音楽と共に育んだ、人に伝える喜び
私にとって音楽は、幼い頃から生活の一部でした。母が音楽大学出身だった影響で、4歳からピアノを習い始め、小学校入学前にはコンクールで最優秀賞をいただいたこともあります。将来はピアノの先生になるかもしれない、そんなふうに思っていました。
外遊びも大好きな活発な子どもでしたが、音楽に触れる時間は特別でした。スーパーのBGMに合わせて自然と体が動くこともあり、音で気持ちを表現する感覚が、いつしか自分にとって当たり前になっていました。弟や父と遊ぶ時間や家族でアニメを見る時間も大切で、今の「誰かと何かを共有したい」という想いの原点は、そんな日々にあるように感じます。
大学では国公立の四年制大学で、副教科系の資格も取得できる教育学科を選びました。当初は、教員になることも視野に入れ、教育大学や音楽大学も検討していました。しかし、「ここなら受かりそうだ」と感じたときに、どこか物足りなさを覚えました。また、教育学部に進めば教員に、音楽大学に進めば音楽の道に進むことになり、それ以外の選択肢が狭まってしまうと感じたのです。私は、多様なキャリアや人生を考えている人たちと関わりたいという思いがあり、より幅広く学べる環境を選ぶことにしました。
そうして進学した大学では、学びだけでなく課外活動にも積極的に取り組みました。アカペラとソフトテニスのサークルに所属し、部活のように毎日を充実させていました。とくにアカペラでは、自らコンサートの企画・運営に携わり、楽曲の編曲やメンバー指導にも積極的に取り組みました。仲間とともに音楽を作り上げ、観客に届ける喜びは、今でも忘れられない経験です。
また、ファミレス、塾講師、テレビ局の事務、派遣など複数のアルバイトを掛け持ちし、とにかく忙しい日々でした。しかしその中でも、自分でスケジュールを組み立てて動くことに心地よさを感じていました。
振り返ると、昔から「伝える」「教える」ことが好きでした。友人から「説明がわかりやすい」と言われることも多く、それが教職を考えるきっかけにもなりました。就職活動を通して、その力は教育だけでなく営業の仕事でも活かせると気づきました。
とくにピアノで身につけた“表現力”は、私にとって大きな武器になっています。演奏では、楽譜に書かれていない情景や感情を音に乗せて表現することが求められました。たとえば先生から「草原の風のように」といった抽象的な表現をいただくこともあり、それを自分なりに解釈して音に置き換える経験が、今の営業やチームマネジメントにも活きていると感じています。
就職活動を通じて見つけた、本気で働ける場所
就職活動には正直それほど熱心ではありませんでした。アカペラやテニスが楽しく、『就活に時間を取られるのはもったいない』と感じていたほどです。ただ、『やる気のある人と働きたい』という軸だけは一貫して持っていました。
また、将来の人生設計としては、20代で結婚し、30歳前後で2人の子どもを持ちたいというイメージを描いていました。だからこそ、自由に使えるこの時期を無駄にせず、好きな仕事に、自分のペースで本気で取り組める環境に身を置きたいと強く思っていました。言い換えれば、『エンジンをかけられる会社』、つまり自分が本気になれる場所で働くことが、大切な軸だったのです。
そんな中で出会ったのがネオキャリアでした。とくに、親身に向き合ってくれる社員の方々の人柄に惹かれ、『この人たちとだったら楽しく、そして本気で働けそうだ』と感じたことが、最終的な決め手になりました。
内定をいただいた後も、女性社員の働き方が気になり、何名かの方と面談をさせてもらいました。自分の理想の暮らしや働き方について話すと、皆さんが深く共感してくださり、『叶えられそうだ』という安心感が生まれました。また、面談を通してお話や雰囲気から、いきいきと働いている様子が伝わり、『ここなら自分も充実して働ける』と強く感じました。
入社後は実践的な研修を通じて多くの経験を積みました。営業の基本となるアプローチや提案の練習、チームでの発表などを繰り返す中で、自信を持って現場に出られるようになりました。少人数体制の事業部で、OJTを通じて一つひとつ学びを積み重ねながら、『この選択は間違っていなかった』と実感しています。
挑戦と成長の日々 - チームリーダーとしての歩み
現在はオウンドメディアリクルーティング西日本事業部の新規営業グループでチームリーダーを務めています。営業として数字を追う一方で、2名のメンバーのマネジメントも担当しています。「採用を変え、常識を変え、未来を変える。」というミッションは、部署全員でブレストを重ねて生まれた、私たちの大切な指針です。
リーダーとして最も大切にしているのは、「相手に興味を持ち、愛を持って関わること」です。この思いは、マネジメントでの苦い経験から生まれました。
3年目に新卒社員の育成を任された際、自分なりに努力していたつもりでしたが、振り返るともっと相手に関心を持って向き合う必要があったと痛感しました。翌年も似たような経験を重ね、「私は本当に人を育てることに向いているのだろうか」と悩んだ時期もありました。
そんなとき、別部署で活躍している尊敬する事業部長からこう声をかけられました。
「相手のことを思ってかけた言葉なら、有本さんは間違っていないよ。たとえそのとき相手を傷つけてしまったとしても、それは“言い方”や“タイミング”の問題でしかない。それなら、これからいくらでも学べるし、磨いていける。マネジメントは、生まれ持った才能じゃなくて、あとから身につけられる力だよ」
その言葉が、自分のキャリアをもう一度見つめ直すきっかけとなりました。「やっぱりもう少し、ここで頑張ってみよう」と素直に思えたのです。
それからはチームリーダーにとどまらず、組織全体を支える業務にも積極的に取り組んできました。例えば、スプレッドシートの関数調整で業務効率化を図ったり、社内ナレッジサイト「OMdictionary」の運営を担い、仕組みづくりを通じて現場を支えています。
お客さま対応においても、「わからないことは素直にわからないと伝えた上で、お客さまに教えていただく」という姿勢を大切にしています。お客さまの方が詳しいことも多いため、恥ずかしがらずに積極的に質問し、同じ目線に立てるよう常に意識してきました。ありがたいことに、1年目から継続してお付き合いいただいている企業さまも多く、担当変更の際には「ずっと支えてくれてありがとうございました」と感謝の言葉をいただけたことが心に残っています。全社のVALUES浸透・推進を担う伝道師「NeoModel(ネオモデル)」に選ばれた際にご報告したところ、お客さまも一緒に喜んでくださり、こうした信頼関係が私の大きな励みになっています。
日々の業務は決して派手な成果ばかりではありません。むしろ挑戦と学びの連続で、うまくいくこともあれば壁にぶつかることもあります。しかしそんな中でも、「良い方が採用できました」「助かりました、ありがとうございます」とお客さまから感謝の言葉をいただける瞬間が、何よりのやりがいであり、私の原動力になっています。
成長と挑戦の先に見据える未来
現在は営業リーダーに加え、中途入社メンバーの育成やプロジェクトオーナー、ネオモデルとしての活動など、複数の役割を担っています。忙しさに戸惑うこともありますが、「一つひとつから逃げずに向き合う」ことを心がけています。
とくに育成面では、考える力を引き出しつつ、型を示しながら共に成長していくことを大切にしています。中途で入ったメンバーが社内表彰でルーキー賞を受賞する瞬間を見届けたい──それが今の私のひそかな夢です。
将来のキャリアはまだ模索中ですが、結婚や出産などのライフイベントを経ても必要とされ続ける存在でありたい。そのために、今この瞬間を丁寧に積み重ねています。
ネオキャリアの魅力は何よりも「人に向き合う力」です。その人がやりたいこと、なりたい姿を本気で応援してくれるからこそ、私も頑張ることができるのだと思います。
もちろん、整備されていない点や課題もあります。しかし、それを「できない理由」にせず、「どうすればできるか」と前向きに取り組める風土が、ネオキャリアには確かにあります。
変化を楽しみながら挑戦できる方や、自分の可能性を広げたい方──そんな方と一緒に働ける日を楽しみにしています。

