“泥臭さ”に惹かれて踏み出した、自立への一歩
大学時代の私は、「学業と遊び、どちらも全力で楽しむ」ことを大切にしていました。3姉妹の末っ子として育ち、姉たちの様子を見てたからか、母からは「もう少し勉強に集中してほしい」と言われることもありました。それでも私は、サークル活動やアルバイト、ボランティアなど、やってみたいと思ったことには臆せず飛び込み、常に“楽しむこと”を大事にしていました。
とくに力を入れていたのが、外国ルーツの子どもたちを対象にした学習支援や日本語サポートなどのボランティア活動でした。その延長として、国費留学生としてインドネシアに留学する機会を得ました。現地では語学や文化を学びながら、日本語学部の授業にボランティアとして参加し、書道を教えたり、日本の流行語や早口言葉を紹介したり。日本の魅力を伝える活動を通して、文化の違いを超えてつながる喜びを知りました。卒業制作では、インドネシア語で高知県の観光ガイドブックを作成。地元と世界をつなぐ視点を得られた、かけがえのない経験でした。
就職活動では、「人生の節目に関わる仕事がしたい」という思いを軸に、特定の業界にはこだわらず企業を探していました。そんな中で出会ったのがネオキャリアでした。企業説明会で耳にした「入社後は本気で取り組んでもらう。でもその分、必ず成長できる」という真っ直ぐなメッセージがとても胸に残りました。初めは「泥臭さが求められる会社」という印象もありましたが、覚悟を求めるその姿勢に、強く心を動かされたことを覚えています。
当時、親からは地元・高知での就職を勧められていました。東京での一人暮らしに加え、当時のネオキャリアは今ほどの規模ではなく、「本当に大丈夫なの?」という不安もあったと思います。それでも、「自分の力で人生を切り拓きたい」という強い決意が、私の背中を押しました。
「この会社なら、他のどこよりも自分を鍛えられる」。そう信じて親に思いを伝え、最終的には温かく送り出してくれました。
期待と現実のギャップを乗り越え、成長を実感
入社後は営業研修を中心に、ビジネスの基礎を一から学びました。提案書の作成、クライアントとのやり取り、新しい企画の立案——目の前のことに必死で食らいつく毎日。自然の中で自己と向き合うユニークな研修もあり、「自分を見つめる力」や「やり抜く力」が少しずつ養われていったように思います。
最初に配属されたのは、ビジネスサポート事業部。コールセンターや営業事務など、オフィスワーク領域の人材派遣営業を担当しました。右も左もわからない中での新規開拓。飛び込み営業には苦手意識があり、時には心が折れそうになることもありました。でも、同じ部署に配属された同期の存在に、幾度も支えられました。お互いに励まし合い、乗り越えてきたあの日々は、今も私の心の支えです。
正直、入社前は「厳しい環境に飛び込むんだ」と覚悟していました。でも、実際に飛び込んでみると、想像していたほど“怖くなかった”というのが率直な印象です。先輩たちは常に親身で、業務量が多くても「なぜできないのか」「どうすればできるようになるのか」を一緒に考えてくれる、温かい存在でした。自分一人で抱え込まずにいられる環境だったからこそ、壁にぶつかっても前を向くことができたのだと思います。
この時期に培った経験は、今の仕事にも大きく活きています。年齢も経歴も異なる派遣スタッフの皆さんと向き合う中で、どんな立場の人にも寄り添い、理解しようとする姿勢が自然と身に付きました。社内で難しい提案を通すときにも、相手の視点を想像し、言葉を選びながら交渉する——そんな力も、この時期の経験が育ててくれたものだと思います。
一人ひとりの成長を見守り、喜びをともにする
営業として実績を積んでいた頃、派遣領域の教育部門から声をかけてもらい、教育関連の業務に挑戦することに。そこから現在の人材開発部へとつながっていきました。
現在は、人材開発部にて、キャリア開発支援チームのリーダーを務めています。社員のコンディションを見える化する『ワークバイタル』や、社内異動制度『ネオキャリー』、そして新卒研修全般を担当しています。
私たち人材開発部のミッションは、社員一人ひとりが前向きに働ける環境を整え、離職率を下げることです。どうすれば社員が意欲的に働き、学び続けられるのか。その実現に向けて試行錯誤を重ねながら、制度や仕組みづくりに日々取り組んでいます。
とくに印象に残っているのは、21卒の新入社員研修です。関東と関西に分かれて実施され、私は一人で関西会場を担当しました。まるでクラス担任のような立場でしたが、新入社員の皆さんが積極的に取り組んでくれたおかげで、温かな雰囲気の中で進行することができました。
その後、研修に参加した社員が社内表彰され、東京でその報告を受けたときの嬉しさは、今でも忘れられません。結婚や出産など人生の節目に連絡をくれる方もいて、「この仕事を選んでいてよかった」と心から思える瞬間でした。
もちろん、課題も尽きません。研修会場の選定、運営体制の見直し、アンケート結果の分析と改善など、考えることは山積みです。それでも、その分自分自身の成長も実感できるのが、この仕事の醍醐味だと感じています。
社会人になって一番大きく変わったのは、「視野の広さ」です。目の前の仕事だけでなく、組織や社会にどう貢献できるかを自然と考えるようになったのは、リーダーという立場を通して得た視点だと実感しています。
これからの挑戦:チームを導くリーダーとして
まずは、今期の離職率の改善に全力で取り組むとともに、はじめて部下を持つ立場として、マネジメントの学びにも向き合っています。まだまだ模索の日々ですが、チームの支えを力に、少しずつ前に進んでいるところです。
今後さらに力を入れたいのが「論理的に伝える力」。自分の考えや意図をきちんと言葉にすることで、相手も納得し、前向きに動いてもらえる。そんな“伝える力”を磨くことが、今の私にとっての成長テーマです。
将来的には、副部長が不在の人材開発部で、部長の右腕となれるような存在をめざしています。組織として、会社全体により大きな価値を提供できるような部門へと成長させていきたいと考えています。
ネオキャリアの魅力は、明るく前向きで、困っている人に自然と手を差し伸べる文化が根付いているところだと思います。誰かが頑張っていると、自然と応援の輪が広がっていく、そんな温かい風土があります。
だからこそ、一緒に働く方にも、明るく、素直で、感謝の気持ちを忘れない方に来ていただけたら嬉しいです。特別なスキルよりも、仲間やお客さまに対する誠実な姿勢。それこそが、この仕事において一番大切な資質だと思っています。
私たちと共に、前向きに学び合いながら成長していける方との出会いを、心から楽しみにしています。

