コロナ禍で物流の重要性を実感し、生活に不可欠なJALカーゴサービスを志望
学生時代、私は地理学を専攻し、世界各地で頻発する自然災害について研究しました。特に注力していたのは、水害についてです。この研究テーマを選んだきっかけは、高校生の頃に自分の地元が洪水によって被災した経験にあります。あの時目の当たりにした光景は、私の心に深く刻まれました。大学で学んだ知識で地域に貢献したい──そんな思いを胸に研究に打ち込んでいました。また、実は高校時代はカヌー部に所属し、インターハイや国体にも出場しました。水と触れ合うスポーツをやっていたからこそ、水に関する研究に自然と惹かれたのだと思います。
私が就職活動を始めた時期は、コロナウイルスの蔓延と重なっていました。人々の生活が制限され、あらゆる経済活動が停滞する中で、物流だけは止まることなく動き続けているとニュースで知りました。その姿を見て、「人々の生活を支える仕事がしたい」という就活の軸が自然と定まっていきました。そして、小さい頃からの憧れもあって、航空業界を志望することに決めたのです。同時に、大学で研究していた自然災害の知識を何らかの形で活かせる仕事はないか、とも考えていました。
当初はJALカーゴサービスに対して、「硬い雰囲気の会社」というイメージを持っていましたが、入社を決めた最大の理由は人の温かさでした。総務部の方の雰囲気が明るく、職場見学に行った際に社員の方々も明るく楽しそうに働いている姿を見て、「ここなら安心して働けそうだ」と心から思えたのです。入社前に抱いていた硬いイメージは、いい意味で壊されました。そして何より、「人々の生活において欠かせない仕事をしている」という点が、私の就活軸と完全に合致し、入社の決め手となりました。
JALグループの研修から現場へ、そして感じた温かな職場環境
入社後、まずJALグループ全体での新入社員研修がありました。ここでは社会人としての心構えや、JALグループの一員として大切にすべき価値観を学びました。学生から社会人への意識の切り替えを促すこの研修は、航空業界で働く上での基礎となる大切な時間だったと思います。
その後、各会社に分かれて専門的な研修が始まりました。JALカーゴサービスでは、航空貨物を扱う上で欠かせない危険物の取り扱いについての研修を受けました。航空輸送において危険物の知識は非常に重要で、安全運航の根幹を支える部分です。座学だけでなく、実際に貨物を扱う現場に出て、貨物の積み付けを行う実践的な研修もありました。現場の空気を肌で感じながら、実際の作業を体験することで、この仕事の責任の重さとやりがいを実感することができました。
私は現在、受託外国社(当社に空港ハンドリング業務を委託している海外の航空会社)の出発便における輸出業務を担当しています。主な仕事は貨物の積み付けプランの作成と、積み付けられた貨物の計量結果をもとに航空機のバランスを組む部門への情報通知です。安全運航を第一に、定時運航に努めることが私たちのミッションであり、フライト全体の進捗を把握し、安全運航に貢献することが私の役割です。
この仕事を通じて、航空貨物輸送の現場を支える責任の大きさを日々実感しています。私の所属している部署は年齢に関係なく社員同士の仲が良く、元気な声が飛び交っています。わからないことがあれば先輩方がすぐにサポートしてくれる環境であり、非常に仕事を進めやすいと感じています。
安全な離陸は仕事の成果。成功も失敗も糧に、さらなる成長を続ける
この仕事で最もやりがいを感じた瞬間は、特殊な形状や重い貨物の積み付けプランを作成し、実際に積み付けを無事に終わらせることができたときです。自分の担当便が目の前を飛び立っていく光景を見たとき、大きな達成感を覚えました。航空機が安全に離陸する瞬間は、自分の仕事が実を結んだ証であり、この仕事の醍醐味だと感じています。
一方で、失敗から学んだこともたくさんあります。積み付けプランを作成した際、実際に積み付けする現場の方にとって理解しにくいプランになってしまい、叱責を受けたことがあります。自分の考えと相手の認識が一致していないことを痛感した経験から、第三者にも理解しやすいプランを作ろうと、強く意識するようになりました。また、重い貨物を積み付ける際には、重量の一点集中を避けるために、資材を使用して重量を分散させる計算が必要で、この点でも苦労を重ねました。
チーム内では、業務の自動化・効率化を目的としたBPR活動にも取り組んでいます。貨物の積み付けで使用した資材のデータを抽出し、請求書を自動で作成できるようにするなど、無駄な時間や労力を削減する工夫をしています。この取り組みにより業務が効率化され、ほかの仕事に割く時間が増えました。
仕事を通して日々成長を実感していますが、学生時代と比べて忍耐強くなったと感じます。また、定量的な視点を持って、物事を論理的に捉えられるようになりました。 また、外国籍の方とも仕事をする機会が多く、コミュニケーション能力も向上しました。日本語で伝わりにくい指示については母国語を用い、簡単で理解しやすい指示をするように心掛けています。
貨物の知識を深め羽田や海外へ。安全第一にJALCARGOを盛り上げる
今後の短期的な目標としては、まず貨物便を担当してみたいと考えています。現在は旅客便のみを担当していますが、貨物便はより多くの特殊貨物の取り扱いがあり、さらに高度な知識が求められます。これに挑戦することで自分のスキルを高めていき、もっと多くの便を担当できるようになりたいと思っています。そのためには、貨物のことを深く知り、特殊な積み付け方法などの知識を先輩方から学んでいく必要があります。一つ一つの仕事を丁寧にこなしながら、着実に経験を積み重ねていきたいです。
中長期的には、成田空港にとどまらず、さまざまな環境──具体的には羽田空港や海外の拠点でも経験を積みたいと考えています。異なる環境で働くことで、より広い視野を持ち、成長していきたいです。また、今後成田空港外にも大規模な国際物流拠点ができる予定であり、最先端の施設が誕生します。そうした新しい環境で働けることも、この会社の大きな魅力だと感じています。
私が仕事をする上で大切にしているのは、何よりも安全運航を第一に考えることです。航空貨物は世界と日本をつなぐ重要な役割を担っており、一つのミスが大きな影響を及ぼす可能性があります。だからこそ、常に安全を意識しながら、丁寧に業務に取り組んでいきたいと思っています。
JALカーゴサービスを志望する皆さまには、ぜひ自分から物事にチャレンジする姿勢を持ってほしいです。そして、一緒に職場の雰囲気を盛り上げながら、JALCARGOをさらに成長させていきたいと思っています。JALフィロソフィに共感し、世界と日本をつなげて社会に貢献したいという想いを持った方と、これから一緒に働けることを楽しみにしています。

