就職活動での軸とJ:COMとの出会い
学生時代、私は合唱サークルに所属し、企画担当として活動していました。音楽が好きで始めた合唱でしたが、そこで学んだのは音楽以上に大切なことだったと、今になって強く感じています。それは、多様な意見をまとめ上げる難しさと、全員が納得できる形を作り出すことの重要性です。
定期演奏会の企画を任されたとき、最初は単純に「何をやりたいか」をメンバーに聞いて回りました。しかし、出てくる意見は本当にバラバラ。クラシックをやりたい人もいれば、ポップスを歌いたい人もいる。合唱の醍醐味である重厚感を重視する人もいれば、もっと親しみやすい演奏会にしたいという人もいました。このままでは収拾がつかないと感じ、私はアプローチを変えることにしました。
まず、「どんな演奏会にしたいか」という方向性から話し合いを始めました。お客さまに何を伝えたいのか、どんな気持ちになってもらいたいのかという大きな枠組みを決めてから、それに合う楽曲や演出を考える。そして重要だったのは、採用されなかった意見も完全に切り捨てるのではなく、要素として取り込む工夫をすることでした。例えば、メインはクラシックでも、アンコールでポップスを取り入れるなど、みんなの想いを少しでも反映させるよう努めました。
この経験を通して学んだのは、組織において大切なのは、一つの方向性に向かって全員が力を合わせること。そして、その方向性は時代や環境に合わせて柔軟に変化していく必要があるということです。合唱サークルでも、毎年同じような演奏会をしていては、メンバーもお客さまも飽きてしまいます。常に新しい挑戦をしながら、伝統も大切にする。このバランスの重要性を肌で感じました。
こうした経験があったからこそ、就職活動では「社会のニーズに合わせて変化し続ける企業」を軸に企業選びを行いました。今の時代、技術の進歩や社会情勢の変化は目まぐるしく、企業もそれに対応しなければ生き残れません。しかし、変化することと、これまで培ってきた基盤を大切にすることは決して矛盾しないと考えていました。むしろ、しっかりとした基盤があるからこそ、新しい挑戦ができるのだと思います。
J:COMについては、宅内サービスの総合企業という認識がありました。テレビやWi-Fi、防犯カメラなど、生活に密着したサービスを幅広く手がけているイメージです。そして何より印象的だったのは、すでに十分な知名度と実績があるにもかかわらず、まだ成長を続けようとする姿勢でした。日々進化する社会で次々と新しいサービスが生まれる中、それを自社のサービスとして取り入れていく経済力と行動力。これこそ、私が求めていた企業の姿でした。
飽き性な性格の私にとって、常に新しい刺激がある環境で長く働けると直感的に感じたことが、入社の決め手となりました。
不安から自信へ――営業職での成長ストーリー
入社が決まったとき、正直なところ営業職への不安がありました。しかし、実際に入社してみると、その不安を払拭する充実した研修制度が待っていました。実際の業務を始める前に十分な研修期間が設けられており、業務への不安を減らすために綿密に計画されていることがすぐにわかりました。
入社後最初の2週間は、名刺交換などの基本的なビジネスマナーや社内制度について学ぶ研修があり、社会人としての基礎を固める大切な時間でした。その後、約1カ月かけて商品知識やお客さまへのプレゼン方法を学び、営業職に必要なスキルを段階的に習得。そして現場に入る前には、先輩社員に2週間同行し、1日の流れやプレゼン方法を実際に見て学ぶ機会がありました。この同行期間のおかげで、一人でお客さま宅へ向かうようになったときも、ある程度の自信を持って臨むことができました。
初めの一年間は、既加入者さまのアフターサポートとしてお客さま宅を訪問し、サービスの満足度を高める業務に携わりました。その後の一年間はジェイコム ショップで勤務し、業務内容が大きく変化。店舗では、お困りごとの解決や新規加入の対応など、幅広い業務を経験しました。
働き始めて感じたのは、営業職だからといってプレゼンテーションや商品知識だけでは不十分だということです。機器の特性や施工方法など、機械系の知識も必要であることに驚きました。入社当初は「プレゼン方法や商品知識を覚えれば十分」と思っていましたが、工事に関する説明をお客さまにするため、現場の知識も欠かせないと実感しました。営業でも工事は深く関わり、工事担当者と話す機会も多いため、基礎知識は必須だと強く感じています。
こうして振り返ると、入社から現在まで、さまざまな部署で経験を積むことで、営業として必要な幅広いスキルと知識を身につけることができました。最初は不安だった営業職への道のりも、充実した研修制度と段階的なキャリア形成により、着実に成長への階段を上ることができたと感じています。
新しい営業スタイルで挑戦する日々
現在、私が所属している部署では、新入居のお客さまを対象としたオンライン営業を行っています。引越し先の建物が当社のサービス提供可能物件であることを知らずに入居される方も多いため、まずは「サービスが利用できる」という事実をお伝えし、その魅力を丁寧に説明してご加入いただくことが私たちのミッションです。
業務の流れは、社内の半個室ブースでお客さま情報をもとに電話で日程を調整するアポイント取得から始まります。約束の日には、画面共有を使ってサービス内容を説明します。電話だけでは伝わりにくい情報も、視覚的に共有できるため、初めて弊社サービスを知る方にもわかりやすく説明できます。ご予約から申し込み完了まで、すべて遠隔で対応可能なので、訪問に不安を感じる方や、忙しい社会人・学生のお客さまにとって非常に便利です。まさに、時代に合った営業スタイルだと感じています。
チームは入社1年未満の若手が多く、入社3年目の私は営業活動をしながら、メンバーのサポートも担っています。以前の部署では先輩に頼ることが多かったのですが、今は自分が教える立場。社内用語を使いすぎないように、わかりやすく説明することを心がけています。
仕事で最もやりがいを感じる瞬間は、J:COMを知らなかったお客さまが、サービスの魅力を理解し、納得して加入してくださったときです。とくに、サービス提供エリア外から引っ越してきた方は、当社の名前すら知らないことが多く、最初は不安を抱かれることもあります。しかし、丁寧に説明し、信頼を得られたとき、「J:COMファンを増やせた」という実感が大きなモチベーションになります。
一方で、苦労したこともあります。最も大変だったのは、積極的に商品を提案する営業スタイルに慣れることでした。以前は既加入者さまへのサポート業務が中心で、寄り添う対応が求められていました。しかし、オンライン営業では、当社サービスを知らない方に魅力を伝える必要があります。最初は戸惑いましたが、先輩社員の同行や積極的な質問を通じて、少しずつ自分のスタイルを確立していきました。
キャリアの目標とJ:COMで働く魅力
短期的な目標として、私は営業職以外の仕事を経験してみたいと考えています。営業という仕事は、技術部門、管理部門、企画部門など、他の部署の支えがあって成り立っています。だからこそ、営業職から離れた部署の視点を実際に体験し、営業がどのように見えるのかを知ることで、自分の視野を広げたいと思っています。
中長期的な目標は、さまざまな部署を経験し、営業職や技術職など幅広い分野を渡り歩きながら、「社内のことなら何でもわかる人財」になることです。そのためには、まず現在の部署で人に教えられるほどのスキルを身につけること。そして、社内にどのような部署があるかを常に意識し、自分のスキルがどこで活かせるか、どの部署を経験したいかを考えながら、日々の業務に取り組んでいきたいと思っています。
活躍している方に共通するのは、質問するスキルと、それを支える言語化スキルが高いことです。特別な専門スキルは初めから必要ありませんが、何がわからないのかを把握し、それを相手に伝わりやすい形で言語化できることが重要です。このスキルによって質問の精度が上がり、業務の上達に直結します。もし足りないと感じても心配ありません。悩んでいるときには一緒に考え、具体的な改善案を出してくれる。そして、上司に掛け合うだけでなく、実際に改善に向けて動いてくれる人が周りにたくさんいます。この環境は、新しく入社される方にとって大きな支えになると確信しています。疑問が浮かんだら質問を繰り返し、伝わりやすい文章のまとめ方を学んでいけば、必ずスキルは向上します。
J:COMには、挑戦を後押しする環境と、支え合う仲間がいます。私自身、営業職への不安からスタートしましたが、充実した研修制度と周囲のサポートのおかげで、着実に成長することができました。今では、さらに広い視野を持ち、営業以外の分野にも挑戦したいという新たな目標を描いています。
これから入社される皆さんにお伝えしたいのは、「恥を捨てて質問する勇気」が成長の鍵だということです。分からないことを言語化し、積極的に質問することで、必ずスキルは磨かれます。J:COMは、その努力を全力で応援してくれる会社です。
ぜひ、あなたの好奇心と成長意欲をJ:COMで発揮してください。ここには、想像以上の経験と可能性が待っています。

