はたらく女性を支えたい。パーソルキャリアでスタートしたキャリア
私が人材業界に興味を持った原点には、母の存在があります。母は仕事に打ち込む人で、子どもの頃から背中を見て育ちました。ただ、今ほど女性が自然に評価される時代ではなかったこともあり、理不尽さを感じる場面もたくさんあったように思います。そんな母の姿を見ていた私も、女性のキャリアや、社会の中での在り方に関心を持つようになったんです。
就職活動でも、自然と「はたらくこと」に関わる領域を見ていました。中でもパーソルキャリアは、人材事業を柱としていることが魅力でした。「はたらく」というテーマに真正面から向き合えそうだと感じたからです。
また、面接で出会った方々の印象が、いい意味で「バラバラ」だったことにも興味を持ちました。「こういうタイプの人が活躍しそう」というわかりやすい型のようなものがなく、さまざまな個性の方が、それぞれの持ち味を活かしてはたらいているように見えました。この会社でなら、自分の長所を伸ばしながら成長していけるのではないかと思えたんです。
もうひとつの決め手になったのは、顧客志向の文化です。学生時代の私は、「売り上げを追うこと」と「お客さまにとって本当に価値のあること」を両立し続けるのは難しいのではないか、と考えていました。そこで採用面接では、「売上にはつながるけれど、お客さまのためにならないかもしれない状況に直面したらどうしますか」という質問をしていたんです。会社によって答えはさまざまでしたが、パーソルキャリアでは、「お客さまにとって価値のある選択をすることが、結果として長期的な信頼関係につながり、より大きな価値として返ってくる」という考え方を聞くことができました。その答えが腑に落ち、「この会社でなら納得感を持ってはたらけそう」と感じて、入社を決めました。
採用人事を経験して見えた、パーソルキャリアの価値
入社後は、IT領域のキャリアアドバイザー、リクルーティングアドバイザー(以下、RA)として、転職希望者の方や法人のお客さまの採用を支援してきました。仕事そのものにはやりがいを感じていましたし、お客さまと向き合う日々の中で学ぶこともたくさんありました。
一方で、当時の私は、「企業の採用戦略に携わりたい」という思いも持っていました。人材紹介やアルムナイ採用などさまざまな選択肢がある中で、RAとして、私が企業に提案できる範囲は限られているのではないか、と感じることがあったんです。もっと事業や組織の戦略に近い立場で採用を見てみたい。そんな思いから、一度パーソルキャリアを離れ、事業会社で採用人事を経験する道を選びました。
実際に人事の立場になったことで、見える景色は大きく変わりました。採用市場の動きや、転職希望者が何を重視して転職先を選んでいるのかといった情報は、想像以上に見えにくい部分が多かったんです。判断材料が足りず、現場が求める人物像を整理しきれないこともありました。エージェント、特にRAという立場は、市況感や転職希望者の傾向を最前線でつかみながら、企業に具体的な提案ができる存在なのだと、あらためて実感しました。
他社を経験したことで、パーソルキャリアの良さもあらためて見えるようになりました。パーソルキャリアでは、社員一人ひとりが「はたらくこと」に意味を見出せるような文化が自然に根づいているんです。さらに、社外にいても、採用や人材活用に関するさまざまな場面でパーソルキャリアの社名を見聞きすることが多く、社会的な存在感の大きさも再認識しました。
もうひとつ大きかったのは、自分はやはりクライアントワークが好きなのだと気づいたことです。法人のお客さまと向き合いながら、時間をかけて課題に向き合っていく。すぐに結果が出るわけではなくても、少しずつ関係性をきずきながら、施策が前に進んだときの喜びを分かち合える。そんな伴走のプロセスが、私にとって大きなやりがいだったのだと気づいたんです。もう一度パーソルキャリアではたらきたいという気持ちが、少しずつ強くなっていきました。
「戻る」ことへの抵抗はなかった。アルムナイ再入社を支えたつながり
再入社にあたり、大きな迷いや抵抗感はありませんでした。パーソルキャリアでは、アルムナイとして戻ってくることが特別ではなかったからです。実際、私のいた組織にも再入社の方がいましたし、マネジャーや組織長の中にも、一度外に出た経験を持つ方がいました。
会社を離れた後、パーソルキャリアの上司や同僚とのつながりが続いていたことも大きかったですね。現社員と元社員が集まる機会があり、退職した後も、たびたび飲み会に参加していたんです。そんな中、退職時に引き留めてくださったゼネラルマネジャー(以下、GM)に、ふと「やっぱりパーソルキャリアに戻りたいです」と話したことがありました。「本気なら個別に連絡してほしい」と言っていただいて。あらためて連絡をし、自分の意思をきちんと伝えたことが、再入社につながりました。
以前所属していた部署に再び戻ることになったときにも、周囲はとても自然に迎えてくれました。GMからは、人事としての経験を今後の顧客支援に生かしてほしいという言葉をかけてもらい、同僚からも「また飲みに行こう」と明るく声をかけてもらって。退職前と変わらない、ウェルカムな雰囲気にほっとしました。
特にありがたかったのは、それまでの経験がリセットされることなく、社外で積み上げてきたことも含め、ひとつながりのキャリアとして受け止めてもらえたことです。再入社後に担当する顧客についても希望を聞いてもらい、以前から深く関わっていたお客さまを再び担当させてもらえることになりました。現在は、以前よりも難易度の高い案件に携わることができています。もちろん、100%希望通りになるわけではありませんが、これまでの積み重ねを見ていてもらえるという安心感がありますね。
再入社後には、一度退職して再入社した経験を持つ社員が集まるコミュニティに参加したり、社内発信の機会をいただいたりと、新たなつながりも増えました。これまで接点のなかった部署や職種の方とも話すきっかけも生まれています。
人事経験を生かし、顧客支援をさらに深める
再入社後、仕事との向き合い方も、以前とは少し変わりました。人事の立場を経験したことで、お客さまの社内で何が起こっているのか、より具体的に想像できるようになったんです。採用担当の方がどれだけ多くの業務を抱え、現場との調整にどれほど時間やエネルギーを使っているのか。私自身が経験したからこそ、お客さまの負担を少しでも減らしながら前に進めるよう、一歩踏み込んだ支援ができるようになりました。
今は、RAとして伴走しているお客さまとの信頼関係が深まっていくことに、大きなやりがいを感じています。大手企業のお客さまを担当することも多いのですが、時間をかけて向き合い、提案を重ねていく中で、新しい施策に向けて一歩を踏み出せたときには、本当にうれしいです。
今後は、目の前のお客さまへの支援を深めていくことに加え、いずれはマネジメントにも挑戦し、私自身が得てきた知見を後輩につなげ、組織に還元していきたいと思っています。パーソルキャリアには、はたらくことにまつわる幅広いフィールドがあるので、例えば人事コンサルティングやリサーチなど、新たな領域で自分の可能性を広げていくことにも興味があります。
もし、アルムナイとして再入社することに迷いを感じる方がいたら、必要以上に心配しなくていいと伝えたいです。パーソルキャリアには、個人のキャリア観に寄り添い、選択を尊重する文化があります。一度外に出た経験も、その人のキャリアの一部として自然に受け止めてもらえますし、やりたいことがあれば、職種や役割の枠を超えて応援してくれることも実感しています。はたらくことが好きな人、役割を広げながら挑戦していきたい人にとっては、アルムナイ入社も前向きな選択肢のひとつになるのではないでしょうか。
