社員の声で形づくる“働きやすさ”の環境づくり
当社は設立から5年で急速な成長を遂げ、当初、約4,000名の社員から今やグローバルで9,000名を超える会社になりました。この成長に合わせて、私たち総務部門ではオフィス環境や交通整備、インフラ面などから社員が最高のパフォーマンスを発揮できる職場環境の整備に取り組んでいます。
大きな変化があったのが姫路工場です。もともとパナソニック株式会社の液晶テレビ工場だった施設を当社が引き継ぎ、当社の工場として使用することになりました。広大な敷地を持つこの工場では、人員の増加に伴いさまざまな環境整備を進めてきました。
たとえば、単に食事をとる場ではなく、気持ちを切り替えられる“ひと息の空間”をつくりたかったため、既存の食堂に追加で、ポップで明るいカフェのような雰囲気の新たな食堂「南食堂」をオープンしました。
外の風景を見ながらリフレッシュができ、社員同士が活発にコミュニケーションを取れるような場所へ。若手社員が多い当社の特徴が反映された結果となり、社員の声を聞くことの重要性をあらためて実感しました。
また、通勤環境の整備にも力を入れています。駐車場を拡充し、当初5台だった通勤バスを9台に増便し約3分に1本来るようにしました。さらに、新たなバス停を設置し、工場の反対側で働く社員の利便性も向上させました。また、日中も利用できるようにすることでフレックスタイム制度の活用がしやすくなるなど、より柔軟な働き方が可能になっています。
施策を進める中では、さまざまな立場の方々の想いや意見をいかに一つの形にまとめていくかという点で苦労することもあります。立場によって価値観や考え方が異なるからこそ、その調整には時間と工夫が求められ、私たちはその解決策として、まず大きなコンセプトを描き、それに基づいた複数のパターンを用意。選択肢を提示しながら、皆に「選んでもらう」スタイルで進めるようにしています。
「みんなの想いや意見を、どう形にしていくか」が何よりも大切で、私たち総務部門は、その実現を支える役割を担っていると感じています。
枠を越えて助け合う風土。拠点を超えた協力の輪を広げていく
当社は幅広い地域に拠点があり、それぞれの拠点で環境整備を進めてきました。神戸Labでは、従業員が約2倍に増加したことで執務スペースが不足する中、フリーアドレス化を全面的に実施することになったのです。
この改革では、単なるフリーアドレス化ではなく、神戸の街並みをイメージした特徴的な空間づくりをめざし、社員が効率的に働ける環境を実現できました。
新しい執務環境は社員からもたいへん好評です。経営幹部を含め、全員が自由に席を選べる環境となったことで社員間の距離が近くなり、交流が生まれやすくなりました。秘密情報を扱わない打ち合わせであれば、その場で3〜4人が集まってすぐに話し合いができるなど、コミュニケーションも活発になっています。社員みんなが働きやすく、声をかけやすいような環境に生まれ変わったと思います。
また、通勤面でも改善を図り、社員のニーズに応える形で通勤バスの運行をスタートしました。これにより、公共交通機関を利用する社員も徐々に増えてきています。
他にも、加西拠点でカフェテリアの改装を行い、従来の雰囲気を一新し、窓の外を眺めながら仕事ができるスペースや、コーヒーを片手にくつろげる場所など、過ごしやすさにこだわった空間へと生まれ変わりました。
今までは各拠点ごとの特性が強かったのですが、関西グループという形で一つのグループになったことで、情報交換をしたり、協力し合ったりと、一体感も醸成されたと感じています。こうして生まれた横のつながりをもとに、今後もそれぞれの「いいところどり」をするような形で、さらなる改善を続けていきたいです。
「もっといい職場」を本気で追求し続ける
現在力を入れている取り組みの一つが、デジタルサイネージの活用です。導入の主な目的は、メンバー同士の交流を育むこと。各部署がどんな仕事をしているのか、会社の良さを伝えることも総務の役割だと考えています。さまざまな部署の紹介を通じて、他部署の仕事内容や人を知ってもらうことで部署間のつながりを深め、組織の活性化を図りたいと考えています。
去年から始めたこの施策では、福利厚生制度や労働組合の活動情報、約20種に渡るサークル活動の情報を動画で紹介したり、DXの取り組みや交通安全の注意喚起などしています。現在は食堂に設置していますが、今後は休憩所などにも展開を広げる予定です。
また、2025年度からは多様な人材の活躍支援にも注力していきます。どんな人でも最高のパフォーマンスをだせるように、たとえば、女性活躍支援としてアンケート情報を元に、女性用トイレの増設、ドレッサーやサニタリーボックスを設けたり、障がい者雇用率向上に向けた支援も行っています。加えて、事業の特性を生かしたEVインフラの整備も進めており、充電スタンドの設置や蓄電池システムの導入を計画しています。
総務部門として、これからも一人ひとりが楽しく、安心してパフォーマンスを発揮できる職場づくりに努めてまいります。だれもがイキイキと働くことができる環境の実現をめざして、私たちは挑戦を続けていきます。
一人ひとりの声を支える存在へ。現場発の改善が職場環境を動かす原動力
PPESの素晴らしい点は、若い会社であることを活かし、やりたいことを形にできる環境が整っていることです。裁量も大きく、主体的に変化を作り出せる点に魅力を感じています。また、会社の経営陣も環境改善に積極的で、働きやすく社員が楽しめる場を作りたいという想いが強く、そうしたアイデアを実現できる土台が整っています。
私自身も、社員が「楽しい」「おもしろい」と感じてもらえるような会社にしたいと思っており、世の中の動向を見ながら情報を収集し、より良い提案を行っていく。そのため担当者には展示会などへの積極的な参加を促し、新しい気づきや施策を得る機会を提供しています。社員がワクワクできるような会社づくりをめざして、これからも積極的に新しい取り組みにチャレンジしていきたいと思います。
今後、新たに入社される方々には、気づいたことや改善点を積極的に声に出してほしいです。面談などを通じて、インフラ面での要望や改善提案をいただくことがありますが、それらの声を形にしていくのが私たち総務の役割です。
総務は社員の皆さんに最も近い存在だと考えていますので、些細なことでも気軽に相談できる雰囲気作りを心がけています。皆さんの意見を真摯に受け止め、より良い職場環境の実現に向けて取り組んでいきたいと考えています。
※ 記載内容は2025年4月時点のものです

