多様性を力に変えた語学留学。人を繋ぐことが私のキャリアの原点に
学生時代に最も注力したのは、語学留学での経験とそのアンバサダー活動です。留学で得た最大の資産は、世界各国に築いた多様な人脈でした。帰国後はその経験を還元すべく、留学アンバサダーとして魅力を発信する傍ら、自身のネットワークを活かした交流イベントを企画・運営してきました。多くの方とつながることへのワクワク感、そしてその人々と楽しく周りに貢献もできることが本当に充実した時間でした。多様なバックグラウンドを持つ人々を繋ぎ、コミュニティを形成するプロセスの中で、多角的な視点や実践的な対人スキルを磨くことができました。この「異なる価値観を繋ぎ、新しい経験を生み出す」経験が、私のキャリアの原点となっています。
就職活動では「個」をテーマに据えていました。具体的には3点です。まず、商品力だけに頼らず、自分自身の提案や人間性によって価値が決まる、「人」が主役になれる職種であること。次に、留学で培った異文化適応力を活かし、多様な価値観が交差するフィールドで働ける、グローバルに挑戦できる環境であること。そして、単に人と関わるだけでなく、異なる背景を持つ人々を巻き込み、大きな目標を達成するプロセスに携われることです。
入社前は「誠実で飾らない人間関係」と「仕事に対する圧倒的なプロ意識」が共存しているイメージを持っていました。説明会や社員訪問を通じ、皆さんが本音で語ってくださるオープンな社風を感じる一方で、一度仕事の話になれば、現状に甘んじることなく真摯に高みをめざすストイックな姿勢に、強く惹かれていました。
入社の決め手は大きく2つあります。1つ目は、グローバルな環境で「多様性を力に変えるハブ」として自分が貢献できると確信したからです。2つ目は、選考を通じてお会いした社員の方々です。私のこれまでの活動や価値観を深く理解しようとしてくださる姿勢に触れ、「この人たちと共に汗をかき、困難を乗り越えていきたい」と心から思えたことが決定打となりました。
アフリカ一筋のキャリア。入社後のギャップはほぼなく、働きやすい環境
入社以来、私は一貫してアフリカ市場における自動車ビジネスに従事してきました。入社直後は、東アフリカ、主にウガンダやケニアといった国々でトヨタ車両の営業・マーケティングを担当し、現地の販売にかかわる支援を泥臭い実務と戦略の両面を経験してきました。
その後、ケニアに駐在し、現地でトヨタ販売を担当する傍ら、スタートアップの投資など新規事業にも関わりました。
アフリカという舞台で、日本とは異なる文化や商習慣に向き合いながら、現地のスタッフと共に汗を流してきた日々。入社してから今日まで、一つの地域に深く向き合い続けることで、私自身のキャリアの軸がしっかりと形成されてきたと実感しています。
アフリカ54カ国の価格戦略を担う。多様な経験が支える、ビジネスの本質を捉える力
現在は価格チームのチームリーダーとして、アフリカ54カ国全域におよぶ価格方針の策定、南アフリカ市場向けの具体的な価格設定、および収益管理を統括しています。各国の市場環境が異なる中で、地域全体の最適解を見出す役割を担っています。チームには3名の優秀なメンバーがおり、私自身が早く業務をキャッチアップすることで、彼らのボトルネックを解消し、チームとしてさらに高いバリューを発揮できるよう意識しています。
着任したばかりですが、全アフリカ・全モデルという広大な領域に対し、すでに意思決定のプロセスに関われていることに強い手応えを感じています。各国の複雑な事情を汲み取りながら方針を定め、価格決裁を行う業務はきわめて難易度が高いですが、自分の判断がアフリカのビジネスに直結する責任の大きさに、大きなやりがいを実感しています。
一方で、54カ国という膨大な国数と多岐にわたるモデル群の全体像を、短期間で精緻に把握することに苦心しています。日々刻々と迫る価格決裁や方針策定の波の中で、いかに精度を落とさず判断を下すかが現在の大きな壁です。そこでまずは、現行業務の徹底的な「見える化」と「課題の洗い出し」に着手しました。どこにリソースを割くべきか、どのプロセスを効率化できるかを可視化することで、限られた時間と人員で最大の成果を出すための戦略的な再配置を検討しています。
これまでのすべてのキャリアが、現在の業務の土台になっています。ケニアでマネージャーとして「メンバーが主役となって働ける環境」を整える重要性を学んだことが、現在のチームビルディングに活きています。スタートアップで取締役としてPL/BS(損益計算書・貸借対照表)に向き合った経験が、価格を単なる数字ではなく「ビジネスの本質的な収益源」として捉える感度につながっています。そしてトヨタ出向でトヨタの思考プロセスやオペレーションを直接体得したため、現在の業務においても迷いなく、組織の言語に合わせた迅速な遂行ができています。「人と深く関わり、信頼関係を築いて物事を動かす」という根底は一貫していますが、そこに「多角的な視座」が加わりました。目先の事象だけでなく、全体最適や俯瞰的な視点でビジネスを捉える力が飛躍的に向上したと感じています。
「両社の思考を繋ぐ架け橋」として、アフリカで幸せの量産を実現したい
短期的には、トヨタ自動車への出向経験を活かし、「両社の思考とオペレーションを繋ぐ架け橋」となることをめざしています。アフリカ地域はトヨタ自動車から業務移管を受けて以来、豊田通商が一地域本部としての全責務を担っていますが、移管から10年足らずという発展途上の段階です。組織としての成熟度をさらなる高みへ引き上げることが急務であり、価格業務という専門領域に留まらず、トヨタの一地域としてのパフォーマンスを最大化させるため、自ら領域を超えて動き、組織のレベルアップに貢献したいと考えています。
中長期的には、アフリカにおいて「トヨタブランドの体現者」として、現場の最前線で事業成長を牽引し続けたいです。「アフリカでの幸せの量産」を単なるスローガンに終わらせず、価格戦略や経営判断を通じて、現地社会に深く根ざした豊かさを創出すること。そして、現場での責任あるポジションを通じて、日本とアフリカ、そしてトヨタと豊田通商のシナジーを最大化させることが私の目標です。</p><p>最後に、採用候補者の皆さんにお伝えしたいのは、当社の最大の魅力である「人の良さ」と「ウェットで温かい人間関係」です。若手の成長に対しておせっかいなほど親身に寄り添い、背中を押してくれる先輩や上司が数多くいます。この心理的安全性の高さと、互いを家族のように思いやる風土こそが、困難な海外ビジネスを勝ち抜くための強みです。「強固な信頼関係を築く力」と「溢れんばかりの情熱」を兼ね備えた方であれば、必ず大きな足跡を残せるはずです。背景や価値観が異なる多様な人々と泥臭く対話を重ねてワンチームを作り上げ、どんな逆境においても「アフリカのために、お客様のために
最後に、採用候補者の皆さんにお伝えしたいのは、当社の最大の魅力である「人の良さ」と「ウェットで温かい人間関係」です。若手の成長に対しておせっかいなほど親身に寄り添い、背中を押してくれる先輩や上司が数多くいます。この心理的安全性の高さと、互いを家族のように思いやる風土こそが、困難な海外ビジネスを勝ち抜くための強みです。「強固な信頼関係を築く力」と「溢れんばかりの情熱」を兼ね備えた方であれば、必ず大きな足跡を残せるはずです。背景や価値観が異なる多様な人々と泥臭く対話を重ねてワンチームを作り上げ、どんな逆境においても「アフリカのために、お客様のために」と自ら火を灯し続けられる、そんな方とぜひ一緒に働きたいと思っています。
3年前にYoutube番組Pivotに出演し、若手から成長できる会社というテーマことを話させていただいたことがあり、ご興味あればご覧ください。

