野球と言語学習で培った努力の姿勢。海外ビジネスへの想いを胸に就職活動へ
学生時代は野球部に所属して、甲子園を目指して必死に努力していました。高校時代は寮生活で、休みは年に2、3回ほどしかなく、毎日野球のことばかり考える日々でした。私は20人のベンチ入りメンバーに入ることを目標に練習を重ねましたが、最終的にはベンチ入りができず、自分が立てた目標を達成することはできませんでした。しかし、この経験を通じて、いかに最短で目標を達成するために何をすべきか、事前に計画を立てることの大切さを学びました。失敗した後の行動が非常に重要だということも実感しましたね。
アルバイトではインフォメーションスタッフとして、コミュニケーションスキルや相手を思いやる精神を学びました。また、小さい頃から海外旅行によく行っていた影響もあり、海外で働きたいという思いが強く、中国語と英語の勉強にも力を入れていました。英語だけでなく他の言語も学んだら楽しそうだなと思い、日本に近い国である中国の言語を選びました。
就職活動では、自分が本当に何をしたいのかを何度も考え直しました。自己分析を繰り返すたびに、自分の気持ちを大事にする中で、留学経験や旅行の経験も相まって、海外ビジネスに携われたら仕事が楽しいものになるだろうと確信しました。そこで、海外で働きたいという軸と、経営に興味があったので経営に携われる仕事、そして経済発展に貢献したいという思いを持って企業を探していました。
3週間の研修から実務へ。熱量を持って働く先輩たちとの出会いに驚いて
入社後は全体研修が3週間ほどあり、その後部署に配属されてからも1ヶ月ちょっとの研修を受けました。全体研修では社会人としての基本や、会社として何をやっているのか、会社が大事にすることや方針などを学びました。部署に入ってからは、より保険事業が何をしているのか、保険事業の本当に基礎のところから学んでいきました。保険とは何か、どういう業務をしていくのかというところをしっかり学ぶことができたと思います。
研修を終えて実際に働き始めてから感じたギャップがあります。それは、仕事が思ったより好きな人が多いということでした。言われたからやるというのではなく、自分がしたいから仕事をやっている。だからこそ成果を上げることができるのだと思います。仕事に対して熱量を持って取り組む人が非常に多いというのは、良い意味でのギャップでした。そんな環境の中で、私は入社後からグループ会社に出向して保険ブローカーとして働いています。保険ブローカーの仕事は、簡単に言うと保険の仲介です。BtoBで、顧客に対してどんなリスクがあるのか、そのリスクに対してどういうリスクマネジメントをするのか、どういう考え方で保険を手配するのか、他のリスクヘッジのプランを出すのかというところを営業として提案しています。
「相手と自分のベストな解決策」を考えられるように。顧客の喜びがやりがいに
現在はグループ会社に出向をしており、保険ブローカーとして複数のお客さまに営業を担当しています。部署としては、ただの保険仲介ではなく、お客さまのリスクマネージャーとして最適なご提案をする、さらにお客さまと一緒に考えていくということを掲げています。私自身は複数顧客の営業、業務効率化の社内整理、後輩の指導を担当しており、基本的には営業担当として顧客訪問や保険会社との交渉を実施しています。またOJT(先輩社員による実務を通じた新人教育)として後輩の指導や成長を促すことも役割になっています。
印象に残っているのは、顧客に喜んでもらえたことですね。保険は1年かけて更新していくものなんですけど、お客さまを先導していく自分でスケジュールを出して、何が問題になって何に先に取り組んでいくべきか明確にした上で、お客さまとコミュニケーションを取りながらプロジェクトを進めていくというところを主体的に実施しました。それが順調に進み、お客さまから感謝されたときは、成功体験だと思っています。主体的に動くようになったのは、正解がないものですので、自分で課題を考え、解決策を見出す必要があると気づいたからです。時代が変わっているので、正解も日々変わります。その中で主体的に動く必要があると思いました。
最初はスケジュールがしっかり建てられていなくて失敗しました。向こう1ヶ月2ヶ月ぐらいしかスケジュールを立てていなくて、1年2年単位でスケジュールを考えるところができなかったので、当然準備ができなくて行き当たりばったりのご提案になっていたところがあります。そこで改善したのは、顧客と密に目線を合わせるということで、スケジュールの確認を毎週行いました。顧客が何を求めているかを知るために日々のコミュニケーションが大事だと実感しましたし、スケジュールや準備の大切さは身に沁みましたね。
学生時代と比べると、相手の気持ちをしっかり考えられるようになったと思います。自分がやりたい、自分がこうしたいだけじゃなくて、どういう風にしたら相手が喜んでくれるのか、何が相手と自分にとってベストな解決策かというところを考えられるようになりました。もう1つは、しっかりスケジュールを立てて先を見据えて行動できるようになったことですね。
リスクマネージャーとして新興国の発展に貢献したい。謙虚な努力が拓く未来
今後は、リスクマネジメント全般に関わっていきたいと考えています。我々はただの保険売りではなく、ブローカーです。リスクをヘッジする一つの手段として保険を提案していますが、その他キャプティブやリスク低減案などを提案することもあります。より幅を広げ、保険を1つのファイナンスの手段とみることで、ファイナンスや安全対策を含めたリスクマネジメントができるリスクマネージャーになりたいです。そのために現在、ファイナンスの勉強に加えて、海外でリスクマネージャーを学ぶための英語の勉強を1日3時間、毎日継続しています。
中長期的には、海外で駐在員として現地スタッフと協力しながら、全世界の豊田通商の価値を広げていきたいです。新興国の発展にリスクマネジメントという1つのピースで貢献したいという思いがあります。
採用候補者の皆さんにお伝えしたいのは、謙虚に努力できる人にジョインしてほしいということです。言語やITのスキルは後からでも習得可能ですが、謙虚さは年齢を重ねるごとに習得することが難しくなります。謙虚に相手をリスペクトできる人であれば、大歓迎です。また、逆境に立ち向かえる人、失敗から学べる人が活躍できる環境です。仕事はうまくいかないことの連続です。失敗から立ち上がり、失敗を謙虚に受け入れ、次の成功に向けてPDCAを回せる人が成長していけると思います。

