人との出会いが導いた、就職への道
学生時代、最も情熱を注いだのは、大学の学園祭実行委員会での活動でした。4年次には代表を務め、第96回を迎えた学園祭では、歴代最多となる来場者数を記録するという成果を収めることができました。
私が通っていた大学は、京都・深草と滋賀・瀬田にキャンパスが分かれており、例年10月末に開催される学園祭は、時期的に集客が難しい課題を抱えていました。私はその課題を逆手に取り、大津市と連携し、周辺7大学を巻き込んだ広域プロジェクトを立ち上げました。毎週のように市役所へ足を運び、地域との信頼関係を築きながら構想を練り上げた結果、瀬田キャンパスでは過去最多の来場者数を記録し、例年比で1.8倍もの方々にご来場いただくことができました。
この経験は、私の価値観を大きく変えるものとなりました。400人を超える委員をまとめる中で、一人では成し得ないことの多さや、仲間を思いやる気持ちの大切さを痛感したのです。この経験が、「人」を軸とした企業選びにつながっていきました。
私は大学生活を5年間かけて過ごしました。その間、時間をかけて自分なりの大学生活を模索したことが、結果として、社会に出ている同級生たちから企業のリアルな情報をじっくりと聞く機会につながり、多角的に企業を見る視点を養うことができました。
そんな中で出会ったのが、ネオキャリアでした。紹介してくれたのは、2019年にネオキャリアへ入社した友人です。彼が語ってくれた「ネオキャリアの人の温かさ」に強く惹かれ、選考を受けてみたいと思うようになりました。私の就職活動は、わずか3社のみ。数ではなく、自分が心から納得できる選択を何よりも大切にしていました。
最終的にネオキャリアへの入社を決めた理由も、やはり「人」でした。選考中に面談をした、大阪で紹介事業を統括していた責任者の方との出会いが、大きな転機となりました。その方の言葉一つひとつに人への情熱がにじみ出ていて、「この人と一緒に働けたら、きっと楽しく、やりがいのある毎日になる」と感じたのを、今でも鮮明に覚えています。
さらに、内定後にはインターンとしてネオキャリアで働く機会にも恵まれました。当時、接客業以外の経験がなかった私にとって、人材業界に触れるのは初めてのことでした。初めて見たキャリアアドバイザーと学生の面談で、うつむいていた学生が、わずか1時間後には目を輝かせて「挑戦してみたい」と語り始めた姿に、心を打たれました。「人の人生の分岐点に寄り添う仕事の力」を、初めて実感した瞬間でした。
想定外の配属と苦悩の日々 〜それでも前を向き続けた新人時代〜
ところが入社直後、私はまったく予想していなかった現実に直面しました。2020年の春、新型コロナウイルスの影響で、入社式も研修も中止に。社会情勢の影響もあり、十分な対面研修は難しい状況でしたが、動画での研修や簡易的な案内資料をもとに、すぐに現場での実務に臨む形となりました。
最初に配属されたのは、経営企画本部の付属部署でした。当時、新卒社員約200名が同じプロジェクトに関わっており、私もその一員として、生活に関わる特定商材を扱う営業業務を担当することになりました。人材領域を志していた私にとっては、まったく異なる業務内容に戸惑いを感じる場面もありました。
その後、社長室へ異動となり、「総合営業」という新設部署に配属されました。ここでは、ネオキャリアが展開するさまざまな商材を横断的に提案できる営業体制の立ち上げメンバーとして参画。主に求人広告媒体の営業を担当し、新卒・中途・アルバイトを問わず、企業の採用ニーズに応える日々が始まりました。
しかし、結果はなかなか出ませんでした。12カ月のうち、目標を達成できたのはわずか1〜2回。売上ゼロの月が2カ月続いたこともあり、「本当にこのままでいいのか」と自問する日々が続きました。
そんな私を支えてくれたのが、2人の直属の上司の存在でした。新卒2名に対し、経験豊富なベテラン2名という体制で、業務中も業務後も時間を割いて1on1を行ってくれました。ときに厳しく、ときに親身に寄り添ってくれたその姿勢に、私は何度も救われました。
正直、常にモチベーションを保てていたわけではありません。ただ、それでも前を向き続けることができたのは、「ここで踏ん張らなければ、自分にとっても、応援してくれている人たちにとっても、意味がない」と思えたからです。自分に真正面から向き合ってくれた上司の期待に応えたい――その想いが、私の原動力となっていました。
思い描いていた仕事とは違っていたけれど、ネオキャリアの「人の温かさ」や、皆で目標に向かって挑む文化に何度も救われました。だからこそ、「この場所でなら、自分も成長できる」と信じて、私は走り続けることができたのです。
お客さまの採用成功を通じて実感する、仕事のやりがいと成長
現在、私はBPO事業部に所属し、RPO(採用代行)の営業担当として新規開拓を中心に活動しています。掲げているビジョンは「我々の活動から世界を元気にしていく」。その実現に向けて、日々「お客さまの採用成功」に全力で向き合っています。
新規営業部隊の一員として、私の役割はお客さまとの最初の接点を担うことです。とくに、他部署からの紹介やパートナー企業との連携など、社内外の関係性を活かしながら、案件の獲得をリードしています。
この部署に異動して3年目を迎えますが、1年目から大きな成果を挙げることができました。RPO部門における1年目の売上で過去最高記録を更新し、組織に新たな可能性を提示できたことは、私にとって大きな誇りです。
一方で、課題も多くありました。とくに苦労したのは、業務量の多さとタスク管理です。ピーク時には約40社を並行して担当し、スケジュールが破綻しそうになったこともありました。納期に間に合わず、お客さまから信頼を損ないかけた経験もあります。
この経験を通じて、私は「一人で抱え込まない」働き方へとスタイルを見直しました。運用チームと積極的に連携したり、お客さま自身にも協力を仰いだりすることで、周囲を巻き込みながら成果を最大化する意識が芽生えました。
現在は、10名のチームを率いるマネージャーとして、組織全体の成果を見据えたマネジメントに取り組んでいます。かつては「自分」を中心に物事を考えていた私も、今では「チーム」や「お客さま」を起点に思考するようになりました。この変化こそが、社会人として最も大きな成長だと感じています。
組織を牽引する事業責任者をめざして
目の前の目標は、現在携わっているRPO事業をさらに拡大し、組織として安定的に成果を出せる体制を築くことです。そのために、戦略面だけでなく、チーム作りにも注力しています。より強く、柔軟で、支え合える組織をつくることが、今の私の挑戦です。
中長期的には、RPOをBPO事業部内の一組織から独立した事業部として確立し、事業責任者となることをめざしています。事業計画やマネジメント、人材育成など、まだ学ぶべきことは多くありますが、着実に経験を積みながら目標に近づいていきたいと考えています。
ネオキャリアの最大の魅力は、やはり「風土」と「人」です。入社以来一貫して感じているのは、「人柄の良い人が多い会社」であるということ。社長が長年かけて築き上げた文化のもと、全員が同じ方向を向いて挑戦しているからこそ、自然と誰かのために頑張れる人が育つのだと思います。
これから出会う仲間たちにも、そうした思いを持っていてほしい。お客さまに本気で向き合い、チームとともに成長をめざす「いい人」と一緒に、これからのネオキャリアをつくっていきたいと思っています。

