経済学×ビッグデータ。J:COMで実現するデータ分析
学生時代の学びと挑戦
学部・大学院を通じて経済学を学んでいました。特にゼミではゲーム理論を研究していたんです。経済学を選んだ理由は、もともと文系科目が好きで世界史などを勉強していたこともあり、入試科目として活かせると思ったこと。そして数学も少し得意だったので、両方の要素が組み合わさった経済学部という選択肢が自然に浮かびました。さらに「お金の流れを学びたい」という思いもありましたね。 学びを深める中で、経済学は単なるお金の流れだけではなく、人間の行動を科学する広い分野だと知りました。その中でも、人間の戦略的な行動を研究するゲーム理論に興味を持ち、計量経済学も学んでいました。こうした学びは、後の就職活動にも大きな影響を与えました。
学生時代の活動
学内では、海外に関わる活動にも力を入れていました。大学3年生のとき、大学のプログラムでモンゴルに渡り、日本語教育の現場で補助活動を行いました。それまで海外経験はほとんどなく、教務室前に貼られていた募集要項を見て「海外に行くきっかけになれば」と思い、すぐに申し込みました。 モンゴルでの経験は、私にとって大きな転機でした。モンゴル語が分からない私を、現地の学生たちが本当に助けてくれたんです。英語が話せる学生が街を案内してくれたり、タクシーの運転手にモンゴル語で行き先を伝えてくれたり。生活のあらゆる場面でサポートしてもらい、非常に救われました。この経験から、「今度は自分が誰かの助けになりたい」と強く思うようになったんです。 大学院進学後は、国際交流プログラムを主催する団体の広報活動や、大学に来る留学生の生活サポートにも携わりました。モンゴルで受けた恩を、今度は自分が日本で留学生に返していく――そんな思いで活動していました。
就職活動とJ:COMとの出会い
就職活動を始めたころ、ちょうど「ビッグデータ」という言葉が流行し始めた時期でした。この分野が伸びると感じ、データ分析ができる仕事を探し始めたんです。学部時代に計量経済学を学んでいたので、その知識を活かせるのではないかと考えていました。ただ、当時はデータ分析職を募集している会社がほとんどなく、選択肢は非常に限られていました。銀行のデータ分析職にも応募しましたが、すぐにデータ分析の現場で働ける環境という点では、J:COMの方が適していると感じました。 J:COMは、実家が昔からケーブルテレビやインターネットを契約していたこともあり、非常に馴染み深い存在でした。小さい頃からケーブルテレビでアニメやスポーツを見て育ち、生活に欠かせないサービスを提供している企業という印象を持っていたんです。 最終面接では、自分のやりたいことを話したところ、「ぜひうちに来てください」という熱意ある言葉をいただきました。その熱意に打たれ、そして地域密着型でテレビ、ネット、電力など、お客さまの日常生活を支える多様なサービスを提供しているJ:COMの魅力を感じ、入社を決意しました。データ分析がしたいという想いと、地域に貢献できるという意義。その両方が実現できる場所が、J:COMだったんです。
J:COMで実現するデータ分析
入社後の研修と配属
入社後の4月は、新卒社員としての基礎スキルや業務研修からスタートしました。そして5月初旬には配属研修が始まり、J:COMが提供するサービスについて学んでいきます。この研修が終わると、いよいよ各部署への配属です。私はデータソリューション推進部という、データ分析を専門とする部署に配属されました。 実は、私はデータ分析部署の新卒初配属として1期生でした。しかも同期がいない一人の配属でした。正直なところ、初めての配属にあたりとても緊張していました。 ただ、先輩方がとても温かく迎えてくださり、業務も一つずつ丁寧に教えていただいたおかげで、徐々に慣れることができました。最初はやさしい内容の分析業務からスタートできたので、安心して取り組めました。
配属後は、OJT形式で先輩の業務を手伝いながら、データ分析のやり方を学んでいきました。ここで最初に担当したのは、会社に入ってからでないと知り得ないルールや基礎的なデータの扱い方です。こうした学びを積み重ねながら、少しずつスキルを身につけていく日々が始まりました。
入社後、ギャップをほとんど感じなかったのは、職場の雰囲気が非常にオープンで、上司との距離も近く、何でも相談できる環境だったからです。もちろん、業務内容は専門的で難しい部分もありますが、周囲のサポートがあるので安心して取り組めます。特にデータ分析という専門業務は、チームで協力しながら進めるため、孤独感を感じることなく働ける点が魅力です。
最も印象に残っている仕事は、ショップチャンネルにおける通信販売の企画に関する分析業務です。単なるデータ集計だけでなく、分析結果が業務改善につながった瞬間は、大きなやりがいを感じました。 データ分析のおもしろさは、単に数字を並べるだけではなく、データの裏側にある背景や要因を紐解くことにあります。分析結果をもとに施策を提案し、それが実際に成果につながる瞬間は、非常に達成感があります。こうした経験を通じて、データ分析という仕事の奥深さを実感しています。
データ分析と教育活動を通じて実感する、仕事の手応えと自己成長
現在の仕事内容とやりがい
私が所属しているのはデータソリューション推進部です。このチームのミッションは、社内のさまざまな部署から寄せられる課題をデータによって解決すること。特に今年度は、CX・マーケティング部門の配下に配置されたこともあり、マーケティングにおけるターゲティングや施策展開のアイデアを支えるデータ分析に注力することが求められています。 現在の仕事は大きく ① データ分析業務 ② データ民主化活動の二つにわかれます。
① データ分析業務(現在担当の業務)
・グループ会社とのデータ活用・・・J:COMグループの「J SPORTS」「ゴルフネットワークプラス」「ショップチャンネル」などのデータを活用し、双方向に施策を展開できる方法を探索しています。
・新規ビジネスにおけるデータ活用・・・データ活用を通じて新サービス展開のための支援をしています。
② データ民主化活動
これはJ:COM全体で進めるDX推進の一環です。データ部門だけでなく、各部署が自らデータ分析を行えるよう、BIツール「Tableau」の活用教育を行っています。私は上司の下でプレーヤーとして分析を実行しながら、この教育活動にも参画しています。
成功体験とやりがい
特に手応えを感じているのはデータ民主化活動です。講座を受けた多くの方から「分かりやすかった」「役立った」という声をいただけたことは本当に嬉しかったです。実際に、データ活用が進んだ部署もあります。 例えば人財開発部では、グレード別eラーニング講座の受講進捗を部署単位で確認できるダッシュボードを全社に公開するという成果が生まれました。こうした取り組みを通じて、データ活用に貢献できていることにやりがいを感じています。
苦労したことと乗り越え方
今年度半ばにチームが変わり、業務内容が大きく変わったことは大きな挑戦でした。新しいデータやプロジェクトの背景を理解するまでに時間がかかりました。 この状況を乗り越えるために、上司に自分の状態を共有し、客観的に整理することを心がけました。また、会議の録画を見返し、プロジェクトの背景や進捗を細かく確認する工夫を重ねることで、徐々に慣れることができました。
成長を感じるポイント
学生時代と比べて成長したと感じるのは、物事を順序立てて進められるようになったことです。もともと大雑把なところがあり、ステップを踏むのが苦手でしたが、データ分析は要件定義から実装まで複数のステップに分かれる仕事です。今では、仕事を細かい単位で判断しながら進められるようになり、このスキルは大きな成長だと思っています。
データ分析で未来を創る――J:COMで描くキャリアビジョン
目標とキャリアビジョン
短期的な目標は、自分の分析が実際の施策に直結する成果を出すことです。単にデータを分析するだけでなく、その結果が会社にとって具体的なインパクトを生む施策として実現されること。それが私の当面の目標です。分析の価値は、ビジネスの成果として表れて初めて証明されるものだと考えています。
中長期的な目標は、AI技術の進化に対応できる人財になることです。AIは年々進化しているため、最新技術を使いこなす力が必要です。さらに、データ分析だけでなく、マーケティングやネットワークなど幅広いドメイン知識を身につけ、総合的な視点で「会社にとって何が最適か」を提案できる人財を目指しています。
この目標を実現するため、日々の学習は欠かせません。当社には学びたい人を支援する制度が整っており、資格取得で奨励金が出る制度もあります。こうした制度を活用しながら、自分の弱点を補強し、学問的知識と実務知識を掛け合わせて成長していきたいと考えています。
働く環境と魅力とメッセージ
私自身、データ分析者として約5年勤務し、大きく成長できる環境だと感じています。
・学習できる風土:データ分析は常に知識のアップデートが必要ですが、部署には積極的にキャッチアップする人が多く、モチベーションを保てます。資格取得支援制度もあり、学び続ける動機付けになります。
・多様なデータに触れられる:当社は幅広い事業を展開しており、扱えるデータの種類が豊富。お客さまの数も多く、ビッグデータを活用できます。さまざまな業界に触れることで視野が広がり、データサイエンスの知識を存分に活かせます。
オープンな職場:上司とのコミュニケーションが取りやすく、やりたいことを相談できる環境です。
求める人物像は、統計や技術、AIなど何か一つ強みを持っている人。そしてエンタメ業界に興味があり、番組や映像コンテンツが好きな人。さらに、日々学習したいという意欲のある人です。こうした方なら、当社で必ず活躍できます。データ分析で成長できる環境が整っているこの会社で、皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。

