いつのぞいても新しい情報がある。社内報サイト閲覧を「習慣」に変えるための工夫
社内外への情報発信力強化を通じて、日本総研のプレゼンス向上をミッションに掲げる広報部。2024年11月にキャリア入社した髙橋は主務業務のひとつとして、社内報サイトのディレクションを担当しています。
「社員の皆さんに習慣的に社内報を見てもらえるように企画立案、コンテンツ制作、公開後の効果測定、スケジュール調整など全体管理をしています。
社内報は、ありがたいことに各部門から企画の持ち込みを数多くいただいている状態です。そこで、私が校正・校閲をして各レイアウト担当者に引き渡し、ウェブページに反映されるまでの一連のプロセスが円滑に進むように心がけています」
日本総研の社内報サイトは社員一人ひとりが自社への理解を深められる場になることを目指し、大きく2つの内容で構成されています。
「1つめは『会社の取り組み』にフォーカスしたコンテンツです。入社式などの会社全体の行事や各部門が実施したイベントなどを紹介しており、直近の会社の出来事や各部の状況が分かるようになっています。
2つめは『当社で働く人』にフォーカスしたコンテンツです。各部門や海外拠点で働く社員、新入社員などを紹介しており、社内でのキャリアパスやロールモデルを具体的にイメージしてもらうことを狙いとしています。いつ社内報サイトをのぞいても新しい情報が見られるように、週に2~4本の記事を公開するようにしています」
「タイパ志向世代」にも届ける社内報。手探りの中でつかんだ、リニューアルの軌跡
前職では大手企業にて、ウェブマーケティングやオウンドメディア、SNSを活用したブランディング戦略に従事していた髙橋。社内表彰を受賞するなど各方面で活躍を遂げた後、新たな挑戦を求めて日本総研にやってきました。
「入社後の最初のミッションが、社内報サイトの全面リニューアルでした。従来使っていたシステムの仕様変更により、リニューアルが必要なタイミングだったことに加え、従来の社内報サイトは2000年代初期のようなデザインのまま長年運営されていたため、デジタルネイティブ世代にとって親和性の高いデザインへの刷新が急務でした。
入社間もない私が、長年親しまれてきたデザインを刷新することに、気後れする思いもありましたが、任せていただいた以上、より幅広い社員に親しまれるサイトにしたいと気持ちを切り替えました」
リニューアルの旗振り役を任された髙橋は、これまでの経験とスキルを生かして複雑に絡み合った課題を一つ一つ紐解いていきます。
「現状の課題抽出から始まり、サイトのレイアウト作成、KPIの設定など、一歩ずつ形にしては調整するプロセスをひたすら繰り返していました。その中で、とくに私が意識したのは若い世代への訴求力。
当社の社内報は社歴の長い社員からはすでに認知度が高く、定期的に見てもらえていましたが、若手社員にはあまり浸透しておらず、『どこから閲覧出来るのかが分からない』『いつ更新されたか分からない』という状況でした。また、コンテンツ自体も文章が長い、動画が長いなどの課題もあったので“タイパ志向”の人たちに向けてどうすれば見てもらえるか、を模索しましたね」
2024年11月の入社から1カ月半ほどで上司や役員にリニューアルの方向性やデザイン案を説明し、2025年1月から無事に本格的にリニューアルに向けて着手できることに。
「2025年4月1日のサイトオープンを目標としていたので、制作期間は実質3カ月程度と超短期間でした。外注や他部署への協力依頼ができる猶予もなく、すべて内製で作り上げる必要があったので、苦労しました。
私自身、当時は会社の文化や社内システムをキャッチアップしている段階で、手探りの進行に焦りを感じることも多かったですが、前職での経験を生かしつつ周囲の協力も仰ぎながら、無事に予定通り社内報サイトをリニューアルすることができました」
イチから学び、チームと創る。サイトリニューアルを通じて感じた日本総研の人のよさ
入社早々、社内報サイトのリニューアルに取り組んだ髙橋。そんな慣れない環境の中でも困難を乗り越えられたのは、日本総研の風通しのよい社風があったからこそだと振り返ります。
「入社前からよい人たちが多く働きやすそうな会社だなと感じていましたが、入社後1年が経ってもギャップを感じることがありません。よい職場環境に恵まれたなと感じています。今回のリニューアルも決して私一人の力ではなく、上司や同僚が協力してくれたからこそ無事に形にすることができました。特に社内報チームのメンバーには、タイトなスケジュールでのお願いや、従来の運用ルール変更にも柔軟に対応していただきました。
入社したての新参者からさまざまなお願いをされ、戸惑うことも多々あったかと思いますが、親身になってサポートしてもらえたおかげで、私自身もスムーズに職場になじむことができ、とても感謝しています。また、リニューアルを通じて社内の人脈も多く築けましたし、入社早々にこのような企画に携われて改めてよかったなと実感しています」
社員同士をつなぎ、会社への誇りを育む──社内外へ魅力を発信し続ける広報の挑戦
リニューアル後、好調な様子を示す社内報サイト。髙橋は、次なる課題と展望を語ります。
「お陰さまで、リニューアル後の月別閲覧数は、過去の実績を毎月上回っています。ただ、本来めざすべきところは、『閲覧数』そのものよりも、その先の『習慣化』です。極端に言えば、多くの人が毎日スマホでメッセージアプリを確認するように、社員の皆さんが自然と社内報を開く状態にするのが最終目標。
一見自分とは無関係に見えるコンテンツでも、実は仕事や生活などに紐づき、気づきやヒントを得られることが多くあります。忙しい合間を縫ってでも『見るメリット』を感じてもらえる社内報にしていきたいですね。課題は山積みですが、それだけ挑戦できることがたくさんあるとポジティブに捉えています」
入社から約1年、社内報のリニューアルという大きな企画を成功に導いた髙橋。その挑戦は日本総研の社員同士をつなぎ、会社への誇りを育む場づくりへと続いています。
※ 記載内容は2025年12月時点のものです
