学生時代の経験から、「楽しみながら学べる」を目指して漢検へ
大学では、情報理工学部でハードウェアからソフトウェアまで情報分野を幅広く学びました。特にプログラミングに興味を持ち、研究室では「ユーザの誤答から問題を推薦する手書き漢字学習システム」というテーマで取り組み、情報処理学会の全国大会で論文発表を行うという貴重な経験もさせていただきました。また、所属していた研究室の活動として地域の小中学生を対象にした「"Scratch"を用いたプログラミングワークショップ」のサポーターとしても精力的に参加しました。子どもたちが自由な発想をもって楽しそうにゲームを作る姿を見て、楽しみながら学べるコンテンツの価値を強く実感しました。
勉強以外では、スマホのゲームアプリ開発に挑戦しました。書籍やWebサイトを参考にしながら開発を行い、現在は4つのアプリをリリースしています。自分の作ったものを他の方に遊んでもらえるのは大変嬉しく、社会人となった今でも開発を続けています。
就職活動では、高校生の頃から漠然と面白いゲームを作ってみたいという想いがあり、最初はゲーム業界を中心に探していました。しかし、学生時代のプログラミングワークショップで得られた、『ただ楽しいだけではなく、楽しみながらも何か「学び」となるものを作りたい』という想いが、 私の就職活動の軸を明確にしてくれました。
そんな中で出会ったのが漢検協会でした。最初は「漢検」を運営している会社という印象でしたが、採用HPを見ていくうちに、「いちまると旅しよう!しりもじ漢検」といった漢字学習アプリをリリースしていたり、漢字に関する研究を行っていたりと自身の経験が活かせる環境だと感じました。また、私自身、小学生の頃から漢字が好きで、学生時代に漢検準1級を取得しました。学生時代に学んだ情報分野と漢字への興味、そして他の方にも楽しみながら「漢字」を学んでもらいたいという想いから、漢検協会へ入社を決めました。
各部署での研修から情報システム部へ配属
入社後の研修は、約2か月間にわたり、各部署を回りながら実際の業務内容の説明を受けたり、一部業務を体験させてもらったりと、組織全体としての仕事を感じることができました。さまざまな部署の業務を見ていく中で、自分が今後どのような仕事に携わりたいのか、じっくりと考える機会にもなりました。
研修の中で、大学での研究や学びが活かせる部署は研究開発部だと考え、研究開発部への配属を希望していました。研修後、情報システム部へ配属することになりました。配属当初は、情報システム部というと、既存のシステムの保守や運用が中心というイメージを持っていた部分がありました。 そのため、私は学生時代の経験をどのような形で仕事に活かすことができるか正直なところ想像しきれていませんでした。
しかし実際には、情報システム部はさまざまなことに挑戦できる環境があり、自分の経験やスキルを活かせる組織だと感じました。当初の希望部署とは違いましたが、自身の経験が活かせる開発業務を担当させてもらえたことは、組織にも貢献できていると感じ、大変嬉しかったです。
Webプログラミングから広がる技術への興味と成長の日々
現在、私は情報システム部で主にフロントエンド(WebサイトやWebアプリケーションにおけるユーザが直接触れる部分)の開発業務を担当しています。また、他部署の業務を支援するツールの開発や、業務で使用するサービスのアカウントや権限管理といった、システム運用に関わる業務も担当しています。
この仕事で特にやりがいを感じているのは、さまざまな開発業務を担当させてもらえることで、新しい知識や技術が次々と身に付いていく点です。学んだことがすぐに実務で活かせる環境は、大きな成長を実感できる場だと思います。また、個人でのアプリ開発経験から、アプリ開発のご相談をいただいたときは、大変嬉しく思い、自身のスキルや経験が認められ、挑戦できる機会をいただけたことは、大きな自信にもつながりました。
しかし、入社当初はWebの開発経験がなかったため、うまく実装できないことが多々ありました。想定通りに動かない、エラーの原因が分からないといった壁に何度もぶつかりました。しかし、同じ部署の先輩にアドバイスを貰ったり、調べたりしていく中で、基礎的な知識が徐々に身に付いたように感じています。
また、学生時代と比べて、幅広い分野に興味を持てるようになったことも成長した点だと感じています。大学時代は、クライアントサイドの開発に興味を持っていましたが、協会での業務を通して、セキュリティの面やデータ周り、ネットワーク関連など、サーバサイドの分野にも興味を持つようになりました。視野が広がり、技術者としての可能性も広がっていると実感しています。
これからの目標と、学びを伝える仲間への期待
現在はフロントエンドの開発をメインで担当していますが、短期的な目標として、バックエンドの開発にも挑戦したいと考えています。フロントエンドとバックエンドの両方の知識を身に付けることで、システム全体を俯瞰的に捉えられるようになることで、開発業務をより深く理解できるようになると感じています。そして中長期的には、フロントエンド・バックエンドの両面から開発業務をリードしていけるような存在になりたいと思っています。
また、開発業務をリードしていく上で、技術的なスキルだけでなく、他部署と協働して進めていくことが多いことからも、適切なコミュニケーションであったり、タスクやスケジュール管理といった業務を円滑に進めるためのスキルを身に付けていきたいと考えています。技術力とマネジメント力の両輪を回せるようになることが、これからの私の目標です。
社会人になってから、自身のスキルアップに限らず、仕事の進め方含めて、謙虚に学び続けることがより一層重要だと感じております。そのため、学ぶことを怠らず、新しいことにチャレンジできる方に是非ジョインしてもらいたいです。情報システム部では、DXを積極的に推進しており、部署を横断して新しいことに取り組んでいます。教育や学びという社会的意義のある事業の中で、ITスキルを磨きながら新しいことにチャレンジできる、そんな環境で一緒に働ける仲間を心待ちにしています。
