「睡眠時間を削るしかなかった」子育てと仕事の両立を考え、転職を決意
──Hさんは、以前は幼稚園の先生をしていたとお聞きしました。転職に至るまでの経緯を教えてください。
はい。最初は幼稚園の先生として働いていましたが、出産を機に退職しました。それから、「子どもと関わる仕事もいいけれど、他の仕事にも挑戦してみたい」と思うようになったんです。そして下の子が幼稚園に上がるタイミングで、知人から歯科技工のルート配送の仕事を紹介されました。もともと車の運転が好きだったので、楽しく働くことができ、最終的には主任のような立場も任せてもらいました。
ただ、子育てをしながら働く中で時間調整の難しさを感じるようになり、「このまま同じ職場で上を目指すより、新しい環境で働いてみよう」と考えるようになったんです。子どもたちを育てていくためにも正社員で働きたいという思いが強くなり、転職を決意しました。
──子育てと仕事を両立する中で、どんな大変さがありましたか。
出産後は、自分の時間軸では動けなくなり、子どもの予定に合わせて生活するようになりました。仕事よりもまず子育てが中心で、空いた時間に働くような感覚でしたね。
特に子どもが幼稚園の頃は大変でした。送り迎えや行事も多く、予定のほとんどが子ども中心で決まります。自分の時間をつくろうとすると睡眠時間を削るしかなく、そこはかなり大変でした。
──転職先はどのように探していましたか。
最初は、前職と同じようなルート配送の仕事を中心に探していました。ただ、運送会社はあまり詳しくなくて、知っている会社というと宅配の大手くらいで、「忙しそうだし、大変そう」というイメージもありました。
そんな中で見つけたのが、イオンネクストデリバリーの求人でした。イオンは名前も知っていますし、大手のグループでも新しいことに挑戦している会社なら私も仕事をしてみたいと思いましたし、みんなで同じように新しい環境でスタートするなら入りやすいのではないかな、とも感じました。実際に面接を受けたのは、イオンネクストデリバリーだけです。
帰宅する子どもを、毎日「おかえり」と迎えられるようになった
──イオンネクストデリバリーで働き始めてから、生活や子育てとの向き合い方はどのように変わりましたか。
前職と比べて一番大きく変わったのは、休みの取り方です。以前は週6勤務で、月に2〜3日しか休みがないこともありました。休みも子どもの行事に合わせて取ることが多く、「自分の休み」という感覚はほとんどありませんでした。
今は月に10日ほど休日があり、定期的に休めるようになったので、生活にメリハリが出ました。例えば連休にできたなら、1日は家でゆっくり休んで、もう1日は出かけるという過ごし方もできます。
仕事がある日は朝早く出る分、午後には帰宅できるので、子どもたちが学校から帰ってくる時間に家にいられるのも大きな変化です。前の仕事では帰りが遅く、子どもの帰宅を出迎えることができない生活でした。今は「おかえり」と出迎えられますし、一緒に夕食を食べたり、話を聞いたりする時間が持てるようになり、その点はとても変わったと感じています。
──現在の1日の流れについて教えてください。
仕事は朝4時半からなので、4時頃に家を出て出社します。定時は14時なので、その時間まで働いて帰宅する流れです。
朝は時間がないので、子どもたちの朝食は前の日に用意しておいたり、パンやヨーグルトを置いておいたりしています。送り出しはできないものの、帰宅後は家にいるので、子どもたちが学校から帰ってくる時間には迎えられるようにしています。子どもたちも小学校6年生と3年生になり、朝の支度などを自分たちで進めてくれるので、本当に助けられていますね。
帰宅後は買い物をしたり、家のことを済ませたりして、子どもたちが帰ってきたら一緒に夕食を食べて、学校の話を聞いたりします。時間がある日は一緒に出かけることもあります。午後に時間が取れるので、平日に子どもの体調不良で病院に連れて行くときなども対応しやすいです。
休日とお給料が安定して、人間関係にも悩まなくなった
──前職のルート配送と、現在のGreen Beansの配送の仕事ではどのような違いがありますか。
一番大きいのは、配送先の決まり方ですね。前職はルート配送だったので、コースごとに行き先が決まっていて、同じルートを回る形です。一方で現在は、お客さまの注文によって配送先が決まるので、その日の朝にならないとどこに行くか分かりません。何度か行ったことのある場所もありますが、毎回同じルートというわけではないので、そこは大きな違いだと感じています。
運転する車両も軽バンからトラックに変わりました。トラックの運転は注意が必要なことも多く、難しさを感じる場面もありますが、研修もあったおかげで少しずつ慣れてきました。
荷物の重さも違います。エレベーターのない建物でケース商品を複数運ぶと、合計で20〜30キロほどになることもあります。体力が必要な仕事だと感じる場面は多いですね。そして、実際に働いてみると、運送業というより接客業の要素が強いことは意外でした。
──実際に働いてみて、どんなところに働きやすさを感じていますか。
職場の雰囲気の良さです。マネージャーも含めて全体的に風通しがよく、困ったことがあれば気軽に相談できる環境があります。会社としても「何かあればすぐ報告してほしい」というスタンスなので、余計な悩みが生まれにくいんです。前職では人間関係で悩むこともありましたが、今は人間関係も良好だと感じます。
また、休日が多いこと、残業がほとんどないことも働きやすさにつながっています。重たい荷物を運ぶことはありますし、仕事量としては今の方が多いかもしれませんが、しっかり休める時間があるので、体調も安定しています。前職ではお休みの日に「明日の仕事を代わってほしい」というような連絡が来ることもありましたが、今はそういうことがありません。長く働き続けるためにも、休日とお給料、この2つの安定はやはり大切だと感じます。
──女性にとって、働きやすい環境だと思いますか?
女性も不安なく取り組みやすい仕事だと思います。未経験の方も運転が極端に苦手でなければ、特別に身構える必要はないと思います。私自身、女性だからという不安や心配はありませんでした。
「接客も運転も好きな自分に、向いている仕事」
──やりがいを感じる瞬間を教えてください。
特に高齢の方や子育て中の方など、買い物に行くのが大変な方のお役に立てるところにやりがいを感じます。足が不自由な方や、怪我をして松葉杖をついている方のところに商品を届けると、「買い物は大変だっただろうな」と思うので、少しでもお役に立てたと感じると嬉しいですね。
また、お客さまに名前を覚えていただけると、嬉しさが増します。必ずしも同じお客さまのお宅へ行くとは限らないのですが、「今日も来てくれてありがとう」と言っていただけると、覚えていただけているのだなと実感できます。
──この仕事が自分に合っていると感じるのは、どんなところですか。
お客さまと接することと運転すること、その両方があるところです。もし荷物を運ぶだけでお客さまと関わらない仕事だったら、そこまで楽しいとは思えないかもしれませんし、逆に営業のようにお客さまと話すことが中心の仕事だけだったら、それも自分にはあまり合わない気がします。両方があることが、ちょうどよく合うなと感じています。
それから、子どもたちにも伝わる仕事であることも嬉しいですね。私が運転していなくても、Green Beansの車両は街中でも目立つので、「今日、ママの車を見たよ」と言われたり、CMを見て「ママの仕事だ!」と気づくこともあるようです。
──イオンネクストデリバリーに入社しようか迷っている方に一言伝えるとしたら、何と伝えたいですか?
「嘘偽りなくホワイトです」と伝えたいです。求人に書いてあることと、実際に入ってからのギャップがあまりありません。書いてあるとおりなので、求人内容に惹かれるのであれば、ぜひおすすめしたいです。
まだ新しい会社でもあるので、やりながら変えていったり、みんなで考えながら進めていくところもあります。自分もアイデアや意見を伝えることもありますし、そういう意見も出しやすい環境ですね。イオンネクストデリバリーは、みんなと一緒に成長している会社だと思います。
