トヨタ販売店の流通戦略に新たな価値を
私は、全国で200を超えるトヨタ販売店のビジネスを総合的にサポートする部署に所属しており、チームとしては主に流通戦略を担っています。具体的には、地域のお客様から選ばれるお店づくりを目指し、新規出店や統廃合計画時の商圏調査/分析から、個店の企画計画・実行まで、流通領域における入口から出口までを一貫してサポートしています。
私たちのチームは3つのグループで構成されており、合計13名のメンバーが在籍しています。年齢や性別、キャリアもさまざまで、新卒からキャリア入社まで多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まっています。それぞれが専門分野を持ちながらも、チームの垣根を越えて意見を出し合い、お互いの領域に積極的に関わっていくことが私たちの強みになっています。
私自身は、メーカーが進めているモビリティ変革に合わせて、販売店の新しいチャレンジをサポートする役割を担っています。百年に一度と言われる自動車産業の大変革時代において、販売店も新しい価値を提供していく必要があり、その中で、特徴的な店舗づくりや新たなソリューションの提供など、販売店にとっての新たな取組みを形にしていくお手伝いをしています。
新会社の設立と共に、自社ビジネスも大きく変化
2021年、新会社の設立と共にスタートを切った私たちの事業部。自社事業の開発もメイン事業の一つとなり、これまでとは異なる提案型のビジネスへと大きく舵を切ることになりました。
私自身は、マーケティングや戦略立案と、店舗コンサルティングという、大きく二つの分野での経験を積んできました。その経験を活かしながら、新たに開発事業にも携われる今のチームは、自分のやりたいことと会社の目指す方向性がうまく重なり合う場所だと感じています。
具体的な業務としては大きく二つあり、一つ目が入口戦略です。従来の商圏調査/分析に加え、店舗単位でのより詳細な情報を合わせて分析することで、経営判断に資する戦略立案を行っています。二つ目が出口戦略で、地域で選ばれるお店となるために特徴的な店舗づくりに取り組んでいます。スノーピークなどの他業種とのコラボレーション展開や、全国に6店舗展開しているクラウン専門店など、これまでとは異なる視点での新しい店舗のあり方にチャレンジしています。
チームとしては、大きなビジョンを描くこともあり、年単位で研究/開発を重ねた構想が、実際にメーカーの方針として採用されることもあります。普段の何気ない気付きや、現場に足を運ぶことでわかる実態、当社が大事にしている生活者視点を組み合わせて、数年後から目の前の現場まで、大小さまざまなプロジェクトを手がけています。
プロジェクトの醍醐味とチームマネジメント
私が仕事の中で最もやりがいを感じるのは、自分がイメージしたものが世の中に形づくられていく瞬間です。計画段階で提案したものが1/1スケールで出来上がった際は、何にも代えがたい喜びを感じますし、数年後を見据えて計画したものが、紆余曲折を経ながらも、思い描いた通りに進んでいく過程は、プランナー冥利に尽きる瞬間だと感じています。
プロジェクトのメイン担当として業務にあたることが多いですが、場合によってはチームをマネジメントする立場となることもあります。マネジメントの観点で私が最も大切にしているのは責任領域を明確にすることです。店舗づくりのプロジェクトでは、デザインの方向性など好みが分かれる判断が多々あります。そのような場面では、方向性を示す部分と担当者に任せる部分をはっきりと分けて伝えるようにしています。
これからの挑戦とトヨタ・コニック・プロの価値
私たちのチームが次に挑戦したいと考えているのは、メーカーが掲げる構想の実現です。モビリティ、エネルギー、コミュニティの各領域における新たな取組みや、3領域を一つにまとめたハブ店舗の展開は、全国でもまだ取り組みが少ない分野であり、現状の課題を解決する一つの答えだと思っています。
このようなメーカーにとっても、販売店にとっても新しい挑戦を通じて、「難しい課題があるときはトヨタ・コニック・プロに相談しよう」と言われるような、信頼される存在になっていきたいと考えています。それは単に売上への貢献だけでなく、会社全体の革新的な取り組みを牽引する役割を担うことでもあります。
私たちが目指す理想の組織は、一人ひとりが自ら考え、自ら動く集団です。そして、これから一緒に働きたいと思うのは、世の中に対して高い意識を持っている人です。例えば、日常生活の中で「これは面白い」「ここに課題がある」と感じたことを仕事に還元できる方。私たちの分野は専門性が高いと思われがちですが、専門知識や技術以上に、世の中の潮流や生活者視点が重要だと考えているので、次世代の店舗のあり方、流通に興味がある方がいらっしゃれば是非一緒に、新しい挑戦をしていきましょう。

