「人の良さ」と海外展開が決め手。コロナ禍に見つけた自分らしい就職活動の軸
学生時代は、とにかく「人との出会い」と「新しい環境への挑戦」を大切にしてきました。4歳から中学3年生まで柔道に打ち込み、目標に向かって継続する力や礼儀・規律の大切さを身につける一方、高校2年生ではニュージーランドへ留学し、大学時代にはアメリカでの短期研修にも参加しました。異なる文化や価値観の中に飛び込んだことで、自ら積極的に行動する力やコミュニケーション能力が磨かれたと感じています。また、ボランティア活動にも積極的に取り組み、誰かの役に立てることのやりがいも実感しました。
就職活動をしていたのは、ちょうど新型コロナウイルスの影響で社会や経済が大きく揺れ動いていた時期です。先行きが見えない不安の中でも、自分が大切にしたい「人」と「成長できる環境」という軸を改めて見つめ直すことができました。物流業界はコロナ禍でも需要が伸び続け、社会や企業活動を支える重要な役割を担っていることに魅力を感じ、その中でもホンダロジスティクスを選んだ決め手は、やはり「人の良さ」でした。
選考や会社説明会で接した社員の皆さんがとても親身で温かく、「この会社で働きたい」という気持ちが自然と強くなりました。海外にも拠点があり、学生時代に培った英語力や挑戦する姿勢を活かしながら成長できる環境だと感じたことも、入社を決意した大きな理由のひとつです。
「若手でも意見が通る」入社前には想像もしなかった環境への驚き
入社後の4か月間は、現場研修からスタートし、部品の入出庫作業や検品、保管、荷揃え作業など、物流の現場がどのように運営されているのかを実際に体感しながら学ぶ日々でした。現場で体を動かしながら覚えたのは作業手順だけではなく、安全や品質を守ることの重要性、そして多くの関係者が連携することで物流が成り立っているという事実も、肌で感じながら学ぶことができました。
研修終了後は、現在も所属している調達物流課(自動車部品の調達に関わる物流業務を担う部署)へ仮配属となりました。当初は、先輩方に教わりながら基本的な業務の流れを覚え、一つひとつの作業を確実にこなすことを意識していましたが、十分ではない私を上司や先輩方がいつも親身にサポートしてくださいました。就職活動のときに感じた「人の良さ」を入社後も変わらず実感できていたことは、大きな安心感につながっています。
仮配属後は、通常業務に加えて新規立ち上げ業務にも携わる機会をいただき、この経験が私にとって大きなターニングポイントになりました。入社前は、物流会社では若手が与えられた業務を着実にこなしながら経験を積み、重要な仕事を任されるまでにはある程度の時間がかかるものだと思っていました。しかし実際には、若手であっても積極的に意見を発信し、挑戦できる環境があり、良い意味でこれまでのイメージは裏切られました。
新規立ち上げ業務では、作業されている方々の声を聞きながら、「どうすれば作業者が動きやすいか」「より効率的に作業できるか」という視点で改善案を考え、積極的に提案することを意識しました。業務知識や経験がまだ浅いからこそ、固定観念にとらわれずに自分なりの視点で発信できると考えていたことも、提案を続ける原動力になっていました。そして実際に、自分の改善案が業務に取り入れられたときは、入社間もない自分でも会社に貢献できているという実感を持つことができました。年次に関係なく意見を聞いてもらえ、それが実際の現場に反映される環境があることは、入社前には想像していなかったことであり、この会社の大きな魅力だと感じています。
「今のやり方が当たり前ではない」現場改善と未来を同時に考える日々
現在は調達物流課に所属し、自動車部品の入出庫管理から保管・荷揃え、輸送業務まで幅広く担当しています。物流はただモノを運ぶだけでなく、お客様のもとへ必要なモノを必要なタイミングで届けるという重要な役割を担っています。
通常業務と並行して、埼玉事業所の省人化・ODX化(業務のデジタル化・自動化による効率改善)を目指す「ミニプロ」活動にも参加しています。若手社員が中心となって、事業所の将来あるべき姿を描き、その実現に向けた施策の検討や推進に取り組む活動で、私は情報収集や課題整理、改善案の検討などを担当しながら、自ら考えて意見を発信することを意識しています。
この活動を通じて得た一番の気づきは、「今のやり方が当たり前ではない」ということです。他企業の自動化設備の見学や物流展への参加を通じて、自分たちが当たり前だと思っていた作業が、既に別の会社では自動化・デジタル化されていることを知り、大きな刺激を受けました。以前は与えられた業務を確実にこなすことを意識していましたが、今では業務全体を見渡しながら課題を見つけ、周囲と連携して改善を進められるようになりました。視野を広げて物事を捉えられるようになったことが、自分自身の一番の成長だと思っています。
現場で見つけた課題を改善へ。その先に描くグローバルな物流の未来
短期的な目標は、現在担当している納入代行業務(メーカーや倉庫から各拠点への部品・製品の輸送を一括して請け負う業務)についてさらに知識と経験を深めること、またミニプロ活動も引き続き積極的に参加し、物流展の視察や他企業の現場見学を通じて得た知識を、実際の業務改善につなげていきたいと考えています。日々の業務を確実にこなすだけでなく、 周囲から信頼され、 現場の課題を自ら見つけて改善提案できる存在になることを目指しています。
中長期的な目標として思い描いているのは、グローバルな物流の現場で活躍することです。 学生時代のニュージーランド留学やアメリカでの短期研修で培った語学力と異文化理解を活かし、海外業務にも挑戦したいという思いがあります。まずは国内でしっかりと経験を積んだ上で、海外の物流業務にも携わりながら視野と経験の幅を広げていきたいです。
物流全体を俯瞰して考えられる人材になるためには、目の前の業務をこなすだけでなく、「なぜこの業務を行っているのか」「もっと良い方法はないか」を常に考え続けることが大切だと思っています。その積み重ねが、将来的に国内外を問わず物流の発展に貢献できる人材への道につながると信じています。
最後に、ホンダロジスティクスへの入社を考えている皆さんへ伝えたいことがあります。私がこの会社で感じている一番の魅力は、「人の良さ」と「若手が挑戦できる環境」の両方が揃っているという点です。 物流に関する知識や経験は、入社前になくても問題ありません。大切なのは、「まずやってみよう」という前向きな姿勢と、学び続ける意欲、そして周囲と協力しながら物事を進められるコミュニケーション力だと思います。「成長したい」「新しいことに挑戦したい」という想いを持っている方にとって、ホンダロジスティクスはきっと働きがいのある場所になるはずです。ぜひ一緒に、物流の未来をつくっていきましょう。

