前田製作所との出会い。それぞれの視点から感じた魅力と決め手
宮城県出身の佐藤は、大学時代は広告やマーケティングを専攻。東日本大震災を実際に経験したことから、人々の日常を支える仕事に就きたいという想いが芽生えます。
佐藤:就職活動の際に2つの軸がありました。1つが日常生活の当たり前を支えられること、もう1つが長く働ける環境があることです。そんな中で長野県出身の友人から前田製作所を紹介していただき、知ることができました。
前田製作所の製品は、あらゆる面から日常生活に欠かせない産業を支えているという印象を受けました。また、女性活躍を推進していることも魅力的で、選考を受ける中でも、人事部の女性の方が活躍されている姿を見ることができました。なにより、社員のあたたかい人柄に惹かれたんです。
一方、愛知県の専門学校で自動車整備について学んでいた林は、就職ガイダンスをきっかけに重機整備士という職種を知ります。
林:車やバイクも好きですが、日常ではなかなか触れないスケールの大きな機械を相手にする仕事に魅力を感じました。かにクレーンなど自社製品を作る技術力があり、トップクラスのシェアを持つメーカーの販売代理店としても事業を広げている安定感にも惹かれました。
また、前田製作所は育成に力を入れており、基本的な資格も入社後の1カ月間の研修で取得することができます。社会人になった際には、自身のスキルを可視化するためにさまざまな資格に挑戦したいと考えていたため、心を決めました。
2025年の入社者は約20名。内定後は、内定式や入社前説明会、懇親会などで同期との交流機会が設けられ、コミュニケーションが取りやすい環境だったと振り返ります。
林:最初は緊張していましたが、休憩時間などで少しずつお互いの共通点を探り合いました。その後に1カ月の研修が控えていたので、「どうぞよろしく」とか「あそこに行ってみようよ」といった交流が自然と生まれていきました。
佐藤:私は人見知りしてしまうタイプですが、入社式の前日に懇親会があり、同期と人事部の方とで食事をする機会をいただきました。そこで打ち解けることができ、今でも仲の良い友人となるような同僚ができました。
同期と共に切磋琢磨し、専門知識を身につけていく
4月1日から2日間にわたって、同じグループ会社である前田建設・前田道路・日本風力開発の新入社員とともにグループ合同の入社式と研修に参加しました。
合同研修では、グループ各社についての下調べと、自分なりに未来のインフラサービスとしてどのようなものが提供できるのかを考えるという事前課題をもとにグループワークが行われました。グループは各社混合のメンバーで構成され、異なるバックグラウンドを持つ仲間がそれぞれ考えてきた意見を持ち寄って活発なディスカッションを展開。最後はグループごとに考えをまとめ、全体発表を行いました。
佐藤:大学や大学院で専門的なことを学んでいる人も多く、刺激になる話が多かったです。入社直後にグループ会社の同期と交流する機会があったことは貴重な経験となりました。
林:自分が持つ自動車系の知識と、グループ各社の仲間が持つ道路や建設、再エネの知識、アイデアを出し合って「未来のインフラサービス」を作り上げていく過程が充実していました。これから重機整備士として働く上で、現場の話を聞くことでイメージが湧きました。
その後、会社の規則や福利厚生などについて学ぶ本社での研修を経て、石川県にある建設機械メーカーの教習所で行われる資格取得研修がはじまりました。
林:私の所属するメカニック職は5つの資格を取得しました。フォークリフトや玉掛け、床上操作式クレーン、工場内で使用する小型移動式クレーン、ショベルカーなどの車両系建設機械の運転資格などです。講習自体はそれぞれ長くても5日程度で終わり、1カ月弱にわたる研修は自動車の免許合宿のような雰囲気でした。
車両系の講習では、学校で学んだ内容に加えて、重機特有のメカニズムや一般車両にはない部品についても学びました。これから自分が実際に触る機械のことを学べるのは、とても新鮮で楽しかったです。
佐藤:私は4つの資格を18日間で取得しました。フォークリフト、玉掛け、小型移動式クレーン、車両系建設機械の運転資格です。事務職も、資格取得を通じて会社が取り扱う製品を理解することができます。
私自身、自動車免許を持っているものの運転が苦手で、実技試験では毎回苦戦しました。それでも、同期と一緒に見学して教え合いながら、無事に全員合格することができました。
この先いろんな仕事に使える資格なので、メカニック職だけでなく営業職や事務職でも資格を取れるというのは仕事の幅も広がって良いと思います。
研修期間中は、同期との絆も深まっていきました。
佐藤:2週間以上同期と一緒に過ごす中で、とても仲良くなれました。休日には金沢観光に行ったりと、思い出深い時間を過ごすことができました。
林:メカニック職のメンバーでも小松市で自転車を借りて日本海を見に行ったり、金沢まで電車で行って海鮮丼を食べたりしました。学ぶことは多かったですが、その中でもオフの時間をしっかりと楽しめました。
トレーナーの背中を見て学べる環境で、実践を重ねる日々
新入社員研修を終え、5月から本配属となった佐藤と林。前田製作所では、配属後の新入社員をサポートするために、トレーナー制度を導入しています。佐藤は中途入社で9年目の係長が、林は入社8年目の先輩整備士がそれぞれトレーナーを担当し、彼らの指導のもと業務に取り組んでいます。
佐藤:私は販売促進課に所属し、営業のサポート業務を担当しています。就職活動中に参加した展示会での経験を通じて販売促進課に興味を持っていたため、嬉しい配属でした。具体的には販売促進のための資料作成や、出荷の準備、展示会の準備などを行っています。展示会では、必要な備品やカタログの手配なども任されています。
展示会など外部の方と話す際は会社の代表という立場になりますので、製品について何を質問されても答えられるよう、自由な時間があれば少しでもカタログを見て勉強するように心がけています。
また、トレーナーである係長は知識も経験も豊富です。何を質問しても丁寧に教えてくれるため、スムーズに相談することができています。
林:私は、愛知県の営業所で重機の整備士として配属されました。現在は会社敷地内のガレージでの作業や現場での見学を通じて業務を学んでいます。基本的にはショベルカーの整備が中心になりますが、時々異なる機器も扱います。自動車の整備しか知らなかった私にとって、すべてが新鮮で学ぶことばかりです。
社会人になって実感しているのは、仕事における責任の重さです。重機の整備は、人命に関わる重要な仕事。整備に不足があれば、現場で事故につながる可能性もあります。自分の命も、お客さまの命も守れるようゆっくりと確実に技術を身につけられる環境です。
また、入社時に魅力を感じていた通り、会社には充実した資格取得支援制度が整っています。会社が費用を全額または一部負担し、資格取得後には奨励金や手当も支給されるため、モチベーションになりますね。
佐藤:キャリアアップに必要な資格を、会社のサポートを受けながら取得できる環境は本当に心強いですよね。チャレンジを応援してくれる会社の姿勢を実感しています。
大切なのは豊富な選択肢。重機の世界で広がるキャリアの可能性
新入社員としての第一歩を踏み出した2人。それぞれがめざす将来像に向けて、具体的な目標を掲げています。
佐藤:まずは、製品についての理解を深めることが目標です。日々の業務の中でも、製品名の意味を意識しながら学びを深めるよう心がけています。
将来のキャリアイメージとしては、幅広い経験を積んでいきたいですね。部署異動している方も多いので、私自身もいろんな仕事に挑戦したいです。また、結婚や出産があっても継続して働きたいと考えています。
林:私は直近で、建設機械技能整備士2級の資格取得をめざしています。この資格を取得するには3年の実務経験が必要で、資格があると重機特有の部品に触れるようになるなど業務の幅が大きく広がります。先輩社員やトレーナーは1級を保持しており、この業界で働く上で必須の資格になります。
そして、資格取得後はさらなるキャリアステップも視野に入れています。たとえば、会社にはマネジメント職とは別に専門的な知識を持って現場にアドバイスするスペシャリスト職があります。メカニックの仕事が好きなので、将来そういった立場で現場に関わり続けていきたいです。
また、2人はそれぞれ会社への想いを語ります。
林:インフロニアグループの他社との関係を通じて、前田製作所も事業の幅が広がっていくと思います。現在の営業所ではショベルが中心ですが、今後は他の建設機械にも触れる機会が増えることを期待しています。
佐藤:当社は「意欲」という言葉を大切にしており、チャレンジを応援してくれる環境があります。社会人として向上心を持って働いていく中で、そうした文化が続いていくことを期待しています。
最後に、就活生へのメッセージとして、2人は視野を広く持つことの大切さを強調します。
佐藤:私は広報メディア学科出身でした。同じ学科のメンバーはメディアや広告業界を受けることが多かったですが、私は絞り過ぎないようにしていました。エントリーシートや面接を通して自分に合う業界が見えてくることもあります。新しい可能性を見つけるためにも、まずはさまざまな業界を見てほしいと思います。
林:重機の世界は、選択肢として入りづらい業界かもしれません。でも入ってみると、普段触れることのできないものに関われる魅力的な仕事です。視野を広げることで新たな道が拓けることもあるため、ぜひ一度検討してみてください。
※ 記載内容は2025年5月時点のものです
