空間への想いと、温かさに触れた就職活動の日々
大学では文学部で社会学や中国語の勉強に力を入れ、1カ月間の中国への短期語学留学も経験。遠距離通学で時間のやりくりは大変でしたが、 勉強やアカペラサークルの活動、駅ナカ商業施設での接客アルバイトの両立を頑張りました。 この学生生活で、ホスピタリティ・粘り強さ・タイムマネジメント力を培ったと思います。
元々ディスプレイや内装に興味があり、心地よい空間づくりをしてみたいと思っていました。加えて、アルバイト先の照明やお店の配置、動線といった空間そのものが、人々の心に影響を及ぼしていることを痛感したんです。「ここ、なんか好きだな」「落ち着くな」と感じる時、人は周囲の環境を意識するしないに関わらず、場の雰囲気を繊細に感じ取っている。そう気づいた時、空間デザインの魅力に引き込まれていきました。
そこで就職活動では「空間づくりに携われること」を軸に、幅広い企業を見ていました。ただ、建築学科やデザイン系の学校を出ていない私にとって、現実は厳しいものでした。自分の甘さが招いた結果ではありますが、面接で思うような結果が得られず、自信を喪失して軸が揺らいでしまったこともありました。
そんな中、友人と参加した合同説明会で、小泉の会社紹介の漫画を手に取りました。信頼と実績の長い歴史がある企業で、人々の心地よい住環境づくりに携われる。私の就活軸とリンクしていると感じました。何より、1対1の人物重視の面接でじっくり話を聞いてくれたことが印象的でした。他社面接での辛い経験があったからこそ、目の前の1人を大切にしている温かみを強く感じたんです。この温かさと、自分の軸となる空間づくりへの想いが重なり、入社を決めました。
宿泊研修と同期の絆、そしてデジタル化の波
入社後、まず待っていたのは1カ月間の宿泊研修でした。会社全体のことや社内でよく使う用語など、業務に必要な知識を網羅的に学べる充実した期間となりました。配属後~入社7年目までコンスタントに研修が開催されており、同期同士で再会し交流を深められる貴重な場となっています。(※筆者体験当時のエピソード。現在の研修体系と異なる場合があります)
研修後、本社の建設事業本部 管理Gに配属され、現在もこの部署で働いています。具体的には、注文書管理や請求書作成、支払業務、社員の経費精算書類のチェックなど、事業をスムーズに進めるための業務を担っています。主に住環境の給排水施工を担当する住宅設備事業部、高級キッチン販売やホテルのバス空間づくり等に携わるエンジニアリング事業部を束ねる部署で、結果として就職活動の軸であった「心地よい空間づくり」に間接的に関わることができています。
入社当初は紙仕事が多く少々古い業界のように感じていましたが、ここ数年でデジタルツールがどんどん発達し、業務効率化が着実に進んでいることを実感しています。伝統的な業界でありながらも、新しい技術を積極的に取り入れる姿勢に、良い意味でのギャップを感じました。
業務効率化へのこだわりと、失敗から学んだコミュニケーションの大切さ
2026年で入社7年が経ち、現在は主任として働いています。主任としての役割を果たす中で、特に力を入れているのが業務の効率化です。非効率と感じた業務を洗い出し、どうすれば効率的に出来るか業務フローを見直したり、Excelで新フォーマットの試行錯誤を重ねました。結果、作業時間の短縮を実現することができ、「助かった」と社内で言って頂いた時は大きなやりがいを感じました。 まだまだ業務改善の伸びしろがあるので、この経験で得た知識を他の業務にも応用していきたいと思っています。
一方で、失敗から学んだこともあります。輸入費用の海外送金業務で、送金が遅れてしまい先方から催促されてしまったことがありました。指示待ち状態で社内での意思疎通が上手く図れておらず、複雑な手続きも重なり送金遅延を招いてしまったのです。この経験から、仕事は受け身にならず、情報の確認と追跡を怠らないことの重要性を学びました。今でも、様々な業務において細かくリマインドを入れることを心がけています。
これまでの経験を踏まえ、仕事で大切にしているのは「自分の業務の先には必ず待っている人がいる」という意識です。優先順位を固定しすぎず、状況に応じて臨機応変に対応しながら、最短・最善の順番で業務を流すことが私のミッションだと思っています。学生時代と比べて、目の前の業務を順序立てて効率よく遂行できるようになり、イレギュラーが発生しても混乱せずに対応できるようになったことが、自身の成長だと感じています。
デジタル化を先導し、未来を切り拓いていきたい
短期的には、入社後に取得した日商簿記検定3級・2級の知識を活かして、「数字を理解して生かす」ことのできる業務に挑戦していきたいです。数字から見える事業の実態を把握し、的確な判断に繋げられる力を身につけたいですね。
中長期的には、当部署のデジタル化を推進するポジションを目指しています。建設業界はまだ古いイメージがありますが、デジタルツールを駆使しなければ今後淘汰されてしまうのが現実です。実際、取引先とのやり取りも徐々に電子化が進んでいます。そこで私は、分かりやすく効率的なルール開設やツールの選択を先導できる存在になりたいと思っています。そのためには変革を恐れない積極的な業務改善マインドが必要です。効率化できるフォーマットの作成、新しいツールの調査から選定、そして社内への浸透まで、着実にステップを踏んでいきたいと考えています。
最後に、就職活動中の皆さまへ。
当社は住宅設備の総合商社として、お客様の快適な住環境づくりに貢献し、縁の下の力持ちになれる会社です。また、創立80周年を迎えた老舗企業ということもあり、その安定感は抜群です。学び続ける謙虚な姿勢を忘れずに、良好なコミュニケーションが取れる方を歓迎します。
そして、心構えについて。自分の興味・関心というのは、自分の中の「種」です。それが育つか、花開くかは誰にも分かりませんが、自分の心が少しでも動いたなら、その感覚を大切にして自信を持って就職活動に臨んで頂けたらと思います。
皆さまと一緒に働ける日を楽しみにしています。

