アルバイト経験が導いた、『人と本気で向き合う会社』との出会い
学生時代、特別な目標があったわけではないものの、アルバイトには自然と熱中していました。大学1年から4年までアルバイトを続けた焼肉店は、全国に数百店舗あるチェーン店だったのですが、スタッフ全員で力を合わせて、店舗の顧客満足度ランキングを全国1位にすることをめざしていました。また、洋服が好きだったことからアパレルショップでも働き、販売ランキングでは、毎月1位をめざしていました。いま考えてみると、どちらのアルバイトでも「数字」や「結果」で評価される環境にやりがいを感じ、「仕事を通じて誰かに認められること」が、当時から自分のモチベーションになっていたと思います。
就職活動では、「多様な業界・職種に関われること」と「年齢や性別に関係なく、努力や成果が次のチャンスにつながること」の2つを軸に企業を探しました。やりたいことが明確に定まっていなかったからこそ、広い世界に触れ、多様な人や仕事に出会いながら自分の道を見つけていきたいという思いがあったのです。
そうして出会ったのが、ネオキャリアでした。選考で出会った社員の方々の雰囲気や気遣いに惹かれ、「この人たちと一緒に働きたい」と自然に感じました。とくに印象に残っているのが、面接後にエレベーターまで歩く間、ふと姉の仕事について話した際、その社員の方が翌日「お姉さんが開発した商品を買いました」と写真付きでメールをくれた出来事です。自分の大切な家族の話を覚えていて、いち学生のために行動に移してくれたその姿に、「本当に人と本気で向き合う会社なんだ」と心から感じた瞬間でした。
多様なキャリアを通じて得た、“視点の引き出し”
入社後は、リクルーティングメディア東日本事業部に配属。求人メディアの営業として、新規顧客の開拓を行っていました。
驚いたのは、周囲の“頑張り度”の高さ。能力以上に、全員が300%くらいで努力している感覚がありました。当時の自分は100%の力を出すことがやっとで、「このままでは置いていかれる」と強い焦りを感じたのを覚えています。すぐに良い結果が出ることばかりではありませんでしたが、MVP賞を受賞するなど、どんな状況でも結果に向き合いやりきる力が身に付きました。
28歳の時には、コロナ禍の影響で組織の在り方が問われる中、当時の役員からの推薦でコンプライアンスオフィサーに就任。法律の知識もなく、周囲は中途入社のベテラン社員ばかり。その中で“ブレーキをかける役”を担うプレッシャーは想像以上でした。
それでも、「現場・会社・顧客」の三方にとって最適な判断とは何かを試行錯誤する中で、自分の中にさまざまな視点が育まれてきていたことを実感しました。営業では“良い売上を積み上げること”、人事では“未来に向けて有効に投資すること”、コンプライアンスオフィサーでは“挑戦・成長のために適切に守ること”、などの視点を、それぞれの経験からリアルに体得してきました。幅広い実体験を通して得た視点をもとに、自身の行動や発言を選択できるようになったことは、非常に大きな自信と糧になっています。立場や役割が変わっても、過去の経験が確かに今の自分を支えている――そう実感できています。
“人”に向き合う責任者として
現在は、採用部と人材開発部の2部門において部長を務めています。採用部では採用方針の策定や進捗管理を担い、最終面接官としても学生と向き合います。人材開発部では、経営陣と連携しながら方針や施策を設計し、社員の入社後活躍の実現に向き合っています。
私が重視しているのは「体験を届けること」です。22歳を超えた社会人はすでに立派な大人。誰かの言葉で人生が変わる、というよりも、たくさんの成功体験とたくさんの失敗体験を届け、それを糧にしていくサポートをしていくことが大切だと思っています。
だからこそ、部下との対話でも、「あなたはどうしたいの?」と問いかけ続けます。一方的に教えるのではなく、自らの意思で行動できるようサポートし、気づきを促すこと。それが人材育成の本質だと考えています。
就任後、とくに力を入れたことのうちのひとつが、女性活躍の推進です。人材開発部長として着任してからの1年間で、全社の女性管理職比率を約5%向上させることができました。数多く実行した施策の中でも、社員からとくに好評だったものには、プレコンセプションケア推進として導入した「AMH検査」の無料提供があります。
AMH検査とは、卵子の残数を推測する血液検査ですが、女性社員だけではなく、男性社員のパートナー・ご家族にもご利用いただけます。「社員一人ひとりが自分らしい人生設計を考えるきっかけになれば」という想いから形にした施策でした。人事の分野においては、「女性だからできること」が確かにあると感じています。ネオキャリアで初の女性人事部門長として、「女性だからこそ貢献できること」をこれからも大切にしていきたいと考えています。
「ネオキャリアって、いい会社だよね」と言える未来へ
ネオキャリアで働いて10年。思い返せば、たくさんの挑戦がありましたが、その都度自分の未熟さと向き合い、前を向くことの大切さを学びました。「できない自分」「足りない自分」を受け入れたうえで、何のために、誰のために頑張るのかを考え、まっすぐに行動できるようになったことが、最大の成長です。
とくに、この会社で出会った人たちの存在は大きく、困ったときにはまるで家族や親友のように本気で向き合ってくれる人ばかり。壁に当たった時は一緒に悩み、良いことがあった時は一緒に喜び、道を誤りそうになった時には「それは違う」と導いてくれる環境がここにはあります。人として育ててもらった、そんな実感があります。
私の目標は、「ネオキャリアって、いい会社だよね」と社員一人ひとりが心から言える未来をつくることです。
ネオキャリアは、大手でも中小でもない絶妙な規模感で、メディア・派遣・紹介と多角的に事業を展開しています。だからこそ、20代で圧倒的なスピードで成長できるフィールドが整っています。私自身も、さまざまな事業で多くの経験を積んできたからこそ、その魅力を実感しています。
もちろん、ただ在籍していれば自然と成長できるわけではありません。変化を楽しみ、自ら行動できる人にとってこそ、ネオキャリアは最高の環境だと思います。
「努力する努力」「楽しむ努力」、そして「好きでいる努力」。そんな前向きな姿勢を持った方々とともに、これからもネオキャリアという会社を、より素晴らしい場所に育てていきたいと考えています。

