幼少期の“いい子”から、自分らしさを見つけるまで
私は小学生から中学生にかけて、親の仕事の都合でインドとシンガポールで生活していました。当時の私は控えめで真面目、出しゃばらずに周囲と調和することを大切にする、いわゆる『いい子』でした。とくに小学校低学年の頃は、先生の指示をしっかり守り、周囲に合わせて行動していたのを覚えています。
そんな私にとって、ひとつの転機となったのが、小学3年生の頃でした。男女問わず人気のある女の子の存在が、私の価値観を大きく揺さぶりました。「どうして彼女はみんなに好かれるのだろう?」と考えるようになり、観察していく中で、彼女が積極的に行動し、目立つことを恐れないタイプであることに気づいたのです。気がつけば私も『変わりたい』と思い、自分の見せ方を少しずつ工夫するようになっていました。
また、インド・シンガポールでの生活は、異なる文化や価値観の中での適応力を育む貴重な時間でした。異なる文化、言語、価値観の中で暮らす日々は、毎日が刺激の連続。『当たり前』が通用しない環境に身を置いたことで、柔軟な視野と対応力が自然と身に付いたと感じています。
就職活動を通じて見つけた、自分の進むべき道
大学では、食べることが好きだったことから栄養学を専攻し、将来的には食品メーカーに入社して食に関わる仕事に就きたいと考えていました。自分の 「やりたいこと」と「就職活動」を結びつけた選択でした。
ほかにも、大学生活ではサークル活動やアルバイトにも積極的に取り組みました。テニスサークルでは、新入生勧誘に力を入れていました。毎年、目標人数が決まっている中で、どうすれば他のサークルに興味を持っている学生に自分たちのサークルを選んでもらえるかを考え、「カルチャーフィット」の視点を意識にしながら活動していました。この経験は、今の採用業務と重なる部分が多いと感じています。
アルバイトでは飲食店で接客業を経験。 ホール業務を中心に担当しながら、スタッフ管理などマネージャー的な業務も任せてもらっていました。お客さまやスタッフとの関わりの中で磨かれた観察力と対応力は、今の仕事にも大きく役立っています。
就職活動では「市場価値を高められる環境かどうか」を重視していました。 仕事の難易度や成長のスピード、若手にも任される裁量の大きさに魅力を感じていた私は、1年目から多くの経験を積める企業を探していました。
一度は別の企業から内定をもらい、承諾までしていたのですが、内定者インターンを通じて「自分が求めているものとは違うかもしれない」と感じ、再び就職活動をスタートしました。大学4年の11月、再スタートのタイミングで出会ったのがネオキャリアでした。
説明会や面談で出会った先輩社員たちの姿を見て、「この人たちと一緒に働きたい」と強く感じたのを覚えています。そして、若手にも挑戦の機会がある環境、切磋琢磨できる仲間がいるという安心感が、最終的な決め手になりました。
数字の奥にある「人とのつながり」が、私の仕事の原動力
現在は、新卒採用担当として、採用目標に向けて幅広い業務に携わっています。媒体選定や母集団形成、インターンシップ企画、面談・面接対応など、学生との出会いから採用に至るまでの一連のプロセスを担当しています。
当初は営業部も希望していましたが、「採用のほうが向いているのではないか」と声をかけていただき、今のポジションに。現在は、東京エリアの営業職をメインに採用活動を行っております。
採用活動では、エントリー数や内定承諾率など、KPIが重視されますが、私が最も大切にしているのは、その数字の奥にある「人とのつながり」です。
とくに印象に残っているのは、月次の内定承諾者数で過去最高の成果を出せたときのことです。背景には、学生に対してこまめに連絡を取り続けたこと、自部署だけでなく他部署のメンバーにも協力をお願いし、部署を越えた連携を図ったこと。そして最後に、気になることがあった際は上司にすぐ相談し、客観的な視点を取り入れたこと——この3つの積み重ねが成果につながったのだと思います。
採用は決して一人で完結できる仕事ではありません。人との関わりの中で、気づきや学びが生まれ、そこから成果につながっていくのだと実感しています。
もちろん、順風満帆なことばかりではありませんでした。入社直後、同期の中で自分だけ成果が出ず、焦りや不安を感じていた時期もありました。頑張っているのに結果が出ない。自分はこの仕事に向いていないのではないか、組織に貢献できていないのではないか——そんなふうに悩み、心が追いつめられたこともありました。
さらに、信頼関係を築けていたと思っていた学生との連絡が突然途絶えたときは、自信を大きく失いかけました。自分では関係構築ができていたと思っていたのに…という悔しさと不安が一気に押し寄せたのです。そんなとき、勇気を出して当時の上司に自分の気持ちをすべて打ち明けたことで、初めて「弱い自分」を見せることができました。
上司は涙ながらに「成果が出ないのはあなたの責任ではなく、自分の責任」と語ってくれ、その言葉に心から救われました。そして、自分に合ったやり方を一緒に探してくれる姿勢が、私を大きく変えてくれたのです。
この経験を通じて、私は採用のゴールを「内定承諾」に置くのではなく、「学生が本当にやりたいことを実現できる場所かどうかを一緒に考える」ことへと視点をシフトしました。自社にただ寄せるのではなく、学生の未来に本気で向き合う。それが、今の私の採用スタンスです。
学生時代は、言われたことを100%こなすことが正解だと思っていました。でも今では、「この業務の目的は何か」『どうすればもっと良くなるか』 と自然と考え、提案・行動できるようになってきたと実感しています。
新卒採用のプロから、その先の「定着」へ。
今後の目標は、新卒採用のプロフェッショナルになることです。戦略設計の段階から関わり、企画・運用・振り返りまで一貫して担える存在をめざしています。同時に、自分のチームを持ち、メンバー全員がいきいきと働ける組織づくりにもチャレンジしたいと考えています。
また、将来的には、採用活動だけでなく「定着」の側面にも携わりたいと考えています。採用と定着は切り離せないテーマであり、入社後に活躍し続けられる環境を整えることが、本質的な価値提供につながると感じています。社員が「ここで働けてよかった」と思えるような組織づくりに貢献していきたいです。
挑戦を歓迎し、支え合える今の環境があるからこそ、私は自分の可能性を信じて前に進むことができています。これからも、「人と組織をつなぐ存在」として、誰かの未来にポジティブな影響を与えられるような仕事をしていきたいです。
最後に、これから仲間になる皆さんへ伝えたいことがあります。それは、「どうして?」という問いを大切にしてほしいということ。そして、その問いに向き合うことで見つけた“答え”を、次の行動につなげていってほしいと思います。
目的意識を持ち、自分の考えを持ちながらチームで協働を楽しめる人。そんな方と一緒に、これからの未来を築いていけたら嬉しいです。

