AIと人間の議論から学んだ多角的思考と、人を軸にした就職活動
学生時代に特に力を入れたのは、ゼミで取り組んだ「AIを人事評価や解雇の判断に使うべきか」というテーマの研究です。授業では賛成・反対に分かれて討論を行いましたが、その中で、一つの視点だけで物事を判断する危うさを学びました。AIを活用することで公平性や効率が高まる一方で、「本当に正しい判断ができるのか」「人の気持ちをくみ取れるのか」といった疑問にも向き合いました。議論を重ねた結果、AIに任せきりにするのではなく、人が最終判断を行うことが大切だと考えるようになりました。この経験を通じて、物事を多角的に考える力が身についたと感じています。
こうした学びは、就職活動の軸にも大きく影響しました。企業選びでは一貫して「人と深く関わり、信頼関係の中で価値を提供できる仕事」を重視していました。その背景には、学童保育でのアルバイト経験があります。多くの小学生や職員の方と関わる中で、同じ言葉でも相手によって受け取り方が違うことを実感しました。相手の性格や状況に合わせて伝え方を工夫することで、関係性や結果が大きく変わることを学び、「自分自身の関わり方」で価値を生み出せる仕事に就きたいと考えるようになりました。
J:COMを知ったきっかけは合同説明会です。最初は「ケーブルテレビの会社」という印象でしたが、説明を聞く中で、通信や電力、モバイルなど、暮らしを支える幅広いサービスを展開していることを知りました。特に、お客さま一人ひとりと向き合い、生活に合った提案ができる営業スタイルに強く惹かれました。
入社を決めた理由は大きく3つあります。1つ目は、人との関係性を大切にできる営業スタイルであること。2つ目は、幅広いサービスを組み合わせて暮らし全体の課題解決ができる点です。そして3つ目は、選考を通じて感じた社員の方々の温かさでした。「この人たちと一緒に働きたい」と自然に思えたことが、入社を決めた一番の理由です。
全国の同期と築いた絆、現場で学んだ営業の基礎
入社後の研修は、社会人としての第一歩を踏み出すうえでとても充実した内容でした。最初の約2週間は、全国の同期が本社に集まり、ビジネスマナーや仕事に向き合う姿勢など、社会人としての基礎を学びました。ただ知識を身につけるだけでなく、これから長く働いていくための土台をつくる、大切な時間だったと感じています。
その後は、関西エリアの同期と一緒に大阪で約1か月間、J:COMのサービスについて学ぶ研修がありました。サービスの内容はもちろん、お客さまへの伝え方や提案のポイントなど、実務に近いスキルも丁寧に教えていただきました。演習も多く、現場に出る準備をしっかり整えることができたと思います。同期と情報を共有し、励まし合いながら過ごしたこの期間は、配属後も支え合える大切なつながりになっています。
研修後、最初に配属されたのは「お客さまサービス推進部」でした。すでにJ:COMをご利用いただいているお客さまのお宅を訪問し、お困りごとを解決したり、新しいサービスをご案内したりする仕事です。配属後の最初の2週間ほどは局での研修を行い、その後はチームリーダーに同行しながら、少しずつ現場に慣れていきました。
初めてのお客さま対応は今でもよく覚えています。芦屋市の大きなマンションに伺った際、広さに圧倒されて道に迷ってしまい、お客さまにお電話で案内していただきながら玄関までたどり着きました。とても緊張しましたが、今では忘れられない思い出です。
配属直後は、新しい環境への期待と同時に不安もありました。営業は未経験だったため、実際のお客さま対応や想定外の出来事に戸惑うことも多かったです。入社前に想像していた以上に、お客さまとの「対話」が重要な仕事だと感じました。ただ説明するだけではなく、不安や疑問に寄り添うコミュニケーションが求められます。その分、感謝の言葉をいただけたときの喜びはとても大きく、仕事のやりがいを強く実感しました。
「伝わる」を追求する営業スタイルと、支え合いながら成長する日々
現在は、関西TOというコールセンターでのセールス応援として営業活動に取り組んでいます。管理会社さまからいただいた情報をもとに、新しく入居される方へお電話をし、J:COMのサービスをご案内する仕事です。この業務で私が最も大切にしているのは、「伝える」ことではなく、「伝わる」ことです。お客さまが本当に理解し、納得していただけなければ、提案の意味はないと考えています。そのため、専門用語を避け、具体例を交えながら分かりやすく説明することを心がけています。常にお客さま目線に立ち、相手の立場で考えることで、信頼関係を築きながら最適な提案ができるよう意識しています。
これまでの仕事で特に印象に残っているのは、少額短期保険のコンペで全国1位を獲得できたことです。全国の営業社員が参加する中で7月に1位を取ることができ、大きな自信につながりました。一人ひとりのお客さまと丁寧に向き合い、信頼関係を大切にしながら提案を工夫してきた結果が評価されたと感じ、とてもやりがいを感じた経験です。この成功体験は、今後さらに成長していくための大きな原動力になっています。
一方で、常に成果が出るわけではなく、思うように実績が伸びない時期もありました。自分ではしっかり提案しているつもりでも、お客さまに響かず、結果につながらないことに悩んだこともあります。そんなとき、上司が声をかけてくださり、実際に対応を見てフィードバックをもらいました。そこで気づいたのは、慣れによって丁寧さが欠けてしまっていたという点です。お客さまの話を十分に聞かず、自分のペースで提案を進めてしまっていることを指摘されました。
このアドバイスを受けて、初心に立ち返り、お客さまのニーズを丁寧に聞き、共感や寄り添いを大切にしたコミュニケーションを意識するようになりました。簡単な内容でも省略せず、分かりやすく説明することを心がけた結果、少しずつ信頼関係を築けるようになり、成果にもつながっていきました。話の内容を整理しながら確認を重ね、「安心して話せる雰囲気」をつくることが、お客さまの本音を引き出すことにつながっていると感じています。
営業の仕事を通じて、自社サービスだけでなく、他社サービスへの理解も大きく深まったと実感しています。入社当初は、自社サービスを説明することで精一杯でしたが、経験を重ねる中で他社との違いや、お客さまにとってのメリットを踏まえた提案ができるようになりました。今では、単なる情報提供ではなく、お客さまにとって本当に価値のある選択肢を一緒に考える営業ができるようになり、自身の成長を強く感じています。
BtoCからその先へ。描くこれからのキャリア
今後の目標として、まず短期的にはBtoBやBtoGといった、個人以外のお客さまを相手にする営業にも挑戦したいと考えています。これまでBtoCの営業を中心に経験してきましたが、さらに成長するためには新しい分野にも踏み出すことが大切だと感じるようになりました。法人や自治体を相手にする営業では、個人のお客さまとは異なる視点やコミュニケーションが求められるため、自分の営業スキルをより一段階高められると考えています。
中長期的には、本社での業務にもチャレンジしてみたいです。営業現場で培ってきた「お客さまのニーズを引き出す力」や「提案力」を活かし、マーケティングや商品企画といった分野に携わることに興味があります。現場で感じたリアルな声をもとに、より多くのお客さまに喜んでいただける商品やサービスを形にしていきたいです。 また、新人育成や採用など、人材に関わる仕事にも関心があります。学生時代の学童保育で、一人ひとりの個性に向き合いながらコミュニケーションを取ってきた経験や、営業現場で学んだことを活かし、後輩や新しい仲間の成長を支えられる存在になりたいと考えています。
就職活動中の皆さんには、「不安に感じるのは当たり前」ということを伝えたいです。新しい環境に飛び込むことは誰にとっても勇気が必要ですが、J:COMには充実した研修制度と、周囲がしっかり支えてくれる環境があります。失敗を恐れずに挑戦する気持ちを大切にしてほしいです。挑戦の中での失敗は、必ず成長につながります。
J:COMは、一人ひとりが成長できる環境と、仲間と支え合いながら挑戦できる風土が整った会社です。ぜひ自分の可能性を信じて飛び込んできてください。皆さんと一緒に成長し、未来を築いていける日を楽しみにしています。

