「攻め」と「守り」で部門を支える~縁の下の力持ちとしての誇り~
私たちの部署は、メディア・エンタテインメント事業部門において「攻め」と「守り」の両面から事業を支える役割を担っています。「攻め」の面では、部門全体の戦略立案や事業計画の策定を通じて会社の成長を推進しています。具体的には、新規ビジネスの創出支援や資本提携、M&Aなど、さまざまな形で事業拡大のサポートを行っています。
一方で私が所属している「守り」のチームでは、部門内の人事・管理・総務などのコーポレート領域を担当しています。チームリーダーとして5名のメンバーと共に、部門内の社員が円滑に業務を遂行できるようサポートを行うことが私たちの使命です。
チームメンバーは全員がJ:COMへの新卒入社で、入社2年目から10年目までの若手社員で構成されています。とくに特徴的なのは、メンバー全員がエンタメが大好きという点です。映画やアニメ、スポーツ、アイドルなど、それぞれが異なるジャンルに強い関心を持っており、時には業務の打ち合わせ中でも好きなコンテンツの話で盛り上がってしまうことがあります。
私たちの業務は多岐にわたります。新卒採用・中途採用、社員の異動調整といった人事業務はもちろんのこと、グループ会社や関連部署と管理・総務・リスクマネジメントといったコーポレート業務に関する調整も重要な役割です。とくに管理・総務業務については、部門を横断して私たちのチームが取りまとめを行うことで、より効率的な運営を実現しています。
「縁の下の力持ち」という言葉がありますが、まさに私たちはその役割を担っているといえます。部門内の各部署やグループ会社に対してさまざまなお願いをすることもあれば、逆にお願いされることも多くあります。しかし、「部門内の人が働きやすくするためにわれわれは働いている」という意識を常に持ち続け、日々の業務に取り組んでいます。
具体的な目標としては、部門内のコンプライアンス違反をゼロにすることを掲げています。ハラスメントや法令違反の撲滅を通じて、社員が安心して働ける環境づくりに励んでいます。また、アスミック・エースやチャンネル銀河、JSPORTS、ゴルフネットワーク、J:COM BSなど、さまざまなエンタメ系・スポーツ系のグループ会社との連携も私たちの重要な役割です。
チームメンバーの多くが入社後の初配属でこの部署に来ているため、まずは各自が興味を持っている領域から業務理解を深めてもらうようにしています。そして、年次を重ねるにつれて、徐々に視野を広げ、さまざまな領域に対応できる人財へと成長してもらうことを意識しています。
挑戦と成長の軌跡 ~10年の時を経て~
メディア・エンタテインメント事業部門には3つの本部と9つのグループ会社があり、私たちのチームは部門全体の管理統括機能の強化やグループ会社とJ:COMとの橋渡し的な役割を担っています。私自身は入社2年目から4年目までこの部署に在籍し、その後さまざまな部署を経験して、2023年に約10年ぶりに戻ってくることになりました。
最初にこの部署に異動してきたときのことは、今でも鮮明に覚えています。メディア事業領域の業務に関わりたいという思いを持って入社したこともあり、異動の打診を受けたときはとてもうれしく感じました。しかし、実際に業務を始めてみると、それまでのカスタマーセンターとはまったく異なる環境や、管理系業務の奥深さに戸惑う日々を過ごしていました。
とくに印象に残っているのは、入社2~3年目という若手の時期に経験したアスミック・エースのグループ会社化プロジェクトです。元々映画が好きだった私にとって、アスミック・エースがJ:COMグループに加わるというニュースは胸が躍るものでした。しかし、グループ化に伴う規程の改訂や事業所の引っ越しなど、想像以上に多くの業務が発生し、かなり刺激的な日々を送ることになりました。若手という立場でありながら、統合プロジェクトに関われたことは、今でも私の大切な財産となっています。
そして2023年、約10年ぶりに「ホーム」とも呼べるこの部署に戻ってきました。戻ってきたときは懐かしさを感じましたが、いなかった10年の間に部署の機能も進化し、以前の管理系業務に加えて部門人事としての役割が強化されていました。
その中でとくに印象深いのは、オープンカンパニーの企画・運営です。エンタメやスポーツを志望する学生に向けて、「コンテンツビジネス」という観点をどのように伝えるか、上司と何度も議論を重ねました。とくに工夫したのは、現場の社員に積極的に関わってもらうことです。座談会への参加や、学生のグループワークへのフィードバックなど、現場の生の声を届けることで、より実践的な内容を提供することができました。
10年という時を経て、グループ会社の数も増え、私たちの役割も変化してきました。しかし、各部署のカウンターパートの方々は10年前と変わらない方も多く、思っていたよりもブランクを感じることなく業務に取り組むことができています。以前は若手として育てていただいた立場でしたが、今度は自分が部門の皆さんに恩返しができればと思いながら、日々の業務に取り組んでいます。
マネジメントの醍醐味とやりがい - メンバーの成長を見守る喜び
社会人として初めて配属されるメンバーが多い私のチームでは、日々、メンバーの成長を実感できることが大きな喜びとなっています。配属された当初は、スポンジのようにさまざまなことを吸収していく姿を見ることができ、逆に私が刺激を受けることも多々あります。そして、社会人としての基礎が身についてきた後は、私が指示を出す前に先回りして報告をしてくれたり、他部署の担当者と直接交渉して話をまとめてきたりと、かゆいところに手が届くような対応ができるようになっていきます。そうした姿を見るたびに、頼もしさとうれしさを感じています。
メンバーの成長をサポートする上で、最も重視しているのは定期的な1on1ミーティングです。オープンなコミュニケーションを心がけ、些細なことでも相談しやすい環境づくりを意識しています。困りごとがあれば、一緒に解決策を考えたり、アドバイスをしたりしています。ただし、あまり細かい指示は出さないようにしています。『あれやった?』『これやった?』といった確認は必要最小限にとどめ、自発的な報告・連絡・相談ができる人財に成長してほしいと考えているからです。
チーム内のコミュニケーションを活性化させるために、とくに気を付けているのは雑談の時間です。エンタメやスポーツが好きなメンバーが多いので、顔を合わせた際には関連した話題で盛り上がることが多いです。その際、メンバーの話を無理に聞き出すのではなく、自分自身の話もするように心がけています。自己開示も大切だと考えているからです。
また、年齢の離れたメンバー同士でも遠慮なく意見を言い合える雰囲気づくりを心がけています。それぞれの個性や興味の領域、強みや課題を意識しながら業務を分担し、強みをさらに伸ばしつつ、課題は克服できるようなサポートを心がけています。
私たちの仕事は、一見華やかに見える「メディア」、「エンタメ」という領域に属していますが、実際の業務は地道な積み重ねの連続です。それでも、自分が少しでも携わった映画やコンテンツが世に出ていく瞬間を見るとき、大きなやりがいとモチベーションを感じます。自身のやりがいという観点では、自分が採用・育成に関わった新卒社員が配属部署で活躍している姿を見ると、この上ない喜びを感じます。
時には想定外の「無茶ぶり」に対応しなければならないこともあります。そんな時は、部門内外の関係部署の方々と粘り強く調整やネゴシエーションを重ね、最善の形で着地できるよう努めています。そうして課題を解決し、「ありがとう」という言葉をいただけた時は、大きなモチベーションになります。地道な努力の積み重ねが、確かな成果として実を結ぶ瞬間を実感できる。それこそが、私たちの仕事の醍醐味だと感じています。
未来への展望:「守りつつ攻める」組織を目指して
私たちの部門には、今後取り組むべき課題がいくつかあります。まず、コーポレート領域におけるリスク管理の強化や、最適な人財配置、効率的な運営管理などの課題に一つ一つ取り組んでいく必要があります。とくにリスク管理については、コンプライアンス違反の根本的な原因はコミュニケーション不足にあると考えています。そのため、今後はグループワーク形式の研修を取り入れ、座学やe-learningだけでなく、実践的なアウトプットの機会を設けていきたいと考えています。
また、部門内外の社員に信頼され、なんでも相談してもらえるチームを目指していきたいと思います。現在はテレワークを併用しているため、対面でのコミュニケーションの機会は限られていますが、チャットなどを活用して活発なコミュニケーションを心がけています。メンバー同士も相談し合える関係性を築けているので、この良好なコミュニケーションの質と量を維持していきたいと考えています。
チームのメンバーには、メディア・エンタメ領域について、自分の興味のある領域だけでなく、広い視野を持ってもらいたいと思っています。そのために、部門長と各本部・各社との定例ミーティングへの参加機会を設け、担当制でトピックスを室内で共有する取り組みを行っています。新卒採用活動では、メディア・エンタメ領域の概要を自分の言葉で説明する機会を設けたり、部門全体の会議の議事録作成を通じて理解を深めてもらったりしています。
今後の私たちの部門の成長において、大きな課題となるのが日本の人口減少と可処分時間の制限です。その中で、J:COMグループが提供するメディア・エンタメをいかにして見ていただけるか、部門の社員全員で知恵を絞っていく必要があります。私たちは「守り」の立場として、メディア・エンタメ領域の成長に貢献していきたいと考えていますが、「攻め」と「守り」はどちらか一方だけでは成長できません。今以上に「守りつつ攻める」ができる組織を目指していきたいと思います。
このような目標に向かって共に歩んでいける仲間として、エンタメやスポーツ等の「コンテンツ愛」がある人に是非ジョインしてほしいと思います。仕事にはさまざまな困難がありますが、好きなことが仕事であることで乗り越えられることも多いと思います。また、業務上必要となる交渉力や巻き込み力は、配属後に徐々に身につけていけるものだと考えていますので、明るさ・元気さ・素直さを持っている方に是非入社していただきたいと思っています。私たちと一緒に、メディア・エンタメ領域の未来を創っていける方をお待ちしています。

