現場での経験を経て、人財育成の難しさや面白さを実感
学生時代を振り返ると、当時経済学を専攻していた私は、金融業界を中心に就職活動を進めていました。しかし、J:COMから会社説明会への案内が何度か届き、「一度くらいは参加してみよう」という気持ちで説明会に足を運んだことが、J:COMとの出会いのきっかけです。
正直、軽い気持ちで参加した説明会でしたが、そこで知ったJ:COMの魅力に強く惹かれました。
・インフラ企業としてお客さまの生活を広く支えていること
・若いうちから挑戦できる風土があること
・人を大切にし、人を育てる環境が整っていること
この3つに心を動かされ、金融業界ではなくJ:COMへの就職を目指す決意をしました。
入社後、社会人としてのキャリアは関西カスタマーセンター(コールセンター)での業務からスタートしました。当時、営業職として採用された私は、まさかカスタマーセンターに配属されるとは思っておらず、期待半分・不安半分(不安の方が少し多かったと思います)でした。しかし、先輩社員の手厚いフォローのおかげで、充実した日々を過ごすことができました。
その後、初めての異動で関東カスタマーセンターへ。チームリーダーやスーパーバイザーを務めながら、お客さま対応、部下育成、外部委託会社への研修登壇など、幅広い業務を経験しました。 これらの業務を通じて、J:COMの製品やサービスを深く理解するだけでなく、多様なお客さまとのやり取りを通じて、目には見えないお客さまの考えを想像し、ニーズを汲み取る力や感情に寄り添う姿勢の重要性を学びました。 また、部下育成では一人ひとりの強みを見極め、成長を支援するためのフィードバックに工夫を重ね、チーム全体のパフォーマンス向上に努めました。さらに、研修登壇では、相手に伝わる言葉選びや場の雰囲気づくりの難しさを実感しました。
こうした経験を通じて、人財育成の重要性だけでなく、その難しさや面白さを感じるようになり、人の成長を支援することは単なる業務ではなく、未来をつくる重要な役割だと考えるようになりました。この想いが、人財開発部での業務を志すきっかけになったと思います。
人財開発部への異動を拝命した際には、「社員をお客さまと捉え、社員の気持ちやニーズを汲み取る」という顧客視点を大切にしながら、人財育成を通じて組織の成長に貢献したいと強く思ったことを今でも覚えています。
新卒育成の刷新で社員の第一歩をもっと力強く
人財開発部では、J:COMの持続的成長を支える「人財」の育成をミッションとし、社員の「あるべき姿」を定め、その実現に向けてさまざまな施策を実施しています。担当業務は大きく分けて、 ①全社研修の企画・運営 ②ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)推進 ③キャリア開発支援(キャリアアドバイザー面談など) の3つです。
具体的には、新入社員研修や階層別必修研修、生成AIなどのDX研修、女性管理職育成研修、従業員意識調査、1on1推進など、多岐にわたる施策を通じて、社員一人ひとりの成長を支援しています。社員が自ら積極的に学び、キャリアを自律的に描き、活き活きと活躍できる環境づくりに取り組んでいます。
私は人財開発部の中でもキャリア自律支援グループに所属し、主に新卒社員向けの研修を企画・運営しています。2025年4月に同グループへ異動しましたが、それまではキャリアアドバイザーの事務局対応や従業員意識調査の集計・分析、1on1推進を担当しており、現在とは少し異なる業務でした。そのため、今回の異動は私にとって大きなチャレンジでもあります。
まずはこれまでの課題を洗い出すため、前任担当者へのヒアリングや研修会社との情報交換、市場調査を行い、情報を集めて精査するところから始めました。まだまだこれからという段階ですが、徐々に方向性が見えてきています。新卒社員向けの研修を企画設計するうえでは、入社時研修から始まり、その後予定している1年、2年、3年後のフォローアップ研修にきちんと連動性を持たせること。また、研修前後で新入社員にどのような姿になっていてほしいのか、研修の目的や意義、ゴール設定を明確にすることも意識しています。
さらに、新卒社員の成長点や強化点を客観的に測定できるアセスメントツールを新たに導入するなど、これまでの課題を整理し、新卒育成全体の刷新に取り組んでいます。
現場経験×情熱で人財育成をリードするチーム
私が所属するキャリア自律支援グループは、グループ長を含め男女8名で構成されており、それぞれが多様な経験と強みを持っています。
メンバーの多くは、J:COMの現場で営業やカスタマーセンター業務を経験し、リーダーとしてチームを牽引してきた実績があります。こうした現場で培った知識やスキルは、人財育成というミッションにおいて大きな力となっています。 このグループの特徴は、単なる経験の豊富さだけではありません。人財育成に対する強い興味と情熱を持ち、自己研鑽を惜しまない姿勢があります。資格取得や最新の育成手法の学習など、個々が積極的に学び続けることで、グループ全体の知見が常にアップデートされていると感じます。
さらに、メンバーは明るくポジティブで主体的な思考を持っており、ミーティングでは活発な議論が展開されます。論理的な分析力と俯瞰的な視点を兼ね備えたメンバーが多く、お互いを尊重しながら不足を補い合うことで、より高いレベルの成果を目指しています。
また、グループには温かい雰囲気もあり、新しく異動してきたメンバーを歓迎するためにランチ会を開くなど、コミュニケーションを大切にする文化も根付いています。こうした和気あいあいとした環境があるからこそ、メンバー同士の信頼関係が深まり、人財育成という大きなテーマにも一丸となって取り組むことができているのだと感じます。 私は、このチームの一員であることに誇りを持ち、今後も共に成長しながら、組織全体のキャリア自律を支援していきたいと考えています。
社員の成長を支え、J:COMの未来を共に創る
人財開発部では、J:COMの持続的な成長を実現するため、社員一人ひとりが自律的に働き、課題を発見し、その解決に向けて新しいアイデアを生み出し、周囲を巻き込みながら変革を起こせる人財の育成を目指しています。単なる知識やスキルの習得にとどまらず、主体的に考え、行動する力を養うことが重要です。
そのためにも、社員を「お客さま」と捉えたマーケティング思考を持ち、社員の気持ちやニーズを深く理解することが欠かせません。研修を設計する際には、プロセスだけでなく結果にこだわり、学びが実際の業務に活かされる仕組みづくりを重視しています。こうした取り組みを通じて、社員が自ら成長を実感できる環境を整えることが、私たちの使命です。
このビジョンを実現するため、私たちは多様な資質を持つ仲間を求めています。
・社内外を問わず信頼関係を築けるコミュニケーション力
・課題を分析し、解決策を導く論理的思考力
・高いモチベーションと粘り強い業務遂行力
・そして何より、人の成長を支援することに喜びを感じ、教育への情熱を持つ方
人財開発の仕事は、組織の未来を築くうえで欠かせない重要な役割を担っています。社員一人ひとりの可能性を最大限に引き出し、個々の成長を組織全体の発展へとつなげます。その挑戦に共感し、共に歩んでいただける方との出会いを心から楽しみにしています。

