアントにはランスタッドでなければ巡り合えなかった人材を、候補者にはランスタッドでなければ就業できなかったお仕事を。そうやって企業様と候補者をつなげることが存在意義だと感じていると芳賀は言います。
芳賀 「入社したころに思い描いていた『困っている人を助けたい』という想いはかなえられつつあると思います。困ったことがあっても直接就業先に言えなかったり、相談できなかったりする派遣スタッフはたくさんいらっしゃいます。彼らに近い存在として、悩みを聞き代弁する。そしてより良い労働環境を整えてもらって、双方Win-Winの形を作れるのも存在意義だと思います」
次世代のリーダーをめざして
次期課長候補として期待される芳賀。このまま課長職・マネージャー職へとステップを踏み、マネジメントする立場に昇っていきたいと考えています。後輩の指導や教育に携わる機会も増えてきました。
芳賀 「後輩たちが私が伝えたことを役立てて成果を残していく姿にやりがいを感じることができたので、そうやって『個人だけでは作れない成果』を残していけたらおもしろいと思っています」
芳賀が参加した「次世代マネージャーミーティング」は、プリンシパルコンサルタントだけが参加するプログラムで、マネジメントに必要なスキルの向上をアシストしています(ランスタッドのキャリア形成プログラムについて見てみる⇒クリック)。 このときは「仮マネージャーとしてどうやってターゲットを達成するか?」という課題が与えられ、戦略を練って実行するという工程を実際に経験しました。
芳賀 「メンバーに想いを伝えて実行してもらうというのは、とても難しいと感じました。いろいろな人がいて、すぐに『わかりました』と動ける人もいれば、『なぜそれをやるのか』という理由を説明して納得すれば動く人、結局最後まで動かない人もいます」
さまざまな考え方を持つメンバーがいるのはもちろん、違う国籍・文化的背景を持つメンバー、障がいのある社員など、ランスタッドでは多様な人材が活躍しています。多様なメンバーを束ね、マネジメントしていくスキルを磨いていくのは並大抵なことではありません。
芳賀 「あのとき、自分が実際に実行して成果を残し、その姿を示していれば、また結果は違ったのかなと感じています。指示するだけではなくてプレイングマネージャーとして自分も実際に行動し、背中で見せる課長になれたらいいなと思っています」
まだあまり先のことまでは見据えられないという芳賀。それでもステップアップをめざし、英会話の勉強にも取り組んでいます。グローバル企業であるランスタッドには外国籍の役員が多いので、いつかは直接会話ができるようになりたいと芳賀は話します。
芳賀 「ランスタッドは公募制度が充実して、良い意味でも悪い意味でもやる気次第。やる気があればどこにでも手を挙げられるけど、逆にやる気がなければずっとそのまま。そういうところは外資っぽいですね」(ランスタッドの社内公募制度について詳しく見てみる⇒クリック)
