吹奏楽部で学んだチームワークと積極性を携え、システムエンジニアの道へ
子どもの頃は引っ込み思案だったという岩﨑。自身の幼少期をこう振り返ります。
「意外に思われることが多いのですが、昔は人見知りで、話しかけられても母の後ろに隠れてしまうような子どもでした。小学校に入ってもそれは変わらず、手を上げたり、発表したりすることも苦手で(笑)。家族や親しい友人の前だけではよく話していましたね」
そんな岩﨑に変化が訪れたのは、中学で部活動に入ったときでした。
「先に入部していた姉を追って吹奏楽部に入り、クラリネットを担当していました。朝から晩まで練習に励むような部だったので、ほとんど休みなく活動していましたね。そのまま高校でも吹奏楽を続けました」
部活動での経験によって、自身の性格が大きく変わったと岩﨑は続けます。
「吹奏楽は一人ひとりの責任が大きく、一人の音が全体に影響するため、責任感を持って表現することを学びました。また、定期的な演奏会や地元のお祭りなどのイベントでは、学生だけで司会や進行を担当する機会がありました。私自身も人前に立ったり、自分の思いを伝えたりとする中で、積極的な性格になっていったんです」
高校生活を終え、大学進学を考える時期になった岩﨑は、自分の意思に沿って進路を決めていきます。
「せっかくならば興味があることを勉強したいと思い、情報メディア学科に進むことにしました。SNS世代として育ち、小さい頃からテレビっ子だったこともあり、メディアや情報に関連した分野が好きだったんです」
入学後はプログラミングをはじめとした情報分野だけでなく、メディア学や統計学や色彩情報など幅広い分野について学んでいった岩﨑。
就職活動の時期になり、IT業界を志すようになります。
「情報に関わるさまざまな勉強をしていたため、そうした知識が活かせるSEの仕事を探していました。重視していたのは、人柄や風土。部活動でもアルバイトでも同じだと思うのですが、大変なことがあったとしても周りのメンバーと気が合っていれば乗り越えられますし、長く続けていけると感じていたんです。
NTTインターネットは、面接官も先輩社員の方々も親身になって話を聞いてくれ、選考の中でもあたたかい風土に魅力を感じていたので、ここで働きたいと思い、入社を決めました」
座学と実践で土台を磨く。初めての案件で学んだこと
NTTインターネットの社風に惹かれて入社をした岩﨑。入社後は研修からスタートしました。
「4月から6月までの3カ月間、同期14名で一緒に研修を受けました。ビジネスマナーから始まり、プログラミングの基礎、そして実践的な研修まで、とても濃い内容でした。文系出身のメンバーが半分ほどで、私もプログラミングの勉強はしていたのですが、得意というわけではなかったので、JavaやSQLについて基礎から学べてありがたかったですね」
とくに印象に残っているのは、実践型の研修です。
「3チームに分かれて、ECサイトのシステム構築をするという課題に取り組みました。役割分担を決めて、開発の一連の流れを2回ほど繰り返し経験したんです。その後、アジャイル研修にも参加し、自分たちで意見を出し合いながら適宜開発に反映するといった経験もしました」
座学と実践を繰り返しながら、同期とともにSEの仕事を学んでいった岩﨑。研修後は、決済情報サービス事業部の配属となりました。
「決済情報サービス事業部は、決済に関わる自社サービスを提供している部門。私はガス事業者の案件に入り、コンビニエンスストアの店頭で支払った料金の収納情報をリアルタイムに企業に通知するコンビニネットワークサービスに携わることになりました」
岩﨑はそこで、仕様書に沿って開発を進め、テストを行うという一連の流れを経験します。
「初めての実務はとても緊張しました。インプットするべき新しい情報が大量にある中、期日までに進めるべきタスクもあって、1日の中で何をどう優先して進めるべきかと最初はいっぱいいっぱいでしたね。ただ先輩方もしっかりとサポートをしてくれたので、徐々に流れが掴めるようになりました。周囲とのコミュニケーションの取り方や、仕事の進め方など、多くのことを学ぶことができました」
業務効率化ツールに挑戦。正解を模索する難しさとおもしろさ
現在は新しい業務に取り組んでいる岩﨑。所属しているプロジェクトの業務を効率化するための社内ツールを開発しています。
「システム障害が起きた際に行う、ログを確認しエラーを抽出する業務をツールで処理したいという要望に応えるため社内ツールの開発に携わっています。これまでは手作業で行っていたのですが、エラーの抽出漏れが起こってしまう可能性があるため、実行するだけで自動的にエラー抽出ができるツールを作成することになったんです。現在は本格的に動き出す前の事前検証段階。VBAを用いながら試行錯誤をしています」
仕様書を作成する段階から一人で任されているという岩﨑。周囲のメンバーに相談をしながら主体的に開発を進めています。
「事前検討・検証、仕様書作成を自分で行い、レビューを受けて修正するという流れで進めています。自分が想定している通りに動かなかったり、何度試しても失敗したりと、苦しいこともありますが、その分やりがいがありますね。正解が一つじゃない分、いろんな方向を試すことができますし、やった分だけ自分の知識になっていくんです。SEとしてのおもしろさを実感できる仕事だと思っています」
前向きに取り組み、挑戦を続ける岩﨑。仕事をする上では、疑問を解消することを大切にしていると言います。
「私は、わからないことがあればすぐに相談するようにしています。正直なことを言えばコーディングも苦手ですし、スケジュール作成も下手なので(笑)。不安になったらとにかく質問して、解決するようにしているんです。
研修時代に先輩が『新入社員はわからないのが当たり前だから、わからないまま放っておかずに、どんな小さなことでもすぐに聞きにきてほしい。そこで疑問を解消して自分の知識にすることが一番成長になるから』と教えてくれたので、その言葉が励みになっていますね。
実際、社内は優しい人ばかりで忙しい時でも『いいよ、いいよ』と快く話を聞いてくれる人ばかりです。今の仕事でも本当に細かいところで質問しているのですが『積極的に仕事に取り組んでるよね』とその姿勢を評価してもらえて。入社前に感じていた社風のあたたかさを実感しています」
社風のあたたかさが育んだ成長──大切なのは人と人との関わり
周囲に支えられながら成長をしてきた岩﨑。社風に愛着を持つ立場として、どんな人物がNTTインターネットに向いているかを語ります。
「社風があたたかいので、どんな人でも馴染めると思うのですが、コミュニケーションを取りたい人には向いていると思います。SEは技術がメインで黙々と仕事をするイメージもあったのですが、想像以上に人と話して、一緒になって問題解決をしていくことが多いんです。
そのため、相手の立場になって理解をしつつ、自分の意見も伝えられるような人が活躍できる気がしています。案件もさまざまあるため、興味を持っていろんなことに取り組める方にもおすすめです」
自分自身もまだまだ成長途中だと話す岩﨑。今後については以下のように展望します。
「直近の目標としては、SEとしての一連の業務をもっと経験して慣れていきたいですね。これから後輩もどんどん入ってくると思うので、頼られる先輩になっていきたいです。
将来的には、自分の強みを身につけて、私だからこそできるプロジェクトマネージャーとして組織をまとめていくことにも興味があります。ただ、新たな挑戦をしたいという思いもあるので、エンジニア以外の仕事にも注目しています。営業や企画や育成など、チャンスがあれば幅を広げていきたいです。
やはり私は人と関わることが好きなので、いろんな部門と関わって、知見や経験を積んでいきながら、周囲を支えられる存在になっていきたいです」
支えられる側から支える側へ──前向きな思いを胸に、岩﨑はこれからも挑戦を続けていきます。
※ 記載内容は2024年8月時点のものです
