問い続けることが、思考の癖になった原体験
4人兄弟の次男として育った私は、幼い頃から兄と比較されることが多く、「どうすれば兄に勝てるか」「どうすれば自分をアピールできるか」を常に考えていました。また、理解できないことには納得できない性格で、算数の問題でも“なぜその答えになるのか”が分かるまで、何度も親に質問していた記憶があります。理由が明確なものには積極的に取り組める一方で、抽象的な表現の多い国語には苦手意識を持っていました。
小学校1年生から始めた野球には、大学2年まで打ち込み、学生生活の中心は常に野球でした。ところが大学2年のとき、コロナ禍により部活動やアルバイトが突然止まり、孤独な時間を過ごす中で、「このままでいいのか」と自問するようになりました。
目の前の状況を変えたい一心で、X(旧Twitter)を使って経営者たちにメッセージを送り、約100人にアプローチ。そのうちの1人とご縁があり、その方の紹介で参加した企業コミュニティを経て、完全歩合制の営業インターンに挑戦することになりました。そこで2年間、携帯の紹介営業に取り組み、成果に応じて報酬が決まるという厳しい環境に身を置いたのです。
これまで経験してきたアルバイトとはまったく異なり、「どれだけ時間を費やしても結果が出なければ報酬はゼロ」という現実に直面したことで、自然と自分の価値をどう高めるかを本気で考えるようになりました。この経験を通じて、「生産性を上げる」「効率的に動く」といった意識も強くなり、社会に出る前に“働くスタンス”が大きく変わったと実感しています。
3カ月も続かなかった過去のアルバイトと比べて、2年間継続できたこのインターンは、人生で初めて“本気で打ち込めた仕事”だったのかもしれません。
稼ぐことより、成長できる環境を
就職活動の初期には、M&Aや不動産業界にも興味を持っていました。収入の高さに魅力を感じていたからです。しかし、ある経営者から「お金を稼ぐ方法はいくらでもある。でも、将来どうなりたいかによって選ぶ道は変わる」という言葉をかけられたことで、私の価値観は大きく変わりました。
この言葉に背中を押され、“成長できる環境”を軸に就職先を選ぶようになりました。営業力を磨きたい、マネジメント経験を積みたい、新規事業にも挑戦したい。そんな想いを整理していく中で出会ったのが、ネオキャリアでした。
説明会や面談で出会った社員の皆さんは、若くして責任あるポジションに立ち、主体的に事業を動かしていました。その姿は、まさに自分がめざしたい将来像と重なっていたのです。最終的な決め手は、「この人たちと一緒に働きたい」と心から思えたことでした。
入社前の研修では、用意されたカリキュラムの中で全体1位を獲得。「どうすれば成果が出せるか」を考え抜き、先輩にも積極的に相談した結果でした。
配属先は希望していた営業ではなく、採用部門でした。実は当時のリクルーターから3度にわたって採用担当への誘いを受けていたのですが、最初は断っていました。そんな私の気持ちを動かしたのは、「“坂本ジュニア”と呼ばれるような、志を共にする人材を採用していくほうが、社会に大きなインパクトを与えられる」という言葉でした。そのとき、自分の将来像と重なる部分を感じ、この道に挑戦することを決めました。
2年目で過去最高の実績。伝える力は“聞く力”から
現在は新卒採用担当として、説明会の運営、面談・面接、施策の企画などに携わっています。面談や面接では、1日10人以上と向き合う日も珍しくありません。
特に体育会系出身という背景もあり、同じような学生とのコミュニケーションを任されることが多いです。自身の経験を活かしながら、相手の性格や背景に寄り添った対話を心がけています。
中でも誇りに思っているのは、入社2年目で設定された採用枠に対し、高い充足率を達成し、過去最高の採用数を実現できたことです。うまくいかなかったときも試行錯誤をやめず、学生に真摯に向き合い続けた結果が、実を結んだと感じています。
最近では「話がわかりやすい」と学生から言っていただけることも増えました。それは、“伝える前にしっかり聞く”という意識を持つようになったからだと思います。新卒採用というフィールドにおいて、伝える力を育むには、“相手の視点”を持つことが何より大切だと日々実感しています。
キャリア教育という未来と、その先にあるビジョン
今後の短期的な目標は、採用戦略の上流から関わり、“ネオキャリア”というブランドをより強く育てることに取り組んでいきたいです。その上で、いずれは就活人気ランキングにも名前が挙がるような企業にしていきたいという想いを抱いています。
もう一つ、中長期的な目標として温めているのが教育分野での挑戦です。特に小学生や中学生を対象としたキャリア教育に携わりたいという思いが強くあるので、小中学生を対象にした講演活動などを通じて、「より良い人材を社会に送り出す」取り組みにもチャレンジしたいと考えています。
ネオキャリアで働く中で強く感じているのは、一人ひとりの成長に本気で向き合ってくれる環境があるということです。私自身、さまざまな経験を通じて成長できていることを日々実感しています。
これから入社を考えている方に伝えたい大切なポイントは、明確なビジョンを持ち、その実現に向けて自らプロセスをしっかりと設計できる人が活躍できるということです。そして、何よりも「ブレずに挑戦し続ける姿勢」が大切だということです。
これまでの経験から実感しているのは、当社には“挑戦の機会”と“成長を支援する環境”が確かにあるということ。私もまだまだ成長の途中ですが、同じ志を持つ方々と共に、より良い未来を築いていきたい。そして、いつか教育分野での新たな挑戦を、この環境の中で実現できると信じています。

