野球への情熱から見つけた建設業界への道
学生時代、私は野球部でピッチャーとして活動していました。兄も野球をやっていたこともあり、自然と野球の世界に引き込まれていきました。練習はきついこともありましたが、それ以上に野球の面白さに魅了されていました。特に、勝負事の持つ緊張感や、勝った時の喜びは何物にも代えがたいものでした。結果が目に見えてすぐにわかることが、野球の醍醐味だったと思います。
高校2年の夏の大会での出来事は、今でも鮮明に覚えています。母校の最高記録は都大会ベスト8でしたが、その記録を更新できるかどうかの重要な試合でした。結果は惜しくも敗退。もし自分の力がもっとあれば、チームをベスト4まで導けたかもしれないという悔しさと反省が、今でも心に残っています。
就職活動では、建設業、特にリフォーム業界に強い関心を持っていました。これには父の影響が大きかったと思います。父は石工事の職人として働いており、内装の仕事にも携わっていました。幼い頃から父の仕事を見る機会があり、古いものが新しく生まれ変わっていく様子に魅力を感じていました。特に内装の美しさには強く惹かれるものがありました。
そんな中で出会ったのが髙松テクノサービスでした。安定した企業であり、私の希望する職種とも合致していました。インターンシップでは首都高の改修工事を見学する機会があり、建設業界に対する新しい発見の連続でした。特に印象的だったのは、建設業界に対して持っていた「怖い」というイメージが、実際に接してみると180度変わったことです。社員の方々は親しみやすく、年齢の近い先輩社員との距離感も良好でした。
このような経験を通じて、私は他の企業を見ることなく、髙松テクノサービスに入社を決めました。希望する職種で働けること、企業としての安定性、そして何より働いている社員の方々の人柄。すべての条件が私の理想と合致していたからです。
期待に応える仕事の一歩を踏み出す
入社後は、社会人としての第一歩を踏み出すための研修からスタートしました。まず1週間にわたるグループ研修があり、各社の特徴を理解することや社会人としてのマナーを学ぶ機会がありました。基本的なビジネスマナーはもちろんのこと、会社の理念や価値観についても深く理解することができました。
配属は工事部でした。実は、私の父も建設業界で働いていたこともあり、業界の特徴や雰囲気については入社前からある程度理解していました。そのため、入社後に感じたギャップは特になく、比較的スムーズに仕事に馴染むことができました。
工事部では、品質管理、予算管理、工程管理、安全管理など、多岐にわたる業務を担当しています。また、部下のマネジメントも重要な役割の一つです。特に印象に残っている仕事は、コロナ禍でマスクが不足していた時期に携わった工場改修工事です。既存の工場をマスク製造工場へと改修する工事を任されました。
この工事では、社会的な要請もあり、できるだけ早くマスクを供給したいという思いから、工期の厳守に大変苦労しました。また、工事の途中で様々な変更が発生するなど、予期せぬ課題も多くありました。しかし、私たちの仕事の目的をしっかりと協力会社に伝え、皆で一丸となって取り組んだことで、無事に工事を完了することができました。
工事が終わり、その工場で製造されたマスクが実際に供給されるようになった時は、本当に感慨深いものがありました。自分の仕事が社会の役に立っていることを実感できた瞬間でした。このような経験を通じて、建設業の仕事は人々の暮らしを支える重要な役割を担っているのだと、改めて認識することができました。
お客様から「新築当時の印象に戻った」というお言葉をいただくことも多く、そんな時は大きな達成感を感じます。日々の努力が形となって現れる、それが建設業の醍醐味なのだと実感しています。
現場の安全と美しさを追求する日々
現在は工事部で部長職を務めています。私たち工事部では「無事故・無災害」を第一のミッションとして掲げており、日々その実現に向けて取り組んでいます。現場の実態をしっかりと把握することが何より大切だと考えており、現場を細かく見て回ることを欠かさないようにしています。
部長として、現場管理と部下のマネジメントが主な仕事になりますが、特に意識しているのがコミュニケーションです。日頃から部下との対話を大切にしており、「失敗したことは包み隠さず報告するように」と伝えています。若いスタッフが多く、様々な意見が飛び交う中で会社の方針を伝え、遂行することには苦労もありますが、「なぜ会社がこういう方針を出しているのか」を丁寧に説明し、具体的な内容を示すことで理解を得られるよう心がけています。
最近特に印象に残っている仕事は、首都高沿いにある築50年のマンションのコンバージョン工事でした。外壁の改装工事を担当させていただいたのですが、工事前はお客様が「美観が悪く、恥ずかしい」とおっしゃっていました。しかし、外壁の仕上げ材を変更することで美観が大きく改善され、工事後には「近隣の人にも自慢できるように生まれ変わった」とおっしゃっていただけました。
この仕事を通じて、建物に新しい価値を吹き込める私たちの仕事の意義を改めて実感しました。同時に、工期や引き渡しの期限を守ることの重要性も日々感じています。学生時代は時間にルーズな面がありましたが、今では時間管理の大切さを痛感しています。一つ一つの工程が次の工程に影響を与え、最終的にはお客様の満足度にも直結するからです。
現場では予期せぬ事態も起こりますが、だからこそチームワークとコミュニケーションを大切にし、問題が起きた際には迅速に対応できる体制を整えています。建物の価値を高めながら、安全で確実な工事を実現することが私たちの使命だと考えています。
未来を見据えて - 若手が活躍できる職場づくりへの思い
入社してから多くのリフォーム案件に携わってきましたが、これからは新しい挑戦にも目を向けていきたいと考えています。その一つが新築工事への挑戦です。リフォーム業務で培った経験を活かしながら、建築業界をより深く理解したいという思いがあります。
特に新築工事の魅力は、何もないところから新しい価値を生み出せることです。リフォームでは既存の建物に手を加えていきますが、新築では一からものづくりができます。その違いに大きな興味を感じています。
また、私が特に力を入れていきたいと考えているのが、若手が働きやすい環境づくりです。人間関係で悩む若手社員も少なくありません。そういった方々が、タイムリーに相談できる環境をより広げていきたいと考えています。現在でも、部署を超えて相談できる体制や、LINEグループを活用した即座の情報共有など、コミュニケーションの取りやすい環境が整っています。
当社の特徴として、建設業界の中でも休暇がしっかりと取得できる点が挙げられます。会社独自の大型連休制度や、水曜・金曜のノー残業デーなど、ワークライフバランスを重視した制度が整っています。また、上司と部下の距離が近く、プライベートでも旅行に行ったり、共通の趣味を楽しんだりする機会も多いです。
これから入社を考えている方へメッセージをお送りしたいと思います。当社で最も大切にしているのは、真摯に仕事に向き合う姿勢です。必ずしも入社時点で高いスキルは必要ありません。真面目に取り組む気持ちさえあれば、必ず成長できる環境が整っています。
私たちと一緒に、より良い会社づくりに取り組んでみませんか。この会社で働いて良かったと、誰もが思えるような職場を目指して。そんな思いを持って、日々の業務に取り組んでいます。
